「ミスティングって?」「ソーキングって何?」… エアプランツには専門用語があるって知ってました?【oyageeの植物観察日記】

Pocket

恐竜自動車のフィギュアを飾ったエアープランツの画像をインスタに投稿したら、いろんな人から「いいね。」をいただきまして、その中のおひとりの方がエアプランツを栽培されてる方だったんです。

その方の写真を見てましたら、エアプランツの画像と一緒に只今、ソーキング中というコメントを載せてたんです。

ソーキングって何?

ソーイングならわかるんですけど…

縫物ですよね?

ソーキソバもわかりますよ。

沖縄のそばですよね?

だけど、ソーキングがわかりません。

エアプランツで何をすることを「ソーキング」って呼ぶんでしょ?

その方の画像をよく見たら、エアプランツを水に浸けてる写真を投稿されてたんです。

水に浸すことを「ソーキング」って呼ぶんでしょうか?

すぐに調べましたよ。

「ソーキング」は、「soaking」のことだと思います。

「ずぶ濡れ」になるという意味らしいです。

エアプランツをびしょ濡れ=ソーキングなんですね…

「エアプランツをずぶ濡れにしろ!」ってことですね?

ははーん、なるほどね。

「只今、ソーキング中」とコメントを投稿されてた画像は、エアプランツを水にしっかり浸けてました。

水がちょろっとだったり、根だけ浸ってるだけじゃあなかったんです、株までどっぷり浸かってる写真でした。

まるでスキューバダイビングしてるようにエアプランツの株が水中をぷかぷか浮遊してる状態でした。

「ソーキング」を調べてた時、「ミスティング」って言葉も出てきたんです…

ミスティングも、最初は意味が分からず、「ミスった」「失敗した」ことのミスティングかと思ってましたが、これはすぐにわかりましたね。

「霧」…「ミスト」で、「ミスティング」なんでしょ?

「霧吹きをしろ」ってことですね?

だけど、エアープランツの言葉って、まるで業界用語っぽくありません?

エアプランツをかじったことのない人だったら、何のことなのかさっぱりわかりません。

なんで横文字ばかり使うんでしょ?

品種名ならともかく、作業工程なんだから日本語でいいのに…

ing…「なんとかイング」でも、「肩をアイシングする」とか、「役をキャスティングする」とか、「荷物をパッキングする」とかは頻繁に耳にしますし、日本語に溶け込んでる「ing」ですけど、ソーキングミスティングは、聞いたことありませんし、全然耳にしないですね…

「ソーキング」と「ミスティング」って言葉を使ってるところ、聞いたことがありません…

日常的な言葉ではないような気がします…

観葉植物でしたら、霧吹きをするのは「葉水」と言いますし、「ミスティング」って言いませんよね。

だけど、エアープランツでは「葉水」や「霧吹きする」とは言わずに、「ミスティング」って言うんですね?

そして、ソーキング…

観葉植物では、ソーキングって言葉を全く聞きません。

まあ、観葉植物ごと水にどっぷり浸け込むこともないですけど…

観葉植物の土がカラッカラに乾いてた時に、たまにバケツに水を張って鉢までどっぷりつけますが、さすがに植物の株では浸けません。

ま、「ソーキング」「ミスティング」の意味は分かりました。

エアープランツは、株がすべて浸かるまで浸け込んでいいんですね?

しっかり浸けるってことは、茎や葉が水中にすっぽり沈むくらいまで全部浸けるってことなんですね?

ビックリです…

どうして、エアプランツをここまでする必要があるのか?

だって、元々はエアプランツは乾燥に強い植物なんですよね?

例えばですよ…、「自生してる自然界のエアプランツが水辺に生息してて、株ごと全体がよく水没するから、栽培する時もソーキングを行う!」って言うんなら意味も分かります。

しかし、水没する場所で育ってもないのに、ましてや砂漠みたいな水の少ない場所に育ってるのに、人間の手で栽培する時はソーキングしなきゃいけないのが不思議です…

エアプランツって、奥が深いって言うか、謎のことばかりです…

で、思ったんです…

もらったエアープランツって、いつからソーキングしてないんだろう?って…

エアープランツでは、ソーキングは必ずやらなきゃいけない作業みたいなんですよ。

ミスティング(霧吹き)だけでは枯れてしまうらしいんです。

「エアプランツは空気中の水分を吸って育つから、水やりは必要ない!嘘だったんです。

確かに、甥っ子からもらったエアープランツの商品タグには、「水やりは必要です」「1日1回、全体に霧吹きをかける」「3週間に1回、しっかり水に浸ける(4時間~12時間程度)」と書かれてました。

3週間に一度でしょ?

