フィロデンドロンの増やし方|初めての植物は少々不安がありますが、やっぱりここはお得意の挿し木の水挿しで!【oyageeの植物観察日記】

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BLOG初登場の観葉植物です。

観葉植物に興味を持って20年以上ですが、育てるのも初めてなんです。

名前は、「フィロデンドロン」です。

この品種は、「レモンライム」という種類かと…

観葉植物図鑑などでは必ずと言っていいほど紹介されていますが、出会う機会がありませんでした。

まず「フィロデンドロン」っていう特定の品種は存在しなくて、大まかなくくりでフィロデンドロンだと思います。

セロームクッカバラも、詳しく言うとフィロデンドロンの仲間になります。

今日紹介するのは、売られてる時に品種名まで書いていなかったんでわからないんですが、こういう形の植物を通称で「フィロデンドロン」と呼び、セロームクッカバラと区別してるんだと思います。

この植物の詳しい品種名は、多分ですが「フィロデンドロン・オキシカルジウム」「フィロデンドロン・インペリアルグリーン」のライム色ではないかと?

正式な名称は、もう少し詳しく調べたいと思います。

葉姿は、どちらかというとポトスに似てるんですよね。

だから、売られてる時は、堂々と「ポトス」って書かれてました。

どう見ても、ポトスじゃあねぇだろ!(笑)

気根を伸ばすし、ライム色のポトスもありますけど、ポトスじゃありませんよね。

似てると言ったばかりですが、よく見ると葉の形が全然違うっしょ?

こんなに大きくなるポトス、見たことがありませんったら。

このフィロデンドロンの特徴と言えば、丸みを帯びた大きな葉が印象的です。

そして、水分をよく吸う植物です。

いつ見ても、土がからっからです。

それと、「セロームの七不思議」のブログでも書いたように、葉に水をポツポツとつけます。

他の特徴と言えば、やはり気根ですね。

気根をこんなに伸ばせば、非常に発育がよさそうです。

となると、比較的簡単に増やせる植物なのでしょうか?

気根を伸ばす植物って、比較的育てやすいし、水挿しですぐに発根してくれるんですよ。

だから、繁殖方法も簡単に増やせそうな気もするんですが…

この鉢は、土が悪くて、根詰まりも起こしてます。

今すぐ枯れるというわけではないですが、水やりしてもすぐに土が乾燥しますので、株分けか、もしくは挿し木で増やすことにします。

しかも、一鉢しかないんで、早めに増やしたいと思います。

増やした株が根を出し、土に植えてすくすくと育つのが確認できたら、こちらの親株を植え替えようと思います。

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さて、どうやって増やすか?

初めての植物を増やすのって、最初は少々不安がありますが、気根があるので挿し木でTRYしてみます。

株分けできるほど株が植わってませんので、「挿し木」で行きたいと思います。

やっぱり、ここはお得意の水挿しですね!

まずは、幹を2~3本カットして、水挿ししようと思います。

たぶん、これで根が出てくれるでしょう。

気根を出す植物って、上にも書いたようにセローム、クッカバラの他に、シンゴニウム、アイビー、ポトス、ガジュマルなどあるんですよ。

どれも、ほぼ100%水挿しで発根してくれて、簡単に増やせるんですね。

数日したら、白い根が出てきて、すぐに鉢に植え替えることができるんです。

このフィロデンドロンもそうだと思います。

そう信じたいです… 大丈夫でしょう!

とりあえず、茎を切って水挿しにしてみます。

以下が、簡単ですけど手順になります。

初フィロデンドロンの挿し木
━ まずは無難に【水挿し】で確実に根を出させます。━ 

01. すっごいややこしい茎の仕組みです。購入以前から、剪定、挿し木、剪定、挿し木…を繰り返してるみたいですから、茎や根があちこち入り組んでます。
02. ここを切るのが一番妥当だと思います。上には気根がありますので、ほぼ確実に根を出してくれると思いますので。またハサミを入れようとしてる部分のすぐ真下には新しい芽がありますので、ここで切っても、親株からはすぐに新芽が伸びてくれそうです。
03. 結構丈夫な茎、そして葉柄ですね。これだけ見たら、モンステラと間違えそうです。
発根にはこの太い葉柄と葉が負担になりそうですので、葉を切り落とそうかかと思いましたが、なんだかもったいない気がしましたので、今回は葉を一切落とさずに水挿しにします。
04. この茎には2本の芽がありますので、さらにもう一度ハサミを入れ、分割します。
ここで切ると、2つの株ができますね。

05. 元株にはさらにもう1つ芽がありますので、こちらもカットします。
06. こちらの茎はさらに切りにくい場所にあります。土まで伸びている黒い気根が邪魔ですね。
07. こういう場合は裏側から切りましょう。
08. 葉を残し過ぎてるかもしれません。まだ根がない状態でこんなに葉がたくさんあると、水分を吸い上げようとそれだけ株に負担がかかってしまい、最悪な場合、根が出ずに枯れてしまうかもしれません。 ちょっと様子を見て、葉がいつまでたっても萎れたままで、根が出る様子もないようでしたら、葉を落とすことにします。

いつ頃、気根が伸びて鉢に植え替えることができるんでしょうか?

早く植え替えて、一人前のフィロデンドロンに仕立てたいですね。

思わぬ落とし穴が待ってて、根が出ずに枯れちゃった…とかはやめてくださいよ。

我が家では、ただいま一点ものなんですから…

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