暖かくなると、観葉植物を植え替えなきゃいけない鉢が山ほどあるんです。
しかし、どこかの大学さんみたいに後手後手になってます…
問題が発生してからでは遅いんです!
植物も、「枯れた」「腐れた」では手遅れ… 遅いんです。
事が起こってから行動しても、後の祭り…
取り返しがつかなくなっちゃいます。
だから、問題が発生しないうちにすぐにでも植え替えたいんですが、多肉の方をついついやっちゃって、観葉植物は後回しになってしまってる状況です。
いち早く植え替えなきゃあいけないのが、ゴールドクレストとサンセベリア…
ゴールドクレストの大きな苗の方は、今すぐにどうこうっていう問題ではないんです。
問題があるのは、6月に挿し木をしたゴールドクレストの小さな苗。
あの挿し木は、まだ生きてます、枯れてません…
しかし、挿し木をスタートさせてからもうじき1年になっちゃいますよ。
いい加減、バーミキュライトだけの挿し床じゃあ、いずれ枯れちゃいますよね…
近日中に鉢上げします。
どうして、観葉植物が後手後手になってるかと言いますと、ついつい多肉の世話をしちゃうんですよ。
多肉の方が手軽だし、植え替えにしても土が観葉植物ほど必要ないんで、手っ取り早く用意できる。
その後は、株を鉢から出して、土を軽く落として、植えるだけ…
短時間で終わります。
植え替え後も慌てて水やりする必要もないし、観葉植物ほど手間がかからないんですよね。
葉挿しをするにしたって、葉をちぎって、土に挿すだけ…と簡単なんで、多肉の方ばっかり世話をしてる状況です。
しかし、観葉植物だって、早めに植え替えなきゃ枯らしてしまいますよね。
さて、今日はサンセベリアの植え替えです。
実は、サンセベリアの植え替えは、第2弾ということになるんです。
植え替え第1弾は、ゴールデンウィーク中にやってますが、ブログ更新ができておりません。
ここで、第1弾の簡単な説明と画像を載せておきます。
第1弾は、細長く伸びたサンセベリア・スタッキーを植え替えたんです。
(去年11月6日の画像より)
このスタッキーは、去年の11月に用事で知り合いの花屋さんへ行った時に、「あげるよ」と言われもらって帰ったスタッキーです。
ブログでは、「春になったら植え替えます」とか言っときながら、春を通り越して、もうすぐ夏が来ちゃいますよね…
今はこんな姿です…
もらってきてすぐに1本が枯れ始め、完全に枯れると、次に別のスタッキーが1本枯れ、するとまた別のスタッキーが1本…と、まるで皿屋敷のお菊さんみたいに、「1枚~1枚~」ならぬ、「1本~1本~」と、何故か1本ずつ枯れていくんです。
最終的にはすべて枯れて、なくなっちゃうんじゃあないかと、ハラハラしてましたが、まだ数本は何とか踏み止まってます。
スタッキーを鉢から抜き、きれいに1本丸ごと残ってるものはそのままそっくり植え替えました。
半分ほど枯れてても、残りの半分はまだ踏み止まってるスタッキーは、葉挿しをするために5センチほどにカットします。
そして、根が残ってる下の部分の葉はそのまま土へ植え戻し、根がない上部の葉は切り口が乾いてないので、数日間風通しの良い場所で乾かします。
どう見ても葉に見えない極太マジックインクのようなスタッキーが、果たして葉挿しができるのかどうかわかりませんが、一応これでもサンセベリアの一種なので、多分できるんではないかと?
で、今日のサンセベリアの植え替えは、グリーン一色のサンセベリアです。
これまで、一般的によく見る斑入りのローレンティ(トラノオ)と、その葉からできる斑のないサンセベリアを育ててました。
他のサンセベリアの品種は、去年から少しずつ集めてまして、これはスーパーの生花コーナーで格安で買ったんです。
鉢に2株植わってまして、250円でした。
葉にかすかにライン(線)があるぐらいで、ほぼ緑一色です。
これを増やそうと思っておりました。
しかし、買ったのが秋ぐらいで、これから寒くなる頃に植え替えるわけにもいかず、冬の間は部屋でじっと越冬させておいて、春になったら植え替えようと思ってたんですね。
冬の間は、暖房の効いてるoyageeの部屋に置いてたんですよ。
水は一切やっておりません。
なのに、なのに、枯れたんです!
何故ですか?
サンセベリアの冬越しは、毎年悲惨な状態で、去年の春はサンセベリアの茎がバタバタ腐って倒れる症状に見舞われました。
だから、去年の秋から今年の春にかけての冬越しは、「絶対に枯らさず、元気な株で春を迎えること!」を合言葉に、サンセベリアは水を一切与えないように…と完全水断ちをさせ、低温対策のために、暖かい部屋に置いてたんですよ。
それなのに、枯れてしまったは、どうしてなんでしょうか?
まさか、水切れで枯れたとか?
それか、暖房がきつすぎて、返って枯れたとか?
もしくは、今期の冬は例年以上に寒い日が多く、それが堪えたんでしょうかね?
2株あり、1株は葉は茎元から折れ、株の芯までダメになってましたが、もう1株も葉はクシャクシャなんですが、株の芯はしっかりしてるんです。( 01.-02.)
これを復活させます。
鉢から抜いてみたら、土はカラッカラ。( 03.)
当たり前ですよね、冬の間、一滴も水分をやってなかったんですから…
枯れた株の方は、根もカラッカラで干乾びてましたが、生き残ってる株の根は、うまく育てれば、また復活できそうな根が残ってますね。( 04.)
これを、新しい土に植えて生かせます。
今日植え込む鉢は、イエローのプラスチック鉢です。( 05.-06.)
いつも100均の鉢ですが、これはダイソー商品でもセリア商品でもございません。
以前、ホームセンターで50円の処分価格で売ってたんで、買って保管しておりました。
去年までは、「観葉植物=白い鉢」っていう変な拘りを持っており、色付きの鉢に植えることなんて皆無だったんです。
しかし、こういう考えは捨てました。
こういうド派手な色、ビビットな色でも、観葉植物の緑が十分映えるんですよ。
返って、白の鉢よりも映えるんじゃあないでしょうか?
そのことに、やっと今、気づき始めてきたんです。
今年のモットーは、「植物の個性を生かすには、個性的な鉢! 個性的な色!」に変更です。
植替えは、いつも通りの手順です。
サンセベリアの植え込みなので、土は腐葉土をほとんど入れてません。
小石と、赤玉土、そして少量の腐葉土のオリジナル配合土にしています。( 07.)
土を半分ほど入れ、あとはサンセベリアの株を中心に置き、土を流し込むだけです。( 08.-10.)
水やりは、今日はNGです。
根がありましたが、土になじませるために1週間ほどは水やりはしません。
急いでやらなくても、サンセベリアは枯れやしません。
これまで、このサンセベリアは完全に水断ちしてました。
だから、葉もシワシワです。
ほとんど水分が残ってないぐらい、ぺちゃんこになってます。
これでよく生き残ってくれたよね…って思うぐらいです。
半年ぐらいは水やりを一切してないのに、急に水をあげてしまうと、根がびっくりすると思います。
根腐れを起こすかもしれませんので、水には徐々にならしてあげた方がいいと思います。
土に含まれる微量の水分で、これまで眠ってた根が徐々に目覚めてくれると思います。
1週間もすれば、これまで眠ってた根も「活動しなきゃ」って目を覚ましてくれると思いますので、1週間後ぐらい経ってからたっぷりと水やりをする方がいいでしょう。
まだまだサンセベリアはあるんです…
ストローのような細長いサンセベリアや、石のように硬いサンセベリア、さらに大御所のサンセベリア・ローレンティの植え替えが残っています。
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早くしないと、秋までに新芽が出てくれるのか?…など不安ですよ。
大丈夫か?