あれは1年前… コブだった葉挿しのフローラはどうなった? こうなった!? 「フローラの劇的ビフォーアフター!」【oyageeの植物観察日記】

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最近は、ずっと朝が冷え込んでます。

今が1年のうちで一番寒い時期ですもんね…

今朝も凍えるほど寒かったです。

しかし、日中は暖かくなりそうなので、葉挿しトレイの何枚かに水やりしたんですよ。

そのうちの1枚がこれです。

奥側の苗はすごく元気がよくて大きく育ってくれてるのに、手前側の苗はどうも調子が悪くて枯れたのもいくつかあります。

無耕作のような地帯も以前は葉や苗があったんですが、今は真ん中だけが空洞化し、無残にも名札だけが残ってる状態です。

枯れてしまった部分は、昨年夏に風通しが悪かったりで、品種によっては暑さや蒸れに弱い品種だったのかもしれません。

たぶん、うまく育ってくれなかったんでしょう…

しかし、生き残ってる苗はきれいに色づいてくれてますよ。

トレイのふちに一列に並んでる「マリア」を見てください。

めちゃいい色してて、めちゃかわいくないですか?

このマリアだけで30分はボーと見てられます。

あまりにもかわいくて、ごはん3杯はいけそうです!

食べませんけど…

マリアの小苗は大小合わせて5苗ほど育ってますが、どのマリアも外側の古い葉がザラザラだったり、ニキビ跡のような傷がついてます。

それは、夏の暑さや蒸れで、弱ったりして傷んでできた「夏の名残」…

中心部分のきれいな葉は、傷が一切なく美肌の葉。

美肌の葉は、秋ぐらいから成長を始めた葉なんです。

さらに気になるのが、古い葉の一部分が、より赤く染まってますよね。(青の〇印部分)

これを、たまに「赤斑」とか「血斑」って呼んでるのを見かけるんですけど、これって「斑」なんでしょうか????

これ、ホント謎… oyageeの中では、「???」なんですよ。

「ほんとに、これ、斑?」「血斑って、なんなんよ?」って…

あの赤い模様って、たまたまできたものでしょ?

成長段階での生育不良だったり、日照の関係とか、あと季節とか気温とか、何かの影響で葉の中の細胞や色素が固まってできた模様なんではないです?

赤い斑模様になってる葉は、すべて夏前までにある程度大きくなってた葉…

で、赤くなってない葉は、夏が過ぎて秋以降に成長した葉。

ということは…

同じ苗が休眠期の夏を境に、葉が完全に色も形も大きさも分かれてるんですよ。

模様ができてる葉は、休眠期の夏の時期に猛烈な暑さや、強烈な太陽光線や、過度な湿度や、何かしらの影響を受けて、葉の表面に出現してしまった「ただの模様」だけでしょ???

それを、多肉界では「斑」と呼ぶのか? 呼んでいいのか?

特殊のような模様であるようでもあり、ただ単に出現した模様だけのようでもあり…

それを多肉業界では、「斑」と呼ぶのか? それとも、「斑」と付ければ希少価値があがるので、ただ単に呼んでるだけなのか?

謎です…

水やり後、葉に水を溜めておくのはちょっと心配です。

冬だと心配するほど気温が上がらないので、蒸れの心配もないでしょうが、夏に葉がポロポロ落ちる「葉ポロ現象」がどうもトラウマになっており、今の時期も、葉の水が溜まってたら、やはり気になる…

そういう時は、例のあれで吹き飛ばします。

カメラのレンズのホコリをとる通称「シュポシュポ」で、シュシュっとやれば…

ほら、こんなにきれいに!!!

有酸素運動をしたいのであれば、断然、水滴に向かってふぅふぅ息をかけて吹き飛ばす!

結構、脂肪燃焼すると思います。

oyagee、以前2階のベランダ一面に敷き詰めてる多肉の水滴を、1時間ぐらいかけて息でフッ!フッ!!って飛ばしたことがあるんです。

「100均で売ってるシュポシュポで吹き飛ばせば簡単ですよ!」って教えてもらう前に…

1時間もかけてフッフッやってたら、息が上がっちゃって、最後の方は酸欠状態…

脳に酸素が行かず、思わずくらくらしちゃいました…

結構肺活量が必要で、カロリーを消費して脂肪燃焼してくれると思いますが、ある日、酸欠で倒れ、「さっき、この辺に救急車が来たみたいだけど…」「あそこの家の人よ。酸素吸入しながら救急車で運ばれたみたい。聞いた話だと…多肉に付いた水滴を飛ばしてたら、気を失って倒れたんだって!」「えー?何、それー?」なんてご近所の噂になったら嫌なんで、今はシュポシュポに変えました。

話が脱線しましたね…

葉挿しトレイに戻りますが、このトレイの中に「フローラ」という品種もあります。

フローラと言えば…

「あれは3年前~ 止める、あなた、駅に残し~~♪」

ちあきなおみさんじゃあないけど、あれは1年前…

ちょうど1年前のことでした。

覚えてますか? コブになった葉挿しを…

【21.01.21のブログより】

超至近距離でも撮影できるマクロレンズをスマホカメラのレンズにセットし、ドアップ撮影しましたよね。

これもフローラでした。

フローラの葉挿しで、コブになったまま1枚だけ葉が出てますが、2枚目の葉も新芽も確認できず、一向に動きがなかったフローラなんです。

このフローラが、1年前のコブだったあのフローラなんです。

思い出してくれました?

えーーーー?

葉挿しのコブにちっちゃなちっちゃな葉が1枚だけ出て、それから芽も何も確認できなかったあのフローラが、普通に育ってる!!??

どうしたことでしょう?

1年前と現在の写真、2枚を並べて比べてみますよ。

これがこれになったんですよ。

いつ、どこで、どんな状況下で、2枚目の葉、3枚目の葉が出現したのかわかりません…

あれからコブのどこかがひび割れて、新芽が展開していったのか?

それとも、小さな葉が親葉になり、その親葉から新しい芽が出て、現代に至ったのか?

真相はわかりません…

コブのフローラの葉挿しは、成長をほぼ諦めてまして、完全に存在を忘れてましたし、観察もしてなかったんです。

ただ、1つ言えることは…

「葉挿しでコブが出現しても、諦めないで!」(真矢みきさん風)

葉挿しのこぶって、いつ、どこで、どうなるかわかりません。

気づけば、普通に成長してることも…

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だから…

「葉挿しにコブが出現して、動きがなくても、運が良ければ、いつかは新芽が出てくる… だから、諦めないで!(再度、真矢みきさん風)」

これ、「多肉あるある情報」でした。

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