夕方、東の空に虹が出現しました。
久々に見ましたよ、虹を…
梅雨明け後は、じりじりとした暑さが続いておりましたが、今日は曇り空で、時折雨も降ったんです。
雨は長時間ではないですが、激しく降っては止み、また降っては止み…の繰り返しでした。
雨だったから、多少は涼しくなるのかと思いきや、全然です。
陽射しがなかった分、ジリジリした暑さではないですが、もわぁ~んとしたいやーな暑さ。
だったら、ジリジリした暑さの方がだいぶマシだよ…なんてわがままを申しております。
このoyageeが…
だって、このもわぁ~んが、多肉に一番悪影響を与えそうなんですから…
水分を大量に含んでる葉を持つ多肉が、サウナのようなこのもわぁ~んとした蒸し暑さで一気にやられてしまいそうで気が気ではないんですから…
そして、雨と晴れの繰り返しが、屋根のないところに置いてる多肉達にも影響が出そうです。
雨で葉が濡れ、その後、急に晴れたりしたら、一気に気温が上昇しますよね?
雨で葉がまだ完全に乾ききってない状態で、いきなり容赦なく強い陽射しが照り付けたら、水滴が一気にお湯の温度まで上昇し、葉へのダメージが半端なさそうです。
一気にポロポロと葉が落ちそうなんで、大事な多肉は雨が当たらない場所へとすぐさま避難させましたけど…
今、多肉は緑色の葉がほとんどです。
紅葉してないものばかりですので、今、持ってる品種の中で魅力的な多肉はほとんど存在しません。
その中でも、何とか頑張って色づいてるものがあります。
数えるほどですが…
今のところ、陰に置いてますから、別に日差しを浴びてるわけでもなく、秋でもなく、寒暖差が激しいわけでもないのに、うっすら赤色、うっすらピンク色、うっすらオレンジ色…とかすかですが、色づき始めてる多肉もあるんですよ。
これ、グリムワンという品種です。
急に、葉のエッジ部分が赤く色づき始めました。
それまで緑色だったんで、気にもかけてなかったんですけど、色づいてきたことで急に愛おしく思えてきました。
親バカでしょうか?(笑)
何故、急に赤くなってきたのかは不明です…
蒸れが怖くて、今は水やりを極力控えてるんで、もしや、枯れる寸前のサインじゃあないですよね?
他にも少しずつですが、色づいてる多肉があるんです。
本日、7色の「虹」を見たというのもありますし、レインボーカラーの染まってる多肉を集め、「多肉で虹を作ってみよう!」を急きょ開催します。
明日から子供たちは夏休みですし、夏休みの自由研究にいかがですか?(笑)
7色は、必ずしも多肉の7色と完全には当てはまりません。
その色に見えなくても、半ば強引に見てください。
レインボーカラーと言えば、赤、オレンジ、黄色、緑、青、藍色、紫の7色ですね。
まずは、赤となる多肉は…
赤は、紅葉時期だったら腐るほどあるんですが、今の時期はほとんどありません。
赤くなってても、葉のふちがかすかに赤くなってるものがほとんどです。
葉全体が赤くなってるのは、紅葉祭りぐらいでしょうか。
この紅葉祭りは、赤一色です。
しかし、こちらも同じ紅葉祭り。
こちらは、赤くはなく緑色です。
最初の方はまっ赤っかなのに、あとの方は緑色…
同じ紅葉祭りだし、多分同じ株から株分けした紅葉祭りなんです。
何故、ここまで違うのか?
まっ赤な紅葉祭りは、去年の11月に作ったクリスマスリースの寄せ植えに植え込んでる紅葉祭りです。
このリースに植え込んだ多肉は、どれもきれい色が持続したままですので、まだ解体してません。
壊してないんですよ。
どうして、リース型のこの寄せ植えだけが、きれいな色を維持できてるのか?
