「いきなりクワズイモ」! そして「即席寄せ植え」! 果たして、どういう結果になるものか?【oyageeの植物観察日記】

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「いきなりクワズイモ!」

「いきなり団子」っていう、昔ながらの田舎おやつでございます。

あれは、団子の中に輪切りにしたさつまいもとあんこが入っていて、食べた瞬間にいきなりお芋が出てくるから「いきなり団子」って言うんですよね?

oyageeも、昔はモグモグタイムでよく食べてました。

モグモグタイムと言っても、カーリングをしてたわけじゃあないですよ…

おやつやつまみ食いで食べたことがあるんです。

今日のブログはその「いきなり団子」じゃあないんです…

今日は、「いきなりクワズイモ」なんです!

ということは?

サツマイモの代わりにクワズイモを入れて食べたとか?

まさか…

クワズイモは毒があるから食えないんです。

だから、「クワズイモ(食わず芋)」って言われてます。

いきなりクワズイモというのは、いきなり土へ挿すんですよ、クワズイモを!

何もせずに、「いきなり」なんですか?

そうです、いきなり!なんです…

これまでクワズイモを増やす時は、うまく根付くか不安でしたので、まず最初に水挿しをして根を出させ、確実に育ってくれるとわかってから土へ定植してたんです。

しかし、これだと非常に面倒くさいんです。

水、それから土…と二度手間になるうえ、時間がかかるっていうのありますし、このクワズイモは幹がカピカピに枯れてしまっており、すでに手遅れ…ほぼ再起不能だと思うんです。

だから、半分は諦めてるんで、「どうでもなれ!」という気持ちと、半分はまた復活してほしいな…っていう願望を込めて、とりあえずいきなり土へ挿してみようと思ったんです。

どういう流れでこうなったのか、全然かわかりませんよね…

いきなりでした?

クワズイモは、去年に株分けや植え替えなどをし、只今10鉢ぐらい現存しております。

冬は室内へ取り込んでまして、ほとんど動きがない、もしくは葉が萎れてきた、元気がない…などという症状が出ましたが、春になって暖かくなると新芽が出てきたんです。

そのうちの1鉢がこれ!

写真のドアップの葉は、4月になってから新芽がにょきにょき出てきて、最近開いた葉です。

ツヤツヤのピカピカの葉で、見てて気持ちいいですよね。

ほとんどのクワズイモがこんな状態なんですけど、中には2~3株ほどダメダメな子たちがいるんですよ。

そのうちの1つを、今日、いきなりクワズイモに使おうってことなんです。

それがこれ!( 01.

うまく根が張れてなかったみたいで、株がずっとグラグラとぐらついたままだったんです。

ある日、「どうなんだろう?」って持ち上げたら、土からすっぽり抜けてしまいました。

クワズイモだから、春になって植え替えてあげたら復活するだろう…ってことで、植え替えもせず、埋め直しも、水やりも一切何もせずに、このまま放置してたんです。( 02.

最近、このクワズイモの株を見たら、水分0%のようなシワシワのカピカピの状態になってるんで、さすがにやばいだろ?ってことで、今日、植え替えることにしました。

先ほども書いたように、水挿しして、1か月ほどしたら根が出てきて、それから鉢へ植え替えて…というのが面倒くさいし、こんなダメダメな株がいきなり土へ挿して、果たして根が出るのか?という実験を兼ねて、いきなり鉢へ植えます。

鉢は、以前寄せ植えに使ってた鉢です。

「あ!このブルーの鉢、見覚えがある!」と思った人は、ブログの常連さんですね?(笑)

いつもアクセスいただき、ありがとうございます。

そうです、去年の11月に寄せ植えを作ったあの鉢なんです。

  17年11月5日 制作時  

  17年11月5日 制作時  

作った当初はこんなにいろんな植物が植わってたのに、今はこんな状態になってしまいました…

ほとんど何もなくなってます… 最悪です…

寒くなって木枯らしがぴゅーぴゅー吹き始めた頃に、やっと室内へ取り込んであげたんですけど、さすがに遅かった…

無理でした。

こんなみすぼらしい姿になった最大の原因は?と言いますと…

寒くなっても、室内へなかなか取り込まずに外へ置いたままにしてた…ってことです。

取り込むのが遅かったのと、やはり、寄せ植えを作ったのが11月という寒くなってきた時期でしたので、しっかり根が張れなくて、うまく育ってくれなかったようです。

それでも、アイビーはしっかり生き残ってますね。( 03.

それと、ジャスミンですが、冬に葉が全部落ちてしまったんです。

しかし、最近、幹の下の部分から新芽が吹いてきました。( 04.

葉が全て落ちた時には、ジャスミンの株を引き抜こうと思ったんですけど、抜かなくてよかったです。

残りの植物は、ダメでしたね…

逆に、どうでもいいようなセダム属の脇役的存在多年草たちが根を生やしてますし…

この子たちは、一体どこから来たんでしょうか?

こうやって増えていくのが、脇役的存在多年草の良いところでもあり、悪いところでもあるんですよ。

05.、これはパリダムでしょうか?

06.の、鉢の隅に追いやられながらも根を出しかかってる葉っぱは、なんなのかがわかません。

モケモケ系のこんな小さい葉の多肉、持ってましたっけ?

アイビーの後ろ側がぽっかり空いてるんで、ここにクワズイモをいきなり差します。

枯れてる部分も多いんですが、これから生長する芽の部分は青々してる部分がまだ残っていて、もしかしてまだ復活する見込みもかすかに残っています。( 07.

しかし、このまま植え込むと、見た目が残酷ですよね…。( 08.

植え込む前に、枯れた葉の残骸や干上がった葉柄、また水を吸い上げる機能がない枯れた根など、不要な部分は取り除いてから植え込んでいきます。( 09.

植え込むのは、適当です。

割り箸で穴を掘り、あとはクワズイモの株を差すだけ。( 10.

クワズイモの株だけだと寄せ植え的には寂しいんで、色鮮やかな観葉植物がないか…と探したんですが…

んんん、ないんですよ…

あるのはヒポエステスぐらい…

そのヒポエステスを植えようってことにしたんです。

このヒポエステスはどこから?かと言いますと、これまた寄せ植えに使ったヒポエステスです。

この鉢からです!

「この鉢、知ってる!あの時の鉢だ!」って思った方は、このブログの超ハードリピーターさんですね?

いつもアクセスしていただき、ありがとうございます!

引き続き、これからもよろしくお願い申し上げます…

この茶色いスクエア鉢は、クリスマス用の寄せ植えに作った鉢だったんですね。

  17年11月19日 制作時  

  17年11月19日 制作時  

これまた植替えには遅い時期に作ってしまったんで、ほとんどの植物が枯れてしまいました。

ゴールドクレストも、コルジリネ(もしくはドラセナ)も、オリヅルランもなくなってしまいました。

残ってるのは、初雪カズラとヒポエステスぐらいなんです。( 11.

初雪カズラは肝心のピンク色に全くなってないんで、ピンクと赤のヒポエステスを今日の寄せ植えに拝借します。( 12.

まだまだ寄せ植え的には寂しいので、何か植えるものはないか?…と探し回りました。

増殖中の多肉を植えてるミニプランターがあるのですが、ここに異常に繁殖してる多肉があるんですね。( 13.

ベビーサンローズっていう品種なんですけど、これがバカでかくなってます。

「どこがベビーやねん!」

…って突っ込みたくなるほどでかいんです。

全然ベビーどころか、化け物みたいに蔓延ってしまってるんですよ。

このベビーサンローズ、雨に濡れても平気だし、手入れしないと収拾がつかなくなるほど大きく生長するんです。

これ、多肉っていうよりは、観葉植物に近いかもしれません。

多肉植物と観葉植物の中間の植物として育ててもいいんじゃあないかと思うんです。

だから、このベビーサンローズの苗をカットし、数本植えてみます。( 14.

ヒポエステスとベビーサンローズ、この2品種を追加すれば、貧弱な鉢がちょっとでもプチ豪華に見えることでしょう…。

あとは、この2品種の植物を適当に植えて、水やりをすれば終了です。( 15.

この寄せ植え、植え替え時期が遅かったがうまく育たなかった原因かと思ってましたが、どうも土の影響もあるんではないかと…?

土が悪いみたいですね…

水やりしたんですけど、水が全然吸い込んでいかないんですよ。( 16.

昨日のブログにも書きましたが、夏の終わりから秋にかけて作った寄せ植えや植え替えの土、どうも配合を間違えたようです。

もしくは、この頃に買った腐葉土がネチネチする粘りっこい性質の腐葉土だったから、水はけが悪かったんじゃあないかと…

完成写真はこちら。

今、この鉢には5種類の観葉植物を植え込んでます。

土が悪いなんて思いながら、土の入れ替えを一切しないでこのまま使ってしまうところが、不精なoyageeですよね…

ま、クワズイモだから、育ってくれるでしょう…

根が出れば!の話ですが…

さて、どうなるんでしょうか?

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これは寄せ植えというよりは、シワシワでくたびれてたクワズイモをいきなり土に突き刺して、果たして芽が出るか出ないかの挑戦です!

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