最近は葉挿しを中心にやってて、ブログも葉挿しの話題が多くなってきました。
しかし、多肉の葉挿しも、ずっとそのままにはしておけません。
植物ですから、日々生長しています。
日々の変化はそれほど目に見えてわかるわけではないんですが、気づけば結構でかくなってるんです。
どういう風に育ててるかと言いますと、100均で買ったプラスチックケースに土を入れて、そこに葉を立てて育成してます。
等間隔で行儀よく整列させてますので、かなりの密集度です。
ケースも文房具コーナーで売ってる浅型トレイを使用してますから、深さ数センチほどなんです。
芽が出て、ある程度成長してきたら、すぐに根が底についてしまいます。
これじゃあうまく生長しませんので、ある程度大きくなったら、鉢上げをしてるんです。
高額な多肉は持ってませんが、自分の中で貴重で希少な品種は3.5号素焼き鉢、ちょっと劣るのは3.5号プラ鉢、もう少し劣るのは黒のビニール製のミニポット、増えすぎて困っている、もしくはどうでもいいんだけど捨てるのはなんだかねぇ…という品種は大型のプランター…という感じです。
今、葉挿しは室内で管理し、親葉が取れたり枯れたりした小さな芽は、鉢上げするために外へ持ち出し、それぞれの鉢へ植えて、それからは外で管理してるんです。
小苗の多肉達は、いつもは直射日光で葉焼けさせるのが怖いので、半日陰のところに置いてます。
久々に気持ち良い天気ですし、日差しは強いけど風も強いので、葉の表面の温度は上がらないだろうと想定し、日光浴をさせてあげることにしたんです。
外へ置いても、いきなり太陽光線には当ててません。
いきなり!は、葉焼けを起こします。
また、小さい苗ですと、強い日差しに勝てるだけの丈夫さがまだ出来上がっていません。
小苗だと、葉が薄かったり、水分が多かったりすると、日光浴をさせた日に一発でダメになっちゃいます。
かといって、ずっと日陰に置いておくと、徒長したり、冴えない緑色のままだったりします。
それに、このあとも日陰で管理していくと、大変なことになっちゃうんですよ。
何が大変かと言いますと、まだまだ先の話ですが、紅葉する多肉たちがとんでもないことに…
まだ夏も来てないのに、もう紅葉する秋の話ですか?
そうなんです…
多肉達をうまく紅葉させるには、夏にどれだけお日様に当ててあげるか、と、秋からの気温差が大事!…という話を聞いたことがあるんです。
山のモミジやイチョウもそうですが、多肉の紅葉だってそうらしいんですよ。
夏にあのじりじりと焼け付けるほどの太陽光線のことを考えると、今から徐々にならしてあげないと…って思って、鉢が入ってるケースをローテーションで移動させながら日光浴させてるんです。
今は、「太陽光線、お試し期間中…」
まずは2~3時間、それから半日と徐々にならしてあげてる状態です。
今日も2~3時間ほど日光浴をさせてあげようかと日陰に置いてたビニールポットの小苗達をひなたへと移動させたんですよ。
今、クラバツムの花が咲いてます。
ブログで紹介した多肉の花は、これまでオレンジや黄色の花が多かったんです。
こちらは真っ白の花。
クラバツムはセダム属の品種になります。
その隣は… なんだっけ?
覚えてないほど品種が増えてます…
隣のビニールポットの苗の先に… 葉とは違う何かが… ついてますね?
しかし、よく見えません…
小さすぎて、何なのかがよくわかりません…
近づけば近づくほど、ピントが合ってこなくなります…
これって、もしかして、あれですか?
あれですよね?
年齢を重ねてくればくるほど、近くのものが見えづらくなるという…
いいえ、そんなことはありません。
認めませんよ!
スマホで撮影し、画像を拡大して確認しようと思い、撮影を試みたんですが、あまりにも小さすぎてピントが合ってくれません。
何十枚も撮影し、やっとピントが合ったようです。
確認しましたら、花ですか?
これ、花ですよね?
小さすぎて、何かわかりません…
花……ですか?
だけど、花にしちゃあ寂しすぎません?
隣のクラバツムなんて、まだ小苗ですが、今、真っ白花を咲かせてます。
だけど、こちらは小さいし、葉と似たような色をして同化してますし、地味すぎますよ。
存在感、うすっ! 花のアピール度もうすっ!
そんな地味な多肉の正体は、「ブラキカウロン」
なんとも覚えづらい名前だこと…
多肉の品種名って、姿であったり、葉の色であったり…と特徴をとらえてるものが多いじゃあないですか…
葉がピンク色に染まれば、「ピンクなんとか」とか「なんとかピンク」とかって名前ですし、キャンディとか、クリームとかってなんだかかわいらしい名前が付いてるものもあって、妄想が膨らむじゃあないですか…
また、アップルだの、ストロベリーだの、オレンジだのって、果物や食べ物の名前が付いてる品種もあるし、すぐに覚えられるじゃあないですか…
「ブラキカウロン」って、なんなんですか?
影が薄い多肉です、これは…
どうして影が薄いかと言いますと…
(1)多肉の雑誌などにもほとんど載っておらず、これまで売られてる場面にも一度も遭遇したこともなく、存在自体を知らなった。
(2)名前が覚えずらい。
(3)これと言って特徴がない。
故に、影が非常に薄いんです。
多肉の水やりや巡回で、たまたま目にして、「あ、こういうのもあったんだな…」って確認するぐらいです。
確認するけど、育ててたことをすぐに忘れちゃうし、未だに名前を覚えてない…
せめて、花でも豪華だと、それなりに記憶に残るんですが…
先日紹介した、小さな苗でも銀天女ぐらいの花が咲けば、「珍しい花だね」って覚えておけるのに、花自体も小さいし、色も葉と同じ緑色だし、これと言って特徴がありません。
結論は…
多肉界イチ、地味ぃーーな多肉は、やっぱり花も地味だった…
これを機に覚えてもらいましょうよ!
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葉も、花も、株自体も地味な多肉は、「ブラキカウロン」君!
もう覚えましたよね?(笑)