冬の寒い時期から始めた葉挿しが、根が出て、芽が出て、ゆっくりですが段々と多肉の形になってきています。
しかし、すべてが同じ生長ではありません。
品種によって生長スピードの違いがあるんです。
早いものはめちゃ早い…
2月に寄せ植えに使って、植え込み時に不要な葉を葉挿しした「初恋」「ピンクプリティ」なんかはすでに葉挿しを終えて、一人前の株に生長してます。
まだ小さいですが、すでに本格的な土植えの段階に突入です。
あまりにも早いんで、増えるのも早い…
イコール、世の中にたんまりと出回る…
ということは、いつでもどこでも比較的簡単に手に入る…
となると、珍しくもないからそれほど人気がない…
結果、「普及種」、そして「不人気種」ってことになるんでしょうね。
今回は、普及種なのかはわかりませんが、淡い色の小苗に育ってきた10種を鉢上げしてみようと思います。
「ライムグリーン」「パウダーピンク」「ライトパープル」とパステルカラーで、しかもまだ小指の先ほどもないほどの小苗なんで、かわいいんです。
鉢上げにはちょっと早いんじゃあない?と思ってません?
そう思います…
もう少し大きく育ってから鉢上げした方が、より根付きやすいのかもしれませんが、今じゃあなきゃいけないんです。
今は、日中の気温25度前後で、暑い時は30度ぐらいまで行きますが、まだ夜や朝方はひんやりしますよね。
日中だって、30度近くいっても、蒸し暑さはあまり感じなく、風が吹けば心地よいじゃあないですか…
これが、日中はむしむしと蒸し暑く、夜も寝苦しいほどの熱帯夜とかの日が続く真夏に鉢上げするとなると、小苗の生育が心配になりまして…
鉢の中も、相当熱いと思うんですよ…
まさか、植え替えた直後の小苗ちゃんたちを、炎天下にはおきませんよ。
それこそ、一発でOUTです…
昼も夜も30度近くで、風が吹いても熱風、しかも24時間気温が下がらずに蒸し風呂状態だと、土の中もそれなりの熱を持つと思うんです。
灼熱地獄のような土で、小苗ちゃんたちがうまく育つかわかりません。
素人栽培ですので、真夏も多肉を快適に過ごさせる設備が整ってませんし、自信もありません…
だから、なるべく涼しいうちに土にしっかり根付かせておいて、暑い夏を小さい苗でも何とか頑張ってもらい、乗り切ってもらうと考えてるんです。
根はどの苗もある程度は出てますから、1週間もすれば、段々と土の中で根を張ってくれるでしょう。
今日の小苗たちは、「マーガレットレッピン」「ピンクブライダル」「ラベンダーフォーム」「ティッピー」「さくらんぼ美人」「桃太郎」「ピンクローズ」「桜牡丹」「ロマン」と、あと1つは札落ちの「不明種」です。
この不明種は、「秋麗」かと?
普及種で、ブロンズ姫、ビアポップ同様に有り余ってる「秋麗」をこのメンバーに加えるのは、oyagee的にはいただけないんですが、9種の中に赤紫っぽい色が1つ欲しかったんで、加えてみました。
せっかくカラフルに色づいてて、それぞれ特徴ある小苗なのに、あとで、この品種はなんだっけ?ってことにならないよう、ネームプレートはすぐにつけておきますよ。
まだ小苗ですので、いきなり大きな鉢には植え込みません。
100個100円程度で売られてる一番小さいサイズのビニールポットに植え込みました。
土は、鹿沼土をメインに、あとは赤玉土(細粒)と多肉植物専用の土、そしてこれだけだと軽くて小苗が安定しそうにないので、ボラ土の細粒を混ぜてます。
植え替え直後に、水やりはしてません。
土がある程度湿ってるので、最初の段階ではこれ以上水分は必要ないでしょう。
土の湿り気で、十分根が張ってくれると思います。
そして、1週間程度を目安に、その後、徐々に水やりしていこうかと…
ただし、今ぐらいの水やりは、油断してたら、蒸れで枯らしてしまうことが予想されますので、気温と湿度をチェックしながら涼しそうな日を選んで、株にかからないように水やりする予定です。
蒸し暑い日に、株元がびしょ濡れになるほどの水やりは、絶対に株を腐らせる原因になると思うんです。
まあ、本日は植え替えだけですので、あとは風通しの良い場所に置いておきます。
そして、最初のうちは毎日こまめにチェックしていきますね。
根が張れてないから、風で行方不明になった…なんてことがないとも限りませんので…(笑)
また、この10種の小苗ちゃんたちに動きがございましたら、随時ブログでお伝えしていこうと思います。
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「蒸れで腐った!」「枯れた!」「行方不明…」などというブログではないことを祈ります…