ダイソーで売られてたエアープランツみたいですけど、このエアープランツを生産者が出荷してだいぶ経つと思うんです。

ダイソー店員さんが店内にあるエアープランツを、いちいち1株ずつソーキングしてるとは思えません。

せいぜい、1日1回霧吹きで水やりするぐらいでしょ?

もう3週間以上は、ソーキングしてないと思います。

ソーキングの頻度を調べたら、1か月に1~2回だったり、月に1回程度と書かれていたり、ダイソーの商品タグには3週間に1回ときっちり書かれてましたし、枯れかけてたら、とかって紹介してるサイトもありました。

ソーキング頻度は、まちまち、バラバラ、それぞれです。

結局、枯れない程度に適当な感覚でいいんでしょうか?

とにかく、いま育ててるエアプランツ5株は、1か月以上はソーキングしてないと思います。

だから、ソーキング、今すぐやった方がいいかも?

今日、思い立ったんで、やります。

善は急げ!です。

oyageeも、ソーキングの写真をインスタに載せてた人の真似してやってみます。

その方は、すっごくオシャレなガラスボウルに入れてソーキングされてたんです。

超高級ホテルの洗面台に使われそうなぐらいの大きなガラス製の器だったんです。

その中に、数種類のエアープランツがぷかぷか浮いてたんです。

すごくオシャレで、ガラス容器、エアプランツの入れ方、照明、撮影の仕方などプロカメラマンが撮影したような写真で、エアプランツを特集した園芸雑誌の写真の1枚かのようでした…

oyageeも、ソーキングしてるエアプランツの写真を、あんなオシャレに撮影してみたい!

しかし、oyageeのうちにはガラス製のボウルなんてオシャレなものはありません。

ガラスの器だったら、ソーメンの大皿で代用できない?

oyageeんちには、ソーメンの大皿もありません…

だから、浴室の洗面器でソーキングします。

その人の画像のオシャレなガラスボウルにたっぷりと水を張り、そこにエアープランツを浸けるシーンは、「ソーキング (soaking)」って英語がぴったりな写真でした。

だけど、oyageeは浴室の洗面器でソーキング?

洗面器だと、「浸け置き」の方がぴったりくるかもしれません。

それも、まっ黄色です! しかも、プーさんの洗面器です。 子供用です。

これ、実際に浴室で使ってる洗面器です。

数年前では普通の大きな洗面器だったですが、ある日突然、プーさん柄の子供用の洗面器に代わってしまったんです。

なんでなんでしょうね?

最初は、「えー、ちっせい洗面器!使いづらい!」って思ってましたが、今は全く違和感なく、なんの不自由もなく使ってますけど…(笑)

朝、このプーさんの洗面器に浸け込み、取り上げたのは夕方でした。

10時間ぐらい浸けてたかもしれません。

初めてのソーキングでしたので、浸け込む時間も確認しました。

ソーキング時間は、2~5時間、半日、一晩など、時間はまちまちでしたので、10時間でも問題ないんじゃあないですか?

浸けすぎですか? まさか水中で窒息してませんよね?

濡れたまま置いておくと、腐ってしまう可能性があるらしいんで、キッチンペーパーで水分をふき取り、乾かしました。

夜、再び、アーミー缶に戻したんです。

これで、ソーキング終了です!

これで合ってますよね?

スポンサーリンク

あまり神経質にならないでいいと思いますが、これを3週間に一度やらないといけないのは結構面倒くさいですね…

ソーキング自体は面倒くさくはないんだけど、せっかく飾りつけたインディ・ジョーンズやジュラシックパークの箱庭から取り出し、再び戻すのが面倒くさくって…

ガラスボトルに挿すだけだったり、空中から吊るすだけの飾り方に変えようかと考え中です…

Pocket

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする