ガジュマルを育ててる方、結構いらっしゃると思います。
手軽に入手でき、比較的簡単に育てられ、手間もそれほどかからず、水挿しもOKですので室内でも育てられる…
ガジュマルの木を育ててる方、多いと思います。
太くてどっぷりした幹が魅力的ですよね。
あの姿は、まるで土偶のよう…
その土偶から伸びた枝を切って、もう一つ土偶のようなガジュマルを作りたい…
そう思って、枝を切って挿し木をし、根を出させ、土に植えてみたが、一向に幹が太くならない…
なんで?なんで?なんで?……
そう思ってらっしゃる方、いらっしゃるんではありませんか?
そうなんです…
ガジュマルの枝の挿し木では、いくら育てても、あんなに太くはならないんです。
じゃあ、いらない… 捨てよっと!
ちょっと待ったぁ!
剪定した枝を捨てるのはもったいないです…
これを、鉢に植えて育ててたら、こんな風になっちゃいました。
このままでも十分楽しめますが、もっと他の方法で楽しみたい。
ガジュマルの枝を4本植えてますから、この4本の枝をきれいに編み込んで、編み込みタイプのベンジャミン風にするのも一つの方法だと考えたんです。
その後、編み込まないと!って考えてたんですが、なかなか編み込めずじまいだったんです。
何故か…
それは、編み込み方がわからないんです。
oyageeは、これまで一度もロン毛にしたことがなかったし、さらに三つ編みのおさげ髪にしたことも一度もなかったから、三つ編み、四つ編みをどう編み込めばいいのかわからなかったんです。
アニメ「魔法使いサリー」に出てくる三つ編みのヨシ子ちゃんなら、いとも簡単に編めそうですが、oyageeには到底無理な話です…
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ここまでが、前回のガジュマルの木ブログの大まかなまとめですね。
ここからが、今日の本題です。
で、四つ編みをどうするか?
とっておきの「秘策」を思いつきました!
最初、ロープか縄を使って四つ編みシチュエーションをやろうかと思ったんです。
4本の縄で試し編みをしようと…
どの縄がどの縄の後に握り、どの縄の間を抜け、どの縄と交差すればいいかっていうのを、予め縄を使って試そうと思ったんです。
しかし、編み込めるほどの長い縄は手持ちでは持ってない。
このためだけに縄をわざわざ買うのはもったいない。
家にはミシンとか手芸の縫い糸はあるんですが、糸では細すぎて、どの糸がどういう交差をしてるのか、いちいち拡大鏡で見なきゃあわからない。
で、考えたのが、配線の接続コード。
テレビとか、BDレコーダーとか、パソコンとかを購入したら、接続コードが付属されてますよね。
あれって、余ってません?
うち、異常なほど余ってます…
うちの親は、何でもかんでももったいない、もったいない、あとで何かに使えるっていう考えの持ち主だから、oyageeが使わなくなってゴミに出してた配線コードを捨てずに物置に隠してたんです。
だけど、やっと日の目を見ることができました。
これを使って、三つ編み、四つ編みを試しにやってみて、うまくできたら、これを見ながら実際にガジュマルの枝を編み込んでいけば、きれいに仕上がるんでは?って考えたんですよ。
集めたのは、端子2個がついたグレーのコード、テレビチューナー用の黒コード、こたつの白黒コード、ソケットがついた茶色のコード。
コードが同じ色で同じ太さだと、完成後にどういう風に絡んで交わってるのかがわかりづらいので、わざとコードの太さ、色、種類を別々にしてみました。( 01.)
ダメです…
コードに曲がり癖がついててクルクル丸まり、うまく三つ編み、四つ編みできません。
それでも何とかやってみたんです。
はじめに、本数の少ない三つ編みをやってみました。( 02.)
三つ編みは何とか形にはなり、なんとなく分かったんですが、四つ編みはどうしても1本だけ仲間外れになるんです。
編み終わった後、見たら、1本だけどのコードとも絡んでなくて、ストレートのままなんです。( 03.)
- 03.だと、テレビ用の黒コードがほとんど絡んでなくて、まっすぐなままなんですよ。 よく見ると、グレーのコードもあまり絡んでないですね…
これ、やればやるほど、わかんなくなります。
コードが上手く絡まるどころか、oyageeの脳が絡んできました。
脳内、完全にコンフューズですよ…
コードを使っての試し編みは諦めます…
諦めは結構早いんです…
こんなことをチマチマやってても、埒があきません。
これ以上こんな作業を続けてたら、oyageeの脳が別の異次元の世界へブッ飛びー!そうですよ。
もう一か八か、ぶっつけ本番! なるようになれ!です…
最初、配線コードが秘策かと思ってましたが、使えないし、やってもわからないし、枝を編み込むのに「秘策」もへったくれもありゃしません。
要は、即・実践!
