ペペロミア軍団 対 サンセベリア軍団に囲まれて、アマガエルの天賀絵琉子ちゃんが一人運動会!? 棒倒しをやってますけど??【oyageeの植物観察日記】

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ここには、2つの種類の植物を置いてます。

手前の方はペペロミアです。

他の場所にもまだありますが、8種類ほどあるので「ペペロミア軍団」ということにしておきましょう。

ここのペペロミアは、先日植え替えたばかりなんですけど、植え替え時のブログはまだ更新していません。

時間がある時にでも更新しようかと…

そして、奥にはサンセベリアを数鉢置いてます。

ここには6種類があり、こちらは「サンセベリア軍団」です。

さて、問題です。

ペペロミアとサンセベリア、2つの共通点は?

答えは?

観葉植物の本にも、多肉植物の本にも紹介されてます。

これって、意外と不思議に思いません?

ペペロミアもサンセベリアも、「多肉植物なの? 観葉植物なの? どっちなの?」って思いませんか?

これ、ずぅーーーと気になってたんですよ。

全部が全部の本ではないですけど、結構な頻度でペペロミアもサンセベリアも、両方の本で紹介されてるんです。

そして、もう1つ問題です。

観葉植物本、多肉本、両方に載ってるという以外に、この2つにはもう一つ別の共通点があります。

さて、なんでしょう?

それは…

「ペペロミアもサンセベリアも、葉に水を貯めることができる」

ということは、やはり多肉植物の部類にもなるんですよね…

多肉植物というのは、「葉、茎、根、根元など、個体のいずれかの部分に貯水できる性質を持つ植物」の総称です。

だから、ペペロミアもサンセベリアも、多肉植物と呼んでも間違えではないようです。

貯水できる植物なら、水をそれほど欲しがらない植物ということです。

ペペロミアも、サンセベリアも、鉢から抜き、すぐに土に植えなくてそのまま放っておいても大丈夫。

植え替え時に、すぐに水やりしなくても大丈夫。

水切れで鉢土がからっからになっても、慌てて水やりしなくても大丈夫。

これまで育ててきた経験上、こういうことが言えるんです。

この2種類は、似てるんですよね…

さらにもう1つ、共通点があったんです!

この2つ、観葉植物として考えてみたら… 観葉植物なのに、なんと「葉挿し」ができちゃうんです!!

ポトスやアイビーなどの観葉植物を増やすのなら、普通は茎挿しや株分けですよね?

ペペロミアも、サンセベリアも、「株分けの他に”葉挿し”で増やせる」と書いてました。

しかし、問題があるんです…

ペペロミアは、これまで葉挿しができる品種と出逢ったことがありません。

以前、ニパドラと言うドロップキャンディーのような葉を葉挿ししましたけど、全滅でした。

あれだけ肉厚の葉だから、葉挿しができると思ったのですが、根すら出なかったんです。

ニパドラ以上の肉厚の葉を持つペペロミアを持ってません。

持ってるペペロミアは、あとは薄っぺらい葉ばかりだけなので、どういう品種が葉挿しができるのかわからないんです。

ペペロミアって、本当に葉挿しができるんでしょうか?

oyageeが観葉植物にはまって最初に買った観葉植物本「観葉植物150種」には、「ペペロミアの増やし方は葉挿しと茎挿し」としっかり書かれてるんですよ。

もうン十年前の植物専門書だから、情報が古かったりします?

そして、サンセベリアにも問題があるんです。

サンセベリアは、高い確率で葉挿しができます。

サンセベリアでは一番目にするローレンティや、他にはピュアグリーン、シルバーキング、レディーチャーム、スタッキー、キルキーシルバーブルー、キリンドリカ、マッソニアーナ錦などの葉挿しをやってきて、しっかり新芽が出てきてくれました。

ほぼ全品種ができると思っていいでしょう。

しかし!

サンセベリアの葉挿しは、必ずその品種になるとは限りません。

元の姿にならないものが多いんです。

ほぼ先祖返りし、別の品種になることがしばしば…

斑があるものは、斑が消えた子株が出てきたり、形が全然違う子株が出てきたり…

だから、サンセベリアを増やしたいのなら、葉挿しはやめといた方がいいでしょう。

親株から出てきた子株を株分けする方が、一番手っ取り早く、確実で、なおかつ無難です。

サンセベリアの葉挿しは、労力と時間の無駄になります。

先ほども申しましたが、ペペロミア軍団の方は、先日植え替えたばかりなんです。

植え替えに使用した土は、新しく配合した土を使用しました。

この時、ペペロミアの植え替え後、すぐに水やりをしたんです。

どの苗も、水切れで悲惨な状態でしたので。

しかし、新しく配合して使った土は、土が水分をなかなか吸収しないんですね。

結構カラカラの土に水やりしても、水がしみ込まない時ってないですか?

新しく配合した土も、カラッカラに乾いており、すぐには水分を吸ってはくれなかったんです。

小麦粉に水を入れても、すぐには水と小麦粉がなじまないのと同じ原理です。

水やりをしながら棒を使ってツンツンし、また水やりをして…を繰り返してたんですね。

その棒が刺さったままでした。

その棒の先には……

わっ! アマガエル!!!

また出た! 天賀絵琉子ちゃん!!!

絵琉子ちゃんが棒に必死にしがみついてます!

まるで、運動会で棒倒しをやってるよう…

棒倒しって競技、知りません?

今は、危ないからやってないのかもしれませんが、昔は運動会の競技種目で必ずあったんですよ。

紅組、白組、それぞれ分かれて、相手チームの棒を倒す競技です。

チームの中でも、攻めるチームと守るチームの2チームに分かれるんです。

で、ピストルの合図で、攻めるチームは相手チームの棒を倒しに向かい、守りのチームは相手の攻めチームから立ってる棒を倒されないよう、必死に自分の陣地の棒を守る。

結構ぶつかり合いとかあるし、棒にいち早く捕まろうと攻める人は守ってる人たちに飛び乗ったり、見えないところで蹴ったり、殴ったり…と、結構激しい競技なんです。

騎馬戦より危険な競技かもしれません。

危ない競技なので、現在の学校ではほとんどやってないのかもしれませんね…

ペペロミア軍団とサンセベリア軍団に囲まれて、絵琉子ちゃんの一人運動会です!!

棒倒しを一人でやってるんですよ… 目を見開いて剥きになりながら…

両手で押して、必死に棒を引き倒そうとしてる姿が何とも健気ですけど、そんなに必死に頑張っても、鉢に思いっきり突き刺してるから倒れっこないのに…

そして、本当に一人棒倒しをやってると思ったら、なんとも愛おしくなってきました。

ところで、「棒倒し」ってチカラのいる競技だから、普通は男子のみの競技なんですけど?

カエルの世界では、女子の方が強いのでしょうか?

人間と一緒???

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「フレー、フレー、絵琉子ー!

フレー、フレー、絵琉子ーー!!」

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