朝、外へ出てみたら、水道のところに見慣れないプラスチック製の大きなボックスがあったんです。
なんて言うのかなぁ、左官さんがセメントや泥を混ぜる時に使うコンテナ?
とにかく、ビッグサイズの頑丈そうなBOXでした。
うちにこんなの、あったっけ?って中を覗き込んだら…
これは…
あ! アロエのおやっさんからです!
おやっさんが基地に来たブログがありましたよね。
先日のブログです。
帰り際に、お願いをしたんですよ。
「メダカ、分けてもらえるのがあるなら、数匹ください」…と。
おやっさんはメダカを大量に飼育してます。
売ってるのか、卸してるのか、ただ単にメダカが好きなだけなのかはわかりませんが、一度おやっさんの家に多肉植物を見に行った時に、メダカの大型水槽が大量にあって、何種類ものメダカを飼ってたんですよ。
ブクブクとか遮光カーテンとかしっかり設置して飼育してました。
本格的です…
たくさん飼育されてるから、そのメダカを少し分けていただきたかったんです。
植物情報基地となる店内に、メダカをディスプレイしようかと…
植物なのに、メダカ?
基地のコンセプトは、何度も言いますが、「フィフティーズ!」
と同時に、癒される空間も作りたいんです。
欲張りですよね…
癒されるのは、自分であったり、来客者であったり…
だけど、人なんてほとんど来ないだろうから、あくまでも自分用にメダカを飼い、たまに見て癒されたいんです。
小さめのきれいな水槽にきれいな石を敷き詰めて、葉が細かくて繊細な水草をちょこんと入れて、メダカを数匹飼って、気分転換に水槽内の泳いでるメダカをボーッと眺めたいんですよ。
メダカはすでにいるんです、1匹…
2年前のブログに、何度かメダカ飼育のブログを書いてました。
あのメダカがまだ生きてるんです、1匹だけですが…
あのメダカは、ファミレスのレジに置いてあったのを見つけて買ったメダカで、その後、ガソリンスタンドでも「メダカあります」って張り紙を見つけて、メダカを数匹飼いました。
メダカは、それぞれ違う種類のようなので、2つのガラス水槽で育ててたんです。
あの後、産卵して、一時期は最高30匹ぐらいまで増えたんです。
しかし、1匹死に、また1匹…と死んでいき、残ってるのはファミレスの1匹のみ。
つい最近まで、ファミレスのメダカ1匹、GSのメダカも1匹ずつ残ってたんですが、GSのメダカの水槽の水が少なくなってるのを気付かず、ついにはその水が干上がってしまっており、そのまま放置してて…
もうおわかりでしょう…
1匹は、煮干し状態になってしまってました… あちゃー!
1匹はまだしつこく生き延びてるんで、仲間が欲しいだろうな…と思い、おやっさんに「分けてくれるメダカ、ありませんか?」ってこの前聞いたんです。
すると、「あるよ!」って言うんです。
「どれぐらい、いる?」って聞かれたんで、「数匹ぐらいでいいです… 店内で飼うんで! 4,5匹で十分です。 1匹は家にいるんですよ」って言いました。
そしたら、「よっしゃ!わかった! 水草はある?」「干乾びてる水草だったらあるんですが… 青々した水草はないです…」「じゃ今度、水草と一緒に持って行ってやるわ!」って言い、この前、帰って行かれたんです。
そのメダカを持ってきてくれたようです。「ありがとうございます!!!」
アロエのおやっさんは、たまに勘違いがひどいけど、意思疎通がなかなかできないこともあるけど、約束はしっかり守ってくれる人なんです。
どんなメダカが入ってるのか?
この容器には、赤と白の鯉のようなきれいなメダカです。…
しかし、色付きメダカって、高そうじゃないです?
「分けてください」って言ったけど、代金は払うつもりですよ。
しかし、このメダカの値段が、1匹3千円とか5千円とか言われたら、1匹も買えませんって…
金額を聞くのが、怖いんですけど。
このビニール袋には…
水草が入ってますね…
ちょっとイメージと違ってますが…
これって、大きな池とかに浮いてる水草ではないです?
