先日、100均すのこで作るすのこラックに挑戦しましたが、見事に失敗しました。
- 誰もがやってる「すのこラック」に初TRY! oyageeがやると、何故にこうなっちゃうの? あらららら… (17.11.16更新)
ずぼらで普段は日曜大工なんてまったくしないDIY初心者には、すのこラックはいきなりハードル高すぎ!でした…
ああいうのは、まだまだ後にとっておいて、今日はミニ飾り棚を作ろうと思います。
このシリーズ、正式にスタートするのが今日が最初で、最初の作品になるので、Vol.1にはまずはこれぐらいの小さくてお手軽にできるものが一番だと思います。
こういう小さい棚、ずっと欲しかったんです。
DIYは、やはり「欲しいもの、使いたいものを作る!」のが一番ですから。
というのが、今、セリアのミニチュアバケツに多肉の株を1株~2株ほど植えて、多肉の単体鉢を作ってるんです。
これ、出来上がったらセパレートBOXに並べて、部屋で平たく置いてるんです。
これが結構場所を取りまして、これからまだまだ増えていくとなると、いずれはoyageeのベッドの上までも占領されそうなんです。
平面に置いてしまうから場所をとってしまうんで、どうにかして縦に並べて置けないか?って考えてたんです。
しかも、今、部屋でカラーボックスをあちこちに使ってまして、カラーボックスの手前に縦にきれいに並べて置けないか?と考えた結果、セリアで売られてる木製トレイを半分に仕切ったら、ミニチュアバケツがちょうどきれいに収まる幅になるんです。
高さは低い多肉植物だったらぴったりサイズ、幅はミニチュアバケツ4~5個は置けます。
今日はこれを作ります。
簡単だから、不慣れなインパクトドライバーは使いません。
金づちと釘とのこぎりさえあれば作れます。
作業はこまごましたものも、まあそれなりに必要になりますが、大まかなものはこれぐらいです。
それでは、作業工程です。
用意するもの
- 木製トレイ : 2つ(セリア・1つ100円)
- 木づち(なければ、金づち)
- のこぎり
- 小さめの釘 : 4本
- 木工ボンド : 適量
・あれば便利なもの : 鉛筆、スケール、キリ、爪楊枝、新聞紙など…
所要時間
- 約10分(おおよその目安です)
費 用
- 216円(木製トレイ1つ108円×2枚) ※ボンド代、釘などは含まず。
01. | セリアで購入した木製トレイ2つ用意します。1つはもったいないけど、バラします。 |
02. | 海外で大量生産されたこういう製品は、釘やねじで接続してなくて、ボンドだけで接着してますので、外そうと思えば簡単に分解できます。外した1辺の木材を棚として使用します。 |
03. | ここで登場するのが木づちです。金づちでもいいんですが、金づちだと必要以上の力が加わり、割れてしまう場合がありますので、木で作られた木づちを使います。金づちを使う場合は、不要な木を間に挟んで打つと、力が分散されて、割れる確率も低くいし、外れやすくなります。 |
04. | フルパワーの半分程度のもう少し抑えた力で少しずつ叩いていきます。1か所ばかりを叩くと割れたり傷になる原因になりますので、力を分散させてまんべんなく叩きましょう。 木づち、ちょっとでかすぎましたよね? 「餅つきするの?」って思いません? 接着を外すどころか、木製トレイが一瞬で粉々になってしまうほどの大きな木づちです。 これしか探せなかったんです… |
05. | 地道にやってると接続部分が外れてきますので、焦らずにコツコツとやってください。力の加減や材質の状態によっては割れてしまう場合があるかもしれませんので、くれぐれもご注意を。 |
06. | 取り外した1辺の木材を、もう1つのトレイの真ん中付近に設置します。 |
07. | トレイの長い辺のサイズを測り、木材を同じサイズに切ります。 |
08 | ここでoyageeは不精をして、鉛筆を取りに行くのが面倒だったので道具箱にあったコンパスの尖った部分で印をつけて切ってますが、鉛筆などでしっかり線を描いて切った方がきれいに切れます。 |
09. | 道具箱に入ってたのこぎりは錆びついててうまく切れないので、100均で買った簡素なのこぎりカッターで切りました。 |
10. | これぐらいの薄い板だったら、ノコギリカッターでも切れます。ただ切り口が雑で粗いですが… |
