基地から戻って、夕方のタニパトです。
ミニパト? しまパト? デンショバト?
タニパトですよ…
多肉が好きな人ならおわかりですよね?
育ててる多肉に変化がないか、様子はどうかなどをチェックしたりとか、ただ眺めて癒されたいとかで、自分の育ててる多肉を一通り見て回る、「多肉パトロール」の略語です。
1か月前ぐらいまでは、基地から戻ったらもう辺りは真っ暗…
何もできなかったんですが、今はだいぶ日が長くなり、懐中電灯もすぐには必要なくなりました。
今日、朝方は雨がパラパラっと来たんです。
しかし、地面が湿る程度…
道路には水たまりもできてないし、多肉の葉に水が溜まるほどではありませんでした。
天気予報は、それから回復傾向で、夜は晴れマークだったんですよ。
雨の心配はないかと思ってましたが、なんと、基地にいた昼間に雨が降ったんです…
ヤフーの天気予報も、ウェザーニュース社の天気予報も、雨マークなんてついてなかったんですけど???
ほんと、当たらない天気予報…
2階のベランダの多肉は、不織布シートで覆ってます。
今の時期は毎夕にシートをかけて、翌日朝に取り除く作業をほぼ毎日やってます。
多肉を寒さや凍結から守るために…
今日は1日中晴れそうにないし、毎日外したりかけたりするのが面倒くさくって、今日ぐらいはシートをかけたままにしてればいいや…って基地に行ったんです。
そしたら、予想外の雨が降りましたので、シートの上に思いっきり水たまりができてました。
不織布だから、完全防水じゃあないんですね。
かといって、水分がだだ漏れするほどシートのきめが粗くもない。
シートが思いっきり水分吸っちゃって重いんですけど???
明日の朝、氷点下になって凍っちゃったら、どうするんですか???
こんなことなら、シートを外して出かければよかったです…
ちなみに、土砂降りの雨じゃあなかったんで、下の多肉は全然濡れてないようです。
ちょっとした雨なら、不織布シートをかけてれば多肉を雨から守れるってことが、これで実証されましたね。
防水加工はされてないので、あまりオススメできませんが…
さて、下に降りて、今度は裏の畑に置いてる多肉のタニパトです。
今日は朝から曇りの予報で、朝の冷え込みは厳しくありませんでした。
だから、避難させてない多肉達もありました。
この育苗箱に植え込んだ多肉は、翌日が冷え込む朝なら、この小屋に押し込んでおくんですが、本日は出したままにしてたんです。
この小屋は、両親がご近所さん所有の畑を借りて野菜を作ってた時に、農具とかを置いてた小屋で、父親が建てた小屋なんです。
今は野菜を全く作ってないんで、農具はほとんどなく、oyagee専用の多肉小屋になってます。
霜が降りる寒い朝や大寒波が来るときは、ここに家の裏に置いてる全多肉を押し込んでます。
ドアも壁も塀もない筒抜けの小屋なので、気温はそれほど変わらないと思うけど、できるだけ外気に触れさせないようにしたり、少しでも地表から離れて高い位置に置いてるだけで、葉や土が凍ったりしないし、霜が降りることもないんですよね。
本日押し込んでなかったこの育苗箱を、覗いてみました。
結構高い位置なんで、つま先立ちで覗き込んだら…
想定外の雨が降ったから、土がやや湿ってますよね…
しかし、長時間の強い雨ではなく、しとしと降る弱い雨でしたので、土の表面がうっすら濡れてるお湿り程度です。
あれ? なんか変…
土全体が湿ってるのに、一部分だけ窪んで、そこだけ土が乾いてる?
さらに、名札は倒れてるし、その回りの多肉は土を被ってる!?
大事な大事な多肉ちゃんが、土まみれに!!!!
ついに、多肉をちゃん付けに?
これって、多肉植中毒の末期症状???
気持ち悪いから、「ちゃん付け」はやめときます…
直径10センチほどエリアの土が耕したようにえぐれ、そこに差してた名札が思いっきり倒れてるんですよ。
今日は強風でもなかったから、名札は取れるわけないし、さむい時期は土の中にイモムシがいても、活動はしてなく、ほぼ冬眠してるようです。
土の中で生活する虫類が動き回ってるふうでもない…
明るい昼間は近寄ってこない野良猫が犯人でもなさそうだし…
じゃ、犯人は誰?
どこのどいつの仕業?
見つけました! 動かぬ証拠を!!!!
土を被った多肉の横に、細長い白いものが…
これ、あの子のフンでしょ?
ほら、いた!
ここ!
木のてっぺん!
日が沈んだ西空の影になってるけど、このシルエットは…
スズメの鈴子!
油断したら、あるんですよ、こういうことが…
どういうことかと言うと…
乾いた土の上で、鳥がバサバサ羽ばたきながら砂遊びをしてる光景を見ません?
体に付いた虫を取ってるのか、羽の掃除をしてるのか、ただ土と戯れたいだけなのかはわかりませんけど、育苗箱の空いたスペースでスズメがよくあれをやってるようなんです。
多肉を植えた育苗箱で何も植わってない空間があれば、たまに窪んで土が辺りに飛び散ってることがあるんです。
今回のように名札が外れて、回りの多肉は土まみれになってるってことが。
今日の仕業は、この鈴子だな!!!
止まってるのは、種類はよくわからない柑橘系の木。
ちなみに、この柑橘系の木もうちのではなく、ご近所さん所有の畑にずっと昔から植わってるんで、ご近所さんの柑橘系の木です。
近寄って、どんな面してるのか見てやらないと!
そして、懲らしめてやる! とっちめてやる! 近くに行って、ワッ!って脅してやるんだから!
「コラーーーッ!!! 多肉ちゃんに悪さをするなーー!」って言おうと近づいた途端、一羽どころか、なん十羽の鈴子たちが柑橘の木から飛び出してきたんです!
スズメが一斉に飛び出し、逃げていきます!!!
あまりの多さにびっくりしちゃって、腰抜かすところでした…
鈴子を脅かすどころか、反対に脅かされましたよ…
どこに行ったかと言うと、隣の家の屋根の上…
1羽、また1羽と止まっていってます。
見ると、この数…
ヒヤーー! 一体、何羽いるの????
48羽ぐらいいない?
「スズメの鈴子48」?
もう少し少ない?
じゃ、「スズメの鈴子46」?
マジに46羽ぐらいいますよ、ほんとに…
ホント、油断したら、こうなっちゃうんです。
乾いてる土を見つけては、バサバサと砂遊びをするスズメの鈴子。
とにかく、今日は日が暮れるんで、これ以上悪さをしないと思います。
まずは、取れた名札を確認して同じ場所に付けておかないと、名札が取れた苗は永久的に「名無しさん」になっちゃいますので。
「モンロー」の名札ですね…
モンローは、これ!?
薄紫色の爪が赤くなってるこの苗…
多分、間違えないでしょう…
もう1つ外れてるこれは?
消えかかって読めない…
なんとかニス???
プリドニス?
プリドニスは、この中にはないですね…
多分枯れちゃったんでしょう…
この名札はゴミ箱行きです…
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空いてるスペースで砂遊びを覚えた鈴子たち…
どういう対策で反撃しましょうか?
防護網?
スズメが降りてこないような場所へ移動させる?
いっそのこと、砂遊びしそうなスペースに剣山を置く、とか???
何かいい方法はないでしょうか?