ブログで発表しました大型プロジェクト「植物情報発信基地」
いとこから、リアルすぎる昭和レトロな空き家を借りて、植物の情報を発信する基地を造ることにしました。
いつ始まるの?本当に始まるの?って思ってらっしゃる方がたくさんいるんではないでしょうか?
基地となるお店は、未完成のまますでにオープンしてます。
宣伝とか全然してないから、来店者は近所の人と知り合いだけですけど…
ブログは、本日からスタートです。
ほぼ一人でやっていくんで、「ひとり開業」
ヘルムートさんが「ひとり農業」なら、こっちは「ひとり開業」!…なんです。
外観はこんな感じです。
見た感じ、そこまでレトロな雰囲気はないですよね?
だけど、実際は違います。
ボロボロです… あちこちガタが来てます。
外観は、看板を付けるぐらいで、ほとんどいじりません。
その看板も、予算がないんで手作りで作っていこうかと。
看板は、後回しです。
手を付けるのは、まず中… 屋内が先です。
まずは中をどうにかしないと、先に進まないんです。
20年ぐらい使ってない空き家だから、内部がすごいんですよ。
中は、何もないがらんとした空間でしょ?
あるのは、低めのカウンターのみ…
このカウンターは何か?
以前は郵便局だったんですよ、ここ。
写真に写ってる部分が職務室で、カウンターを挟んで反対側が客室なんです。
ここの地区の郵便局は、他の場所に移転してて、閉局した旧郵便局になります。
土地と建物はいとこが所有で、郵便局に貸してたらしいんです。
ずっと昔の話… 昭和の時代のことの出来事ですけど。
この前からブログに登場してるミニ子さん(仮)
同じ境遇で話が合い、ミニチュア好きで、ミニチュア作品を手作りされる女性で、基地内の手作り作家さんの作品コーナーに彼女の作品も置くんですね。
作家さんコーナーは、店舗内の一角で、さらにミニ子さんのスペースは狭い面積なんだけど、自分のお店という形で、狭いながらも持てるのがうれしいようで、すごく喜んでくれてます。
ミニ子さん、オープン前から結構な頻度で来てくれるんですよ。
この空き家をoyageeひとりで改装作業をしてるから、訪問者がいると安心するというか、気分転換になるんで、助かります。
最初に来た時は、oyageeが不在の時でした。
場所がわからないミニ子さんは、隣のお饅頭屋さんに「多肉屋さんがこの近くにできたと…」と聞いたら、対応してくれたおばちゃんが「なんて? 肉屋? しし肉? しか肉? 何の肉屋って?」って答えてくれた、とっても親切なおばちゃんやったわぁ!」って言った時が最初の訪問です。
2回目の訪問の時には、会えました。
で、中に案内したんです。
すると、ミニ子さんが屋内に入るなり、「うわ、うわ、うわ、うわ、うわわわわー!ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ、ヤバイ…」を連呼し、最後に「鳥肌立つーーーー!!!」って叫んだんです。
oyageeは、「何、何、何、どうしたの? やばいって、何? 霊が見えるとか、変なものが見えるとか、言わないでしょ? 怖いから…」
すると、「こういうの、好きー! いい! いい! いいよ、ここ!」なんて言い出すんです。
oyageeの年代は、「やばい」と言えば、やばいんです。 悪いことで使うことが多いんです。
でも、今の若い人って、いいことや楽しいことに「やばい」を使うんですよね…
ミニ子さんは決して若くはないんですが、年頃の娘さんがいるから、アガることやいいことに「やばい」を使い慣れてたんでしょうね…
やばいなんて言うから、びっくりしましたよ。
てっきり、「あそこの角に、何か見える…」なんて言い出すんじゃあないかと思って…
ホント、苦手なんですよ、そういうの…
ミニ子さんって、昭和レトロが大好きらしいんです。
同じように田舎の旧郵便局を改装して、お店を開いてる雑貨屋さんが、隣の隣の隣の町ぐらいにあるらしくて、雰囲気と佇まいとかがすごい好きらしくて、その雑貨屋に時間ができればよく通ってるみたいなんです。
写真を見せてもらったら、ほんと、「となりのトトロ」に出てきそうな、ちょい洋風テイストな田舎の古い郵便局を上手に改装して、雑貨を売ってました。
そこまで古くもないし、オシャレでもレトロっぽくもないけど、通じるものがあったみたいで、テンションが上がって、「やばい」を連呼してしまったようです。
とにかく、レトロ感がすごいんですよ。
蛍光灯、レトロでしょ?
さらに全体的にくすんだ色の天井に壁… レトロでしょ?
自分をしっかり持ってないと、ここに一人でポツンといると、テンションダダ下がりです。
この扉を挟んで、手前が郵便局室で、奥に廊下があり、畳の部屋があります。
畳の部屋は、多分休憩室だったんでしょう…
扉も廊下も、もろに昭和レトロな世界ですよね。
局舎内のブラインドの上の方からは、なんか伸びてます…
室内に、こんなグネグネ曲がった得体の知れないものが何本も伸びてたら、びっくりしません?
まさに廃墟と化してる家屋です…
外からこのツタのようなものが伸びており、長い年月をかけて、じわりじわり屋内へと入り込んできた様子…
このツタ、窓のほんの狭いすき間から入ってきて、ここまでなったようなんです。
植物って、生きるためには何でもやる… ほんと、すごいですよねぇ。
壁もすごいんです。
ボロボロなんですよ。
ちょっと触っただけで、ポロポロ落ちてしまう塗装のようです。
昔のベニヤ板って、こんなんでしたよね。 加工が甘いって言うか、雑って言うか…
カウンターに古い新聞が残ってました。
日焼けと劣化で黄ばんでましたが、折り重なった部分はほとんど新品…
日付は…
2002年12月…
2002年って、日韓ワールドカップがあった年じゃあないですかぁ!
19年前???
多分、この新聞は、いとこのお爺さんの仕業だと思います。
郵便局が閉局した後、一度だけ2年間ぐらいおじいさんが使ってたとか言ってましたから。
閉局したのは、さらに前だから、30年ぐらい経ってるかもしれませんね…
それ以来、一度もシャッターも入口扉もを開けてなかったようですから、19年間時が止まってる建物です…
ここを改造し、「植物情報発信基地」にしていくんですけど、本当に一人でできるんでしょうか?
DIY、苦手なんですけど?
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とりあえず、「ひとり開業」スタートです!
次のブログからは、作業の様子などをお伝えしていこうと思います。