植物の為のDIY – vol.4 -|工作下手なoyageeが、多肉の寄せ植え鉢用に「リメ缶」初挑戦! ところで、リメ缶って何なんです?

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正月2日目、植物の世話本格始動です!

だけど、観葉植物はいじれるほど元気がいいものや状態がいいものってほとんどないんですよ。

屋内へ取り込むのが遅かったから、いろんな植物が結構ダメージ受けてますね…

クロトンやポリシャスはほとんどの株が葉が落ちまくって、ほぼ絶滅の危機です。

どちらも、去年から育て始めたんで、越冬させるのは今回が初めてなんですよ。

寒さにどこまで強いのか知りませんでした。

まさか、こんなに弱いとは…

葉が落ちても、春になって芽が吹いてくれるのか、枯れたのかはまだわかりません。

春になるのが楽しみです。

いや、怖いです…

後、ジャックと豆の木とか、フィロデンドロンのライムとかがやばいんです…

ま、これは時間がある時にでも、どれぐらいやばいか更新します。

2018年、第1発目は多肉の寄せ植えをやろうと思います。

今、やれるものと言えば、多肉の寄せ植えや株分けぐらいしかありません。

多肉って、品種によって、夏型春秋型冬型とあって、その時期に植え替えや葉挿しを推奨してますが、今の時期に植え替えたほとんどの多肉が育ってくれてます。

暖房の部屋に置いてるのはもちろんのこと、暖房のない玄関、外にもミニプランターに植えて増殖中なんですが、どれも枯れるものもなく、寒さにやられることもなく、元気なんです。

大きく育って根が頑丈に張ってる株なら、少々の寒さではへこたれません。

結構生長してる多肉は、屋外でも元気ですね。

ただし、葉挿しは暖房の部屋に置いておかないとなかなか芽が出ませんし、例え葉挿しの葉から芽が出てきても、まだまだ小さくて寒さに対抗する力がないですから、霜や寒風でやられてしまうんではないかと思います。

さすがにこの寒さだとカランコエがちょっとやばそうな雰囲気ですが、その他のセダムとかエケベリアの多肉は、結構大丈夫です。

だから、この寒い時期でもお構いなしに植え替えをしてるんですが、植え替えた時から暖房の部屋に置いておけば、根を張って生長してくれます。

多肉の専門家に言わせれば、あまりお勧めしないでしょうけど…

「真冬に植え替え?株分け?茎挿し?なんてことを!」って冷たい視線が飛んできそうですが…

今日の寄せ植えは、缶詰の空き缶に多肉を植え込んでいこうと思います。

最初に多肉の寄せ植えを作ったのが、家にあったリアルな空き缶でした。

初心に返るというか、もう一度多肉を見つめ直す、どれぐらい多肉のことがわかってきたか、進歩してきたかを確かめる為に、もう一度リアル空き缶の寄せ植えを作り、第1号のリアル空き缶の出来と比べてみたかったんです。

ちょうど空き缶があるんです。( 01.

リアルにさびてます。( 02.

これが正真正銘、リアルサビ缶です。

この空き缶をリメ缶します。

ところで、リメ缶って何?

最初、アメリカ製の空き缶のことだと思ってました。

ちょっと古い、アンティーク調と言いますか、ヴィンテージ調と言いますか、アメリカのオールディーズとか西部の開拓時代とか、そういう雰囲気の缶だけど、どこかオシャレな雰囲気が漂う缶のことだと思ってたんですよ。

それか、昔、バブルの頃ってコカ・コーラとかバドワイザーとかのロゴが流行ったんですよ。

コカ・コーラやバドワイザーのロゴが入ったTシャツだったり、壁掛けプレートだったり、時計だったり、灰皿だったり…

アメリカンに憧れを持ってた時代があって、そういうのがブームになったんです。

そういうのを、「リメ缶」って言うんでしょ?

だけど、アメリカの空き缶だと、短くしたら「メリ缶」ですよね。

「メリ缶」ではなくて、これは「リメ缶」

調べたら、リメイク缶のことでした…。

錆びてないのにわざと錆びた風にしたりペンキを塗ってカラフルにしたりシールを貼ってPOPにしたり…と、要は捨てられる空き缶を再利用するための目的できれいにデザインすることを「リメ缶」って言うみたいですね。

今日、リメ缶するのは、空になるまでは桃が入ってた「モモ缶」です…

最初に作った空き缶はトマト缶で、トマトのラベルがずっと貼ったままだったんです。

あれは日本の有名食品メーカーっぽくなかったんで、貼ったままにしてたんです。

今日のモモ缶で、思いっきり日本の食品メーカーです。

庶民的な雰囲気が漂ってしまい、どうもオシャレじゃあないんで、先に食品ラベルを剥がしておきます。

これ、ラベルを留めておいた接着剤が残るんですよ。

結構頑丈な接着剤です。( 03.

尖ったもので剥ぎ落そうと思いましたが、落ちません…

こういう時は、マニキュアの除光液を使いましょう。( 04.

どうしてoyageeがマニキュアの除光液を?

普段、マニキュアをしてるとか?

