「世界に一つだけのコンシンネ」になる為に頑張ってくれてたドラセナ・コンシンネ。
覚えてらっしゃいますか?
- Rising Sun ─世界に一つだけのコンシンネになる為、明日に向かって曲がれ─ (17.06.10更新)
oyageeの強引な手法により、誤って幹を真っ二つに折ってしまったんです。
完全に再起不能かと思われてました。
- コンシンネ、ブリッジ失敗し骨折! 世界に一つだけのドラセナになるはずが… (17.06.20更新)
しかし、oyageeの無い知恵を振り絞って、茎を曲がったままでも育てられるような仕組みを見いだし、今、あのコンシンネは、再び「世界に一つだけコンシンネ」になる為に頑張ってくれてるんです。
空のペットボトルを使い、あれこれ試行錯誤し、切ったり穴を開けたりといろいろと改良して、やっとできた簡易のペットボトル吊り鉢。
またの名を、宇宙船・コンシンネ号。
その中に折れたコンシンネの幹を入れ、水苔をギューギューに詰め、ペットボトルのまま吊るして育ててるんです。
- 「世界に一つだけのコンシンネ」リターンズ! 今度は宇宙船コンシンネ号に乗って何処へ !? (17.07.09更新)
茎は90度に曲がったままでしたので、そのまま通常のように直立させてまっすぐに育てると、すぐにまた真上に伸びてしまいます。
面白い形になりませんので、もう少しだけ90度のまま生長させたかったんですね。
考え出したのが、横向きのまま育ててみようと…
横向きにするとなると、茎全体を横に寝かせないといけない。
となると、土には植え込めない。
最終的に考え出したのが、
そういうことができそうな道具をいろいろと探したんですが、ビビビッとくるものがなかったんです。
で、ペットボトルを改良して、この形に仕上がったんですよ。
現在はこの場所で日々生長しています。
ここ、ごちゃごちゃしてますが、木陰でたまに樹木の枝の隙間から太陽の光が漏れる程度の場所です。
風が吹き抜け、適度に涼しく、程よく光が差し込む… 環境的には最適な場所だと思います。
これが、想像以上に上手く育ってくれてるんです…
ペットボトルを二重にしてるんです。
ボトル in ボトルです。
何故、こんなへんてこりんなスタイルになったかというと、水苔を詰めた小さいペットボトルにワイヤーを通して吊り下げると、もし、将来、茎を別の方向に伸ばすために幹の向きを変えようとしたなら、中の水苔を一度全部出さないといけなくなるんですよ。
水苔の出し入れを繰り返してたら、せっかく出た根を傷めそうだし、ボトル in ボトルにしておけば、内側のボトルだけの向きを変えればよくないですか?
サイコロのように、あっち向き、今度はこっちの方向へ倒してこっち向き、次はこっち向き…と中の小さなボトルを転がすだけでいいんです。
それに、今は真夏で直射日光を直にペットボトルに当てると、たちまち高温になると思うんです。
ボトル in ボトルの二重構造にし、内側のペットボトルを外気に触れずにワンクッション置くことで、外側のボトルに光が当たって熱を持っても、内側のボトルまで熱が届かず、水苔も熱が吸収されにくい…
ということは、根が高温でやられたり、傷めたりする可能性も低いってことなんです。
しかも、外側のペットボトルは上部と底は全カットしており、ボトルとボトルの間には隙間がありますので、風通しがいいんです。
だから、水苔を包んでる中のペットボトルまでは高温になりにくい構造になってます。
ちょっとした知恵ですね(笑)
始めはそんな発想は全くなく、作り終えた後に分かったことなんですけどね…(苦笑)
これは、oyageeとドラセナ・コンシンネ、お互いの愛の結晶…
人類と植物の初のコラボレーション作品…
そして、2人の…… いや、1人と1本の努力の賜物です(笑)
- ちなみに、外側のペットボトルは2リットルの「おーいお茶」の空ボトルを使用、内側のペットボトルは900mlのネスカフェのアイスコーヒー(微糖)の空ボトルを使用してます。 この2つのボトルのサイズがかっちりはまり込み、緩くなく、きつくなく、ちょうどよいサイズなんです。 また、最近の「おーいお茶」は持ちやすいように中間部分がくぼんでおり、その部分がストッパーの役目をして、中のネスカフェのボトルが滑り落ちない仕組みになっています。
土に植わってなくて、しかも横向き状態なのに、葉は四方八方に広がり、きれいに噴水状に広がってくれてます。
しかも、丈夫です。
葉は硬くて、しかも弾力があり、少々引っ張っても、跳ね返す力があるほど頑丈です。
根も、すこぶる元気です。
透明のペットボトル容器だから、今、根がどういう状態なのか透けて見えるんですよ。
根がペットボトルの中でコンヒューズしてますよ。
根がここまで発達してくれたら、根フェチにはたまらんですよ、根ぇ!(笑)
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コンシンネと水苔は、相性がよさそうですね。
以前、コンシンネを増やす時に、水挿しと茎伏せをやったんですが、茎伏せは失敗したんです。
茎伏せはもうやりません。
次、またコンシンネを増やすことがありましたら、水挿しと水苔でやりたいと思います。
しかし、この異常すぎるほど発達した根、これを容器から抜く時、どうしましょ?
小さい口から抜こうとすれば、根を傷めそうですし、ペットボトルをカットするしかなさそうですね…
まだ当分抜きませんけどね…
まだまだこの容器で頑張ってもらいますよ。
もう少し、あと2~3センチ茎が伸びるまではこのまま90度の角度のまま育ってもらい、その後、再び平常のスタイルに戻して、まっすぐに育ってもらいます。
そうしたら、カクカクとした階段状の幹になると思うんです。
これだと1step、1段しかないんで、これを2~3回繰り返せば、3step、3段の階段コンシンネの出来上がりです。
未来のコンシンネを想像するだけで、「ほんとに出来んのかよ?」って笑いがこみ上げてきます(笑)
ま、乗り掛かった船ですし、「宇宙船・コンシンネ号」と命名したぐらいですから…
すでに、「目指せ!世界で一つだけのコンシンネ」という野望を抱いて宇宙に旅立ったワケですので、そう簡単には戻れませんし、もう後には引きさがれません。
とりあえず始めたばかりなので、1本ぐらいは成功させないと!…ですよね。
とりあえず、やれるところまでやってみます。
それでは、次回の報告までお楽しみに。