ついにキターーー!ペペロミア単独でのBLOG更新は「初」! しかし、GOOD NEWSではありません…【oyageeの植物観察日記】

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たまに検索サイトから直接ペペロミアのページにアクセスしてくださる方がいらっしゃいますが、ペペロミアは今のところ、「ペペロミアの管理|育て方や増やし方…」の1ページしかないんです。

せっかくアクセスしてくださるのに、申し訳ないです…

どうしてこんなに更新がないのか?

ブログを始める前から1品種、その後もちょくちょくと手に入れてるんですが、更新がないのは、ペペロミアがあまり好きではない植物だからです…(笑)

でも、ついに更新の日キタァーーー!(あの方風)

今、世界陸上が開催中じゃあないですか、あの方風に叫んでください。

初めてのペペロミア単独での更新です!

しかし、よい報告ならいいんですが、そうではないんです…

今日、このペペロミアと一緒にウンベラータのBLOG更新もしたんですが、ウンベラータとは真逆の心境です。

どうも調子がよくありません。

ペペロミアは、問題児だらけなんですよ。

oyageeの手には負えないかもしれないんです。

まず、小ぶりのペペロミアがあるんです。

グリーン一色の葉が小さめのペペロミアで、多分、「ペペロミア・ロツンディフォリア」か、「ペペロミア・オブツシフォリア」、もしくは「グラベラ」でしょうか?

生産者は、品種名まで書いてくれてればうれしいんですが…

そういう気配りというか、優しさがあってもいいんじゃあないでしょうかねぇ?

買ってからビニールポットに植わってたんで、前にこれを鉢に植え替えしたんです。

このペペロミアは今年の7月の台風被害に遭いまして、ブログにはその時一度登場してます。

ちょっとだけですが…

あと、5月に新種の観葉植物を大人買いした時も少しだけ登場してますね。

あのペペロミアが、ちょっとまずいことになってるんです。

茎がポロポロ折れます… 折れるというか、倒れます

3月、サンセベリアがドミノ倒しになったように、バタバタと共倒れです…

こういう症状は初めてなんで、これにはちょっと衝撃でした…。

理由はわかります。 暑さです、蒸れです。

そして、水のやりすぎです。

最近の暑さで、密集してる株が湿度の高さでやられてしまったんですよ。

これは「根腐れ」ではなく、「茎腐れ」ですね…

ペペロミアは茎1本で植えるよりは、数本、もしくは十数本単位で植えた方が見栄えがいいんです。

このペペロミアも、買った時にすでに10本ほどが茎挿しにされ、それから脇芽が出ており、小さいビニールポットの中は、たくさんの茎が植わってる状態でした。

それをそのまま鉢へ移し替えたんです。

そういう状態でここ最近の蒸し暑さ、株同士が密集してるから風通しも悪く、日中は株の中が蒸れ蒸れだったと思うんですよ。

土に植わってる茎部分がフニャフニャに柔らかくなってますから、きっと熱で煮えた状態になったんだと思います。

しかも、ペペロミアは乾燥に強い植物というのを忘れてしまってて、土が乾いたからとすぐに水やりしてたのが茎腐れの原因だと思います。

すぐに応急処置です。

茎が腐れて折れてるペペロミアだけ、別の鉢に挿しておきます。

ペペロミアは気根を出す植物ですので、土に植えたら簡単に根を出してくれると思うんです。

だから、土に挿してるだけで根は出てくれると思います。

ペペロミアの挿し木(茎挿し)vol.1
━ 茎が腐れたペペロミアは、応急処置として、すぐに挿し木へ ━ 

  「ペペロミア・オブツシフォリア」の増やし方  

01. 多分「ペペロミア・オブツシフォリア」という品種ですが、茎がゆらゆらして安定感がなく、さらに葉の表面もへこみがあるんです。
02. 揺れる茎を軽く持ってみたら、簡単に土から抜けました。 土に埋まってる部分がフニャフニャで腐ってます。
03. 普段は株の仲間では見ないんですが、今日はしっかり仲間でチェックしたら、多くの茎が腐ってる状態です。これは、高温、多湿、そして水分過多で茎が完全にヤられてますね…
04. 土に埋まってない部分は正常ですが、土に埋まってる部分がすべてに熱で煮えたようにふにゃふにゃになってるんです。株が密集してる植物の真夏の管理は、ほんと注意しないといけません…

05. 倒れた茎をすべて他の鉢に茎挿しして仕立て直します。
06. 別に何をするわけでもなく、ただ土に挿すだけです。ただし、腐ってる部分は取り除きました。
07. あとは水やりをして終わりです!……と思ったんですが、水やりした後に、ペペロミアは多肉植物でもあるほどで、水分をそれほど必要ないことに気づきました。挿し木をした当日は、水やりを控えた方がいいかもしれません。
08. うまく根を出して根付いてくれるか、ちと心配ですね。これがまた失敗したら、さらに元気のいい上部だけ切り取って、もう一度挿し木にします。次は当日水やりはナシで…

この後、水やりをしたんですが、水やりは控えておくべきだったと後悔してるんです。

火に油を注ぐようなものではないですか?