きれいな四つ編みにできるのは、ご自身のインスピレーションとセンスのみです。
その場での直感!と、あとは、なるようになれ!の気持ちで、望んでください(笑)
これが、今回の四つ編みするためのとっておきの秘策なんです…
失敗したら、もう一度ほどいてやり直せばいいし…
ガジュマルの枝は、一度編み込んでも、ちょっとばかり曲がった癖がつくぐらいで、折れたり、枯れたりはしませんから。
今回編み込みをするガジュマルの鉢
01. | ガジュマルの枝を数本まとめて鉢植えしていたこの鉢を、今回編み込み型のベンジャミン風に仕立てます。 |
02. | 同じ太さの茎が4本ほどありますので、この4本を編み込んでいきたいと思います。 |
枝を編み込む作業の流れを簡単にご説明しておきます。
01. | 上部以外の葉を全部剪定して、落とします。編み込みタイプの株が、途中に葉が残ってるとおかしいですからね。 |
02. | 葉をハサミで切った直後から、白い樹液が出てきます。それほど問題はありませんが、皮膚につくとかぶれるので、かぶれやすい方は手袋などをされて作業を行ってください。 |
03. | とりあえず、直感で編み込んでみましたが、うまくいったような、いってないような? |
04. | 葉柄を取り除いた後に、幹にはまだ小さい葉柄が残っています。これは徐々に枯れてきてぽろっと取れますので、心配いりません。 |
05. | 完成です。 斜め上から見たら、なかなかいい感じじゃあないですか? |
06. | 編み込んだ枝を見ましたら、やはり1本、どの枝とともうまく絡んでないようにも見えますね… |
07. | この小さな枝は第5の枝です。5本植えて、4本は大きく育知、今回編み込みましたが、この1本だけが小さいままでした。だから、編み込んでませんし、葉も切ってません。このままにしてきました。 |
08. | 株元が寂しいんで、ワンポイントとしてこの枝の葉は残しておいたんです。 |
で、oyageeの直感だけを頼りでやってみましたガジュマルのベンジャミン風
これ、ガジュマルのベンジャミンもどき。
ベンジャミンのバッタもん。
なんちゃってベンジャミン。
フェイク・ベンジャミン。
エセ・ベンジャミン。
何とでも言ってください。
元はガジュマルだと言わなければ、そう簡単にはわかんないんですから…(笑)
しかし、編み込み、ホント下手ですねぇ… センス、ないですわ…
ま、これは第1号ですので、失敗でもいいんです… 失敗は成功のもとなんですし。
失敗しても、次のベンジャミン風ガジュマルくん達がすでに待機している状態なんです。
6月にガジュマルの本体を植え替えた時に剪定をし、剪定した枝がもったいないということで、やはり今回と同じように枝のみを水挿しで根を出させ、根が出たところで鉢植えにしてるんですよ。
こちらも、すくすくと育っております。
枝も間延びしておらず、こじんまりとしており、どっぷりしたガジュマルとは一味違うガジュマルくんになっています。
今が一番いい状態です。
このまま飾っても、全然アリですよね。
一人前の観葉植物の鉢になってますよ。
ただ、あと数か月もすれば、枝が伸び切り、またベンジャミン風に仕立てないけなくなるでしょうけど。
6月25日、水挿ししてた枝を鉢へ植え替えした時の画像
03.-06. は、前回ガジュマルの枝を剪定して、残った枝を水挿しし、根が出たところで挿し木にしてみました。
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8月14日、最新画像
挿し木1号は、幹は太くなってませんが、葉が密集して、いい感じに仕上がってます。このまま飾っても十分楽しめます。挿し木2号は、茎がやや徒長してます。最初から徒長気味でしたからね。もう少し伸びたら、この枝も剪定した方がいいかもしれません。 |
あともう一鉢、小さい小枝が剪定時に出てしまい、もったいないからと、こちらはミニポットに植えてた分も、今はしっかり根付いてるようです。
ミニ観葉植物として、少しの間は楽しめそうです。
6月13日、どっぷりしたガジュマルの剪定の際に出た小さな枝
6/13日、どっぷりしたガジュマルを一斉に芽を出させるために、枝を全カットしたんです。その時に出た枝は水挿ししたんですが、あまりにも小さい枝は水挿しできずに、どうしようかと悩んでました。とりあえず、土を入れたミニポットに直挿ししてたんです。
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8月14日現在
それほど期待してなかった枝で、半分放置してましたが、うまく根付いたようです。 かわいい姿の状態が少しの間続くようなら、これはこれでミニ観葉植物として、数か月間ぐらいはこの状態のまま楽しめそうですね。 |