スーパーに行ったら、生のパイナップルが山積みされてたんです。
意外と安いんですよ。
昔、まだ子供の頃に買ってた時って、1000円ぐらいしてません?
値段は記憶にないんですが、高かったような気がします。
パイナップルって、子供の頃は頻繁に食べられるフルーツではなくて、お見舞いとか供養の果物の詰め合わせの中にパイナップルが入ってて、それをもらって食べてたぐらいです。
しかも、昔のパイナップルはすっぱかった。
生パインって、酸っぱいイメージしかないんですよね。
おいしかったのは、沖縄に旅行に行ったとき、食べたパインぐらいでしょうか。
あと、輪切りパイン型のアイスはおいしかったですね。
近所のお菓子屋さんのアイス冷凍ケースには、あの輪切りパインが大量に入ってて、夏休みはあのパインがちょっとしたご褒美でした。
20円か、30円だったと思いますよ。
アイスが20円? いつの時代?
一応、これでもれっきとした戦後ですし、前回の東京オリンピックの後ですけど?
スーパーで売られてたパイナップルは、葉がついてるパインと、葉をカットしてるパインがありました。
もちろん買うのは、葉がついたパイナップル。
買う一番の目的は、食べるのではなくて、育てる為です。
だから、葉をカットしてる方ではなく、葉付きのパイナップルの方です。
何故か、葉付きは198円で、葉をカットしてる方は100円高くて298円でした。
葉をカットしてる方が値段が高いのは、手間賃や人件費がかかってるってことでしょうか?
コスパ的にも、葉付きの方が断然いいですよね。
植物好きなら、絶対に葉付きパイナップルを買うべきです。
だから、葉付きの方を買ってください。
一緒に付いてる葉って、カットした後にどうします?
これを育てるんです。
昔、一度だけ生パイナップルの葉を土に置いてたら、根が出て、葉が増えて…と育ったことがあるんです。
しかし、実がなるまではいきませんでした。
うまく育てれば、再びパイナップルの実がなるそうなんですね。
実がつかなくても、葉が十分観葉植物として楽しめます。
観葉植物には、ネオレゲリアやクリプタンサス、グズマニア、エクメアなど、たくさんのパイナップル科の植物がございます。
なら、本来のパイナップルも十分観葉植物として観賞でき、いけるんではないかと思いません?
だけど、「育てるとなると…」「パイナップルを根付かせるのは意外と難しいんでは?…」なんて思ってしまいますが、それが意外と簡単なんです。
今年は、パイナップルを育ててみますよ。
その前に… 食べましょう。
育てる目的で買っても、実を捨てるわけにはいきません。
せっかくの生パイン、食べなきゃもったいないです。
パイナップルの皮の色がまだ青々して熟してないように見えるし、見るからに硬そうだし、肝心の中身はすごく酸っぱいパインでは?って思ってしまいますが、これが意外と甘いんです。
えぐみとか、とげとげしさとか一切ないんですよね。
最近のパインは品種改良、もしくは収穫後に高糖度になるように品質管理されてるんでしょうか?
シロップに漬け込んでない?ってぐらいめっちゃ甘いんです。
実の硬さも、筋張ったりヘンな繊維は一切なく、ちょうど食べやすい柔らかさ。
それでは、食べるために、まずはカットしましょう。
無精だから、まな板は使いません。
まな板がない家?
いやいやいや… ありますよ。
後で洗うのが面倒だから…
ゴツイパイナップルをまな板なしでカットする… 相当な無精者ですよね!?
1.まずくし形に包丁を入れて…
2.1/6ほど切り離します。
3.この部分は捨てないでください、一番大事な部分ですので。
4.中央付近にある部分が繊維が多く硬いので、ここは水平方向に包丁を入れ、取り除きます。
5.皮と実を切り離しますが、あまり薄いと固いせんしが残り、厚いとおいしい部分がなくなっちゃうので、厚さ5ミリほどで。 それは個体別で違いますので、カットした時の自己判断でお願いします。
6.あとは、一口サイズにカットして…
7.これで終了。1枚の皿と包丁1本でできました。
8.ヨーグルトにグラノラとパインを入れて、朝食完成! ヨーグルトも器なし? 洗うのが面倒なんで… 天下の無精者? ずぼらの極みですね?
さて、残ったこの部分は…?
ここが一番大事なんです!
ここが欲しいがために、スーパーでパイナップルを買ったんですから。
ここを乾かして、パイナップル栽培を始めます。
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パイナップルの詳しい植え方、栽培方法は、次のブログへ…