多肉植物ですが、先週か先々週の日曜日に植え替えるはずだったんです。
しかし、観葉植物の方に手がかかり、未だに手を付けておりません。
そしたら、すねてるみたいで、みんなそっぽを向いてます。
中には、折り畳み式ラックの隙間から顔を覗かせて、「早く植え替えてくれよー」って言ってるようにも見えます。
他にも、土への植え替えを待ちきれず、背伸びしてるヤツや、茎の途中から根を出してるせっかちなヤツもいます。
みんな、徒長しまくって、無様な姿です…
ただ単に、日陰に置いてたんで、徒長してるだけですけどね(笑)
冬の間は窓際においてたっぷり日光浴させてたんですが、春になる頃から日差しが入らなくなったり、日差しが強くなったんで、太陽の光に当ててなかったんですよ。
そうしたら、伸び伸びのひ弱な姿になってしまいました…
今日、植え替えることにしました。
植え替えると言っても、掘り起こして別の鉢に植えるんではなくて、挿し木や葉挿しで増やしていこうと思います。
摘み取られた親株の方も、また脇芽が出てきますので、何度でも楽しめるってことですね。
で、増やすのに使うのは、これ!
食品トレイや弁当の空き容器(蓋の方)、キリや彫刻刀など先の尖ったもの、少々粗めの土(砂、もしくは細かい石)、ハサミ、以上です。
食品トレイ、弁当の空き容器は透明のものをオススメします。
何故か?
それは、透明だと、植物に触らずに、土も掘らずに、目視だけで根が確認できるから。
観葉植物でもそうですが、oyageeは根が一番気になるんですよね。
うまく育つのも根、枯らすのも根…
「根」が命ですから(笑)
観葉植物にも言えることですが、根が出てくれるのが、うまく育てる第一関門の突破であり、枯らさないための第一の難関なんですよ。
まあ、多肉植物は観葉植物ほど根を心配しなくてもいいですが、根が出たら本格的な土に植え替えたいし、まだ出なかったら、やっぱり気になりますしね。
先日、テレビに地元の多肉植物を育てて販売している男性が出演してて、多肉植物のことを女性リポーターに教えてたんです。
その先生、「増やし方は簡単だよ、こうやって、こうやって…」って多肉植物の先端を切って、土にポンと挿したんですね。
oyageeのやり方と違う…って思ったんですよ。
先生がこうやってるんだから、これでいいのかもしれませんが、oyageeは即時に土に植えません。
多肉植物のいくつかは、土に直挿しするのもありますが、今日は一度切口を乾燥させるためと発根させるためにこういう作業を行います。
寝かせてても、放っておいても勝手に根が出る多肉植物なのに、なぜ、あえて食品トレイなどの容器に穴を開け、多肉植物を立てるのか?
寝かせてると、曲がった茎になっちゃうからです。
立ててても、寝かせてても、根は出ますし、もしかしたら逆立ちさせてても根は出てくれるほど、生命力がありますが、変な格好のまま根を出させると、土に植え付ける時に植え付けにくいんですよ。
oyageeはほんの2,3センチほどの小さな鉢や器に植え付けますので、茎が曲がってると隣の植物とぶつかったり、邪魔になったりするんです。
特にoyageeは指先が器用ではない方なので、ピンセットで植え付けてる時に、「この茎、曲がってなかったら、きれいに植え付けられるのに…あー腹立つー!」ってイライラするんです(苦笑)
横になって根を出させてる時も、多肉植物は生長しようと、茎をの先端は上へ向こうとします。
だから、多肉を立たせて、直立の状態のまま根を出させ、そして植え付けたいんです。
今日は、根を出させるための作業になります。
01. | 用意するものはこれだけ。食品トレイはなんでもいいですよ。今回はイチゴの空きパック、コンビニで買ったそばの蓋、弁当の蓋などを用意しました。 |
02. | 透明の蓋に霧や穴を開けていきます。結構大きな穴がいいです。下の白いものは食器用スポンジにマジックで線を書きました。等間隔で開けやすいようにです。いつもはテキトーoyageeですが、こういうところに几帳面な性格が出るんです(笑) 穴はランダムでいいですよ。スポンジを下に置くと挿しやすくなります。 |
03. | くり抜ける穴ならいいんですが、挿すだけだと爪が残りますので、裏返して、折ってください。 |
04. | 増やしたい多肉植物の茎をカットします。根が出たら、土に数ミリ埋めますので、長さに余裕を持って切ってください。(あまり長いと、植え付ける時にすぐに伸びてしまいますので) |
05. | こちらの多肉植物も、これぐらいの長さで切ります。 |
06. | ある程度切ったら、土を用意します。(土も、観葉植物などに使う腐葉土などではなく、サラサラしている石ころみたいな土の方がよいです。容器は、イチゴが入ってたパックを使っています。こちらも底に穴を開けておいた方がいいかもしれません。oyageeは今回開けてませんが…) |
07. | 切った多肉植物の下葉を取り除きます。手で簡単に取り除けるものがほとんどです。中心部分の葉2~3枚残すぐらいでいいと思います。 |
08. | 葉を取り除いた茎は、先ほど穴を開けた食品トレイの穴へ挿します。 取り除いた葉は、葉挿ししますので、土の上に置きます(土に埋めなくても根は出てきますので、置くだけで大丈夫です) ※葉からも根と芽が出てくる種類がありますので、どの品種が葉挿しできるのか、今度調べておきますね。 |
09. | この多肉植物の葉はちょっと取りにくいです。剥ぎ取ってください。そして、これは直挿しの方がよかったかもしれませんが、一応、今回この作業でやってみようと思います。 |
10. | 出来上がりました。こんな感じです。 |
11. | 根が出るまでは、直射日光の当たらない場所で管理しましょう。 |
12. | oyageeんちは、玄関の棚の上に置いて、ここで少しの間管理していきます。あまり水も必要ありませんし、放っておいても根が出るものばかりですので、折り畳みラックの下の、奥の奥の観葉植物の影になってるところで管理していきます(笑) |
種類が多くて、根が出やすい多肉植物、なかなかでない多肉植物、いろいろありますし、気温や湿度で発根までの日数が変わってくると思います。
これから梅雨時期に入りますから、多少空気中の湿度が高いですので、発根が早まるか、それとも遅くなるのか、多肉植物歴3年目のビギナーですので、まだちょっとわかりません。
1か月ぐらいしたら、植え付けられるんではないかと思っています。
スポンサーリンク
では、根が出たとか、枯れたとか、いろいろありましたら、ご報告させていただきます。