蒸れて、水分過多になってしまって茎が腐ったのに、そこに水を与えてしまったら、さらなる追い打ちをかけたような?

ま、いいでしょう… これも茎腐れになったら、腐ってない上部を摘み取って、次は水やりを控えておけば、なんとかなると思います。

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そしてもう一つ。

このペペロミアは、「ペペロミア・ニパドラ」と言います。

ネームタグには「二パドラ」と書いてましたが、調べたら、もしかして「ニバリス」「アスペルラ」、または「アキシラリス」かもしれません。

ネームタグの裏にはこのペペロミアの特徴や育て方などが記載されており、「性質は強健で、非常に育てやすい植物です。水やりは、やり過ぎに注意してください。1か月に1回程度で十分です。」と書かれてました。

買った時に、レジ袋に入れてくれたんですよ。

一応、底には平たくカットした段ボールを敷いてくれて水平を保てるようにはしてくれたんですが、持って帰って袋から出したら悲惨な状態でした。

茎は折れてるわ葉はもげてるわ、これのどこが強健なんでしょ?

茎の間に折れた茎が落ち込んでたんで指を突っ込んで取ろうとしたら、手が触れた葉がポロポロとれるし…

このペペロミア、軽く触っただけで葉が落ちます

ついでに、茎も簡単に折れます

恐ろしいぐらい脆いです

こんなに脆い植物は初めてです…

応急処置として、折れた茎は土に挿しておきます。

葉は、肉厚なんですよね…

ペペロミアって、葉挿しもできる品種があるんですよね…

多肉植物の品種にも、「ペペロミア」っていう種類があるんですよ。

多肉植物のペペロミアは、コショウ科ペペロミア属なんです。

観葉植物も、コショウ科ペペロミア属

多肉植物のペペロミアと、観葉植物のペペロミアの境目は?

どこを基準にして分けてるのか、わかりません。

すべてのペペロミアの品種で葉挿しができるのかわかりませんが、葉がポロポロ落ちたこの品種は肉厚ですので、もしかして、もしかすると、芽が出るかもしれませんし、ただの思い込みで終わるかもしれません…

どうせ捨てる葉ですので、葉挿しして、芽が出るか、出ないか、やってみます。

ペペロミアの挿し木(茎挿し)vol.2
━ 葉と茎が脆い品種は、応急処置として、すぐに挿し木へ ━ 

  「ペペロミア・ニパドラ」の増やし方  

01. 葉が閉じたように見える肉厚の品種です。
02. 家で袋から出してみたら、衝撃も与えてないのに、茎が折れてる、葉が取れてる、すごく脆い品種です。
03. 株全体も斜めに倒れてます。もしかして、袋の中ですでに傾いてた?
04. 折れた茎は、急きょ、茎挿しをします。

05. 土に埋まる部分の葉だけをちぎり、土にそのまま挿すだけです。脆い品種は、ハサミは一切使わずに手で簡単に葉が取れます。こういう部分はすごく便利です(笑)
06. 完成です。こちらは今日は水を与えてません。多肉系ですので、様子を見て、葉が萎れてきたりしたら、与えようかと…
07. 葉を土に挿して芽が出る品種かわかりませんが、どうせ捨てる葉ですので、試しに葉挿しをやってみます。
08. 土への茎挿しと、葉挿し、完成です。

昔から育ててるペペロミアがあるんですね。

こちらは、斑入り品種「スカンデンス」「セルペンス」ではないかと…

名前がいまだにわからないですが、これまた問題児なんですよ。

こちらは徒長しまくって、うまく育てられないから、増やすのを一時中断してるんです。

  「スカンデンス」の現在の様子  

01. 品種はずっと「スカンデンス」かと思ってましたが、「セルペンス」か「アキシラリス」かもしれません。 よくわかりません。
02. 乱れに乱れまくってる植物で、どうすればいいのかわからず、只今、放置状態です。

あれもこれも手の焼けるペペロミアたちで、あまり好きじゃあなかったペペロミアなのに、さらに嫌いになりそうです。

「私のことは嫌いでも、ペペロミアのことは嫌いにならないで!」

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誰かの名言ですが、ペペロミアからそういう声が聞こえてきそうです…

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