まさか… んなわけないじゃあないですか。

剥がれにくいシールやラベルとかは、除光液で簡単に取れるんです。

ジャムの空き瓶のラベルを剥がす時や、商品値札がうまく剥がれない時、またプラスチックの鉢についてるシールがなかなか剥がれない時は除光液をしみこませた布で拭けば、きれいに落ちるんです。

除光液の薬品がシールのベトベトやカチカチでなかなか落ちなかった原料と混ざり合って、柔らかくしてくれます。

空き缶の接着は頑丈だったため、すぐには落ちなかったんですが、一応きれいには取り除けました。( 05.

多少残ってますが、これぐらいはまあいいでしょう。

傷がついてるのは、除光液を使う前に尖った棒で無理に剥がそうとして付けた傷です。( 06.

モモ缶のラベルを剥がしたら、なんともまあ殺風景です。

これはこれでありなんでしょうけど、一番最初に作った寄せ植えが、先日クリスマスチャレンジ企画の時の寄せ植えで、約2年間ずっとラベルがついたままだったんです。

クリスマスの寄せ植えがトマトの写真で、しかも色褪せてる紙ラベルは、いただけないでしょ?

ついにラベルを剥いだんですよ。

多肉はクリスマス風の豪華寄せ植えに仕上げたのに、缶が至って地味…

ペンキで色を塗るとか、何か張り付けるとか、何かすればよかった…って仕上げた後に後悔したんです。

この缶には、何かひと手間加えようと思います。

しかし、今日は時間がありませんし、リメ缶を作る道具も揃ってないんで、シールでリメ缶に仕上げたいと思います。

使うのは、100均で売られてる転写ステッカー。( 07.

「こすって貼るだけ」と書かれてます。( 08.

これはダイソー商品の転写ステッカーですが、こういう商品はどこの100均でも簡単に手に入ります。

これを使えば、一発でリメ缶に早変わりです。

ただし…

リメ缶を作るのは初めてです。

さらに、さらに、さらに! 転写ステッカーを使うのも初めてなんです。

子供の頃、棒でこすって張り付けるシールで遊んだことがありますが、大人になってこういうのをやるとなると一大イベントです。

実は、こういう細工をするの、苦手なんですよ…

だって、スマホの保護シールもうまく貼れない人間ですよ…

保護シールを貼ると、必ず気泡が入ったり、よれたり、シワになったりするんですよ。

必ず、2~3回はやり直して、絶対に1枚目の保護シールをダメにし、2枚以上は買い直します…

最近は、スマホを買い替えた時に保護シールを貼るのが憂鬱になってきて、「機種変しますから、保護シール貼ってくれません?」って販売員に頼むぐらいですから…

この転写ステッカーもうまく貼れるかどうか…

しかも、缶の側面はデコボコと波打ってるんです。

こんな真っ平じゃあないところに、うまく貼れるんでしょうか?

転写ステッカーって、平らでつるつるの面にしか貼ってはいけないんじゃあないです?

物は試しにやってみました。

自分の使いたい部分だけを切り取って、アイスクリームの棒みたいなものでこすりつけます。( 09.

この棒は、付属で付いています。

まずは、位置決めします。( 10.

一度張ったら、剥がせませんので、位置は入念に…

一度ぐらい擦っただけでは、全部がきれいに張り付きません。( 11.

何度も何度も棒を往復させて、表側の透明フィルムにシールが残らないぐらい強めに擦り付けるが失敗しない策です。

平らな部分に張る時は問題ないですが、丸まった部分では浮き上がります。( 12.

特に缶などの丸みがある部分に張り付ける時は、両サイドを指で押さえつけながら、棒で転写部分をこすりつけていきましょう。

意外ときれいにできたんじゃあないです?

これ、一度張り付けたらこれでおしまいです。

剥がすことはできません。

そして、張り付けた部分を強くこすったら、簡単に剥がれます…

爪で軽く引っ掻いたぐらいで剥げ落ちます…

防水加工もされてなさそうなんで、湿気にも弱そうです…

多肉を植え込むから、この缶を雨に打たせることはないですが、水やりの時に多少は濡れたりするかもしれません。

濡れたらペロッと剥がれたりして?

これで多肉の寄せ植え用のリメ缶が完成です!

NEWSの「N」部分が失敗してます?

いいんです、これぐらいはご愛敬で…

多少失敗してる方が、手作り感満載でいいんです。

錆びてる雰囲気をわざと出すのに、コーヒーをしみこませた布でこすったり、線香で焼いたりしますから…

ペンキだって、きれいに塗るよりは多少雑に塗ってかすれた部分を出した方が味があるんです。

今や、きれいな色のペンキをきれいに塗った後、上から茶色のペンキをかすれたように塗って、わざと使用感やレトロ感まで出す手法だってあるんですから…

だから、転写シールも多少失敗してる方が、「ロゴ入りのブリキ缶をそのまま買ったんじゃあなくて、これ、手作りなんですよ!」いうことを、この失敗でさりげなくアピールしてるんです(笑)

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それでは、この間に多肉を植え込んでいきます。

2018年最初の多肉の寄せ植えです!

リメ缶を使った寄せ植えは次ページへ…

【「寄せ植え初め」は初心に戻って、リアルサビ缶で! リメ缶使って植え込みます! 18年第1弾は詰め込み過ぎの、まさに「福袋」状態 !?】と続く… 

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