もうちょっと繊細な… 葉が細くて尖って、例えるなら、観賞用アスパラガスのような、セダムのレフレクサムのようなシャープな葉の水草をイメージしてたんですけど…
で、黒いボトルの方は?
こっちもメダカですね。
この容器、透明の容器をマジックインキで黒く塗り潰してます。
黒く塗ってるのは、何なんでしょ?
白っぽいから、陽射しや紫外線に弱いメダカなんでしょうか?
人間も、色白さんは紫外線に弱くてすぐに日焼けして赤くなっちゃうし、植物だって白斑の葉は、弱い日差しでもすぐに葉焼けを起こしちゃいますもんね…
メダカ、2瓶合わせて何匹います?
ちょっと多すぎません?
数匹でよかったんですけど…
そうしてると、「メダカ、それでいいか?」とおやっさんが登場です。
「十分です、ありがとうございます!」「お金は?」「いいよ…」「ほんとに?ありがとうございます!」
こういう会話が続いたんですね。
そしたら、アロエのおやっさんから「水槽はある?」と聞かれました。
「あります。 100均で買ったガラスの水槽が… ボウリングの玉ぐらいの、これぐらいの大きさのやつが…」で、両手で大きさを示しながら言ったんです。
すると、「ダメ!ダメ!ダメ! そんな狭い水槽はいけん! メダカがストレスで死ぬぞ! 飼うのなら、大きいので飼わないと! それで飼えばいいよ。 20と書いてるところまで水を入れて…」
「それって???」
もしかして、左官さんが土を混ぜるような、このコンテナのことでしょうか????
確かに、側面に20って数字があります…
oyageeが、「これですか… このコンテナで?」って聞いたら、「それ、貸してやるから、それで飼え!」って言うんです。
え? え?? えええーーー?
これ?????
このコンテナって、メダカの2瓶と水草のビニール袋、おやっさんが両手には全部を持ちきれないから、このコンテナに入れて運んできただけなんでしょ?
このコンテナ、持って帰るんじゃあないの???
ちょ、ちょ、ちょ、ちょっと待ってくださいーーーー!!!
待ってください、おやっさん!
話が違うーーー!!!
メダカを数匹を入れたガラスの水槽を、店内の空いてるスペースでちょこんとおいて飼いたいだけなんです。
店内の棚に植物ばかり並べてもつまんないし、空いてるスペースに球型のガラス水槽を置いて、そこにメダカを数匹入れて、置いておきたいだけなんです。
このコンテナは無理! 大きすぎるし、基地となる店舗のイメージが違います!
置き場所もないもん。
ない、ない、ない、絶対にない!
こんなバカでかい水槽、店内に置けないって!
これじゃ、何がメインのお店なのか、わかんないじゃあないですか…
どこかの隅っこに、メダカもいるんだ…ぐらいで存在感でいいんです。
このコンテナじゃ、存在感ありあり!
メダカの水槽が一番最初に目についてしまい、「メダカ、売ってます!」というのぼり旗を立てないといけなくなるじゃあないですか!
うちは、植物を売るのがメインなんです、メダカじゃないんです、メダカじゃ…
メダカはあくまでも観賞用なんで、小さい器でいいんですけど???
コンセプトも違ってくるし…
コンセプトは、フィフティーズ!
アメリカングラフティー!
1950年代のアメリカで、業務用のコンテナにメダカを大量に飼ってる…
違う、違う、違う! コンセプトがずれてくる…
このバカでかい水槽でメダカを飼うのは、どう考えても無理です!
おやっさん、いい人なんだけど、どうも話が通じないんですよ。
なんで、こう意思疎通ができないんでしょうか?
こんなバカでかい水槽を店内に置いてたら、半年後にはメダカブリーダーとして、「植物情報発信敷地」が「メダカ販売店」に生まれ変わってそうです…
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これにはまだ続きがあります。
帰り際に、「あとで店に見に行くから」と言い、帰っていきました。
来る? 見に来る?
遠い距離を、なんで???
水槽の置き場所はいいか、水の量は問題ないか、メダカは無事か…を見に来るんでしょうか?
メダカブリーダーのプロ師に、本当に仕込まれそうな予感…
アロエのおやっさんが鬼教官で、oyageeは松本千秋?
大映ドラマ「メダカブリーダー物語」、始まります!?