11. | とりあえず、切った板を仮にはめ込んでみました。 少しばかり隙間ができてます。まあ、長すぎて入らないよりはましだと思いますので、このまま取り付け作業にかかります。 |
12. | トレイの短い辺のど真ん中に棚を設置すると、上段も下段も同じ高さになりますので、ど真ん中に外側から釘で打ち付けます。先日、釘を打って割れる失敗をしてますので、あらかじめ軽く穴をあけておきます。 ここでも不精をしてしまい、スケールで測らずに「真ん中はこの辺でしょう?」というテキトーな感覚でキリを刺し、ほぼ当てずっぽうでキリで穴を開けてしまいました。いけない癖です… |
13. | 細い釘のみだと強化面でやや不安が残りますので、釘を打ち込む前に裏面と側面にボンドを塗っておきます。ここでも不精をして、ボンド抽出口の先をハサミでカットせずに、そのまま蓋を取り外し、垂れ流しながら付けましてしまいました… ボンドの量の多いところと少ないところがまだらです… |
14. | 板を真ん中付近に押し付けて固定させ、いざ、釘打ちです! その前に、はみ出たボンドは軽く拭き取ってください。使用したボンドは乾くと透明になる性質ですので、神経質になるほどは拭いてません。また、のちにペンキを塗りますので、ボンド跡はほとんど目立たなくなります。 |
15. | まだボンドが固まってなくて板が動きますので、左手でしっかりと抑えながら釘を打っていきます。 |
16. | 今回のくぎ打ちはスムーズに入りました。木の材質が違うからでしょうね。ただ、今回も釘の出てくる部分が割れてしまいましたね… まあ、これはささくれ程度ですし、手作り作品ってことで、これはこれで味があっていいんでは? |
17. | 釘は2か所留めるようにしましょう。ボンドもそれほど強力ボンドではないし、予防策程度のボンドなので、釘が1つだとぐらつく恐れがあります。 |
18. | 中板が少し短すぎたみたいで、トレイの側面の板が内側に倒れ込んでしまいましたね… なので、寸法はきっちり測った方がいいかもしれません。 |
19. | 内側の部分も隙間ができてしまってますね。中板を切る時に真っ直ぐ切ってない証拠ですね。 |
20. | こういう時はボンドで穴埋めして、目立たなくしましょう。白色のボンドですが、乾くと透明になりますので、白色も隙間もほぼ目立たなくなります。 |
21. | ボンドを塗り込む何かいいものがないかと探しましたが、見当たりません。爪楊枝などを取りに戻るのが面倒だったので、ここでも不精をしてしまい、道具箱にあったコンパスの尖った部分を使いました。いいんです、小学校時代に使ってたいらないコンパスだし、ボンドがきれいに塗れれば… |
22. | 完成しました。 |
で、出来上がったのがこちら!
10分ほどでできました。
意外と才能あるんじゃあないかと思ったりしてますが…
出来上がりの良し悪しは別にして!…ですよ。
少々不格好で雑でもいいのなら、こういう棚もあり!ではないです?(笑)
ただ、本当にずぼらで、テキトーですよ。
小さい木づちが見つからず、餅つきの杵のようなバカでかい木づちを使った、鉛筆を取りに行くのが面倒だったから、コンパスの針部分で印をつけた、スケールの測り方がテキトー、中央棚のサイズが合ってなくて隙間ができてる、やっぱり割れた、ボンドをコンパスの尖った部分で塗る…など、大工の棟梁がいたら「オメエ、何やってんだ!」って雷が落ちるようなことを平気でやっちゃってますから。
これぐらいのものが完成すれば、まあいいんじゃあないです?
これが10分そこらで作れれば、言うことないでしょ?
欲しかったものを自分の手で作り、それが少々不格好でも、少々雑でも、自分が納得すれば、それが自分の為で植物の為の、一番のDIYなんですから。
これは最終段階ではありません。
色を替えます。 ペンキを塗ります。
釘の色が違うし、割れた部分、傷、板と板の隙間もペンキの液をたっぷり垂らして隠すようにしますので。
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DIY,あまり好きではないんですが、構想だけはあるんですよね…
あれ作りたい、こういうのも作ってみたい…っていう妄想が…
妄想だけがどんどん膨らんでます…(苦笑)