「室内で過保護に育ったピンクザラゴーサって、外へ出しておけば、きれいなピンク色になるのか?」を実験!【oyageeの植物観察日記】

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去年の春ぐらいに葉挿しから育ててる多肉たち…

生長が早い品種もあれば、遅い品種もあるし、すぐに発芽根したのもあれば、未だ根も出ず…って言うのもあるんです。

半年以上根が出ないと、もう無理でしょうね。

順調に育ってる苗たちは、今、ここまで大きく育ってきてるんです。

1つ例を挙げてみますね。

これ、ピンクザラゴーサです。

写真に写ってる苗たちは、すべて葉挿しから育てたものです。

その中でも、このピンクザラゴーサについつい目を奪われてしまいます。

色づきは、他とは違ってピンク色でひと際目立つし、この苗は比較的生長が早いんで、回りの苗よりも1回りぐらい大きいんです。

一言に「ザラゴーサ」と言ってもたくさんあります。

ピンクザラゴーサの外に、ホワイトザラゴーサ、黒爪ザラゴーサ、長葉ザラゴーサ、メキシケンシスザラゴーサ、ブラッドザラゴーサ、オレンジエッジザラゴーサ、原種ザラゴーサ、ザラゴーサエッジ…と、他にもまだまだあるようです。

ザラゴーサの特徴と言えば、やはり葉の先の「爪」部分…

鋭く尖り、爪部分の先端の色が黒っぽくなるのが目印です。

本日紹介しているピンクザラゴーサは、ピンクというだけあって、株全体がピンク色に染まっています。

上で紹介したピンクザラゴーサの苗は、葉挿しから芽が出た時にビニールポットに植え替え、そこからずっと外へ置いていました。

寒い冬も、外に置きっぱなし…

日中は日差しを浴び、冬の寒さに耐えて、こんなにきれいに色づいてくれたんでしょう…

さて、他にもピンクザラゴーサはあるんです。

こちら、本日、外へ持ち出しましたが、このトレイはずっと屋内へ置いていました。

しかも、暖房の効いてるぬくぬくの部屋です。

明るい部屋ですが、直射日光には当てていません。

この中にピンクザラゴーサがあるんです。

あららら…

全体が緑色で、爪もはっきりしなく、葉も垂れている…

なんとも情けない姿です…

さっきのがピンクザラゴーサとは月とスッポンですよね。

1つ置いて左隣にデビーの小苗があるんで、比べてみました。

デビーとほとんど変わりません。

デビーも、紅葉時期は本当は淡い紫色になるんですが、こちらも室内で日光にも当ておらず、冴えないデビーになってしまってます。

過保護ちゃんだと、こういう姿になってしまうんですよね。

緑色のピンクザラゴーサが本物なら、外で育ててるピンクザラゴーサのようにピンク色になるはず?

じゃ、同じように外で育ててみましょう!の実験スタートです。

実験は、いたって簡単。

すでにピンク色になってるピンクザラゴーサの隣で育てるだけ…

しかし、屋内で日に当ててない苗をいきなり外へ出し、直射日光に当てるのは厳禁です。

日差しが好きな多肉植物でも、いきなりは葉焼けを起こしてしまいます。

本日、2つ並べての撮影は夕日が当たってる場所で撮りましたが、室内の苗はとりあえず1週間ぐらいは屋外でも明るい日陰に置いて、直射日光に当てないようにします。

外の環境に徐々に慣らして、それから直射日光が当たる場所で2つ隣に並べて実験が本格的に開始します。

本物なら、1週間後ぐらいからうっすらと変化が現れ、1か月後ぐらいにはすでにピンク色になってるピンクザラゴーサに似てくると思います。

偽物だったら?

その時は、その時…

「君の名は?」ってことで、持ってる品種を片っ端から見比べ、正式な品種名を探していくしかないでしょう…

それでは、実験、よーいスタート!

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また変化がございましたら、このブログでご報告いたします。

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