これは、家の道路に面した壁にかけて飾ってます。
吊るしてるので、斜め掛けしてるんです。
鉢底のない容器ですが、壁際だから、雨が降っても、雨粒がほとんど溜まりません。
また斜めにしてることで、雨も降り込んでこない状態です。
知らずに水分を遮断してたんです。
さらに、水やりもしてません。
ここは午前中は直射日光が当たりまくりですが、午後からは日陰になる場所です。
梅雨時期は雨にも湿気にも負けず、また吊るしてることで風通しもよくて蒸れてない。
水分も極力控えている。
また朝から晩まで直射日光に当たってれば、葉が枯れ落ちたり、株も弱ってきますが、半日程度の程よい日光浴なんで、今もなお現状を維持できているんでしょう…
個人的感想なので、違うかもしれませんが…
赤色は、「紅葉祭り」をチョイスです。
2番目は、オレンジ色です。
オレンジ色の多肉も、今の時期はないんですよね…
名前にオレンジがつく品種は多いんです。
「オレンジモンロー」「オレンジドリーム」「オレンジエボニー」「オレンジシャーベット」「オレンジ美人」…と。
オレンジモンローっていう品種を持ってますが、オレンジ色にはなってません。
オレンジドリームも、オレンジ色になっていません。
名前に「オレンジ」と付いてても、必ずしもオレンジ色ではありませんし、紅葉時期になるとオレンジ色にもしかしてなるかもしれません。
まだ紅葉時期ではないので、未確認です。
本当にオレンジ色になるんでしょうか?
この秋が楽しみです…
ほんの少しでもいいからオレンジ色に染まってる多肉を探してみると…
黄麗の葉のふちがかすかにオレンジ色になってきてますが、どちらかというと黄色の色の方がまだ強いんで、レインボーカラーには不採用ということになります。
他にオレンジ色を探しましたが、どこにも見当たらず…
と言いたいところですが、ありますよ、ありました!
脇役的存在多年草のセダム属・ドラゴンズブラッドという品種です。
これ、通常ならば赤、もしくはもっと濃いえんじ色に近い色になるんですが、只今、オレンジ色です。
これも、日差しがまともに当たる場所で置いてます。
朝から夕方まで、直射日光当てまくりです。
今、えんじ色よりはオレンジ色に近い色をしてるんですよ。
きれいな色ですよ、これ…
オレンジ色は、「ドラゴンズブラッド」に決定!
次は、黄色です…
黄色い色した多肉もあまりありませんね。
先ほど、「黄麗」が黄色と書きましたが、正式には黄色の色はしていなくて、まだ緑色です。
黄色ではないので、黄麗は却下します。
今、「銘月」が黄色に一番近い色をしてますね。
しかし、完全な黄色ではないんです。
なので、銘月も却下です。
「花月錦」がありました。
葉のほとんどがまっ黄色です。
花月錦と聞けば、何となく珍しい品種の多肉に思えるかもしれませんが、金のなる木の斑入り種です。
夏も、きれいな黄色のままですよ。
ただ、斑入り品種だからか、一般的な「金のなる木」よりは、育ちが悪いようです…
なかなか大きくなりませんし、もう1苗は根付きが悪くて枯れました…
黄色の多肉はこれぐらいですので、「花月錦」に決めました。
次は、緑色。
緑色は、どの多肉でも選択できます。
ほとんどが緑色なんですから…
チョイスしたのは、グリーンローズ。
直訳すると、「緑の薔薇」?
ほら、緑色でしょ?
となると、紅葉時期も緑のままなんでしょうかね?
紅葉もしないとなると、これはこれで面白くない多肉かもしれません…
一生、日の目を見ることのない多肉かもしれないんで、ここは「グリーンローズ」をチョイスします。
多分、ブログにはこれ一回きりの登場になるかもしれませんから(笑)
残ってるのは、青、藍色、紫の3色。
紫は、見渡せば、あれも、これも…とたくさんあります。
紫以外が難題です…
青、青、青…
青に色づいてる多肉、ないですよね…
ラウイっていう品種をご存知ですか?
お粉系の多肉です。
葉の表面に真っ白い粉を被ってまして、青白く見える多肉なんです。
これにしたいんですが、これ、1週間前ぐらいに蒸れで枯れました…
中心部分がべちょべちょに柔らかくなってしまったんです。
急きょ、まだ元気そうな外側の葉だけを葉挿ししてるんですが、一度傷んでしまった多肉の葉は、ほぼダメですね…
葉と茎の接続してた部分が黒ずみ、葉も徐々にシワシワになってきてますので、あと数日で枯れるでしょう。
葉挿しも無理っぽいです。
あと、「ブルーサプライズ」という品種があります。
名前に「ブルー」が入りますので、葉がブルー?
まさか葉が青くはならいないでしょ?ってお思いでしょう…
ですよね… 青色の多肉なんて見たことがないし、葉が青くはならないですよ、ねぇ?
確認したかったんですが、確認できず…
葉挿しの段階で、すでに枯れております…
残骸しか残っておりません…
今の時期、葉挿しの成功率が低いです。
暑さのせいでしょうか、根が出ても、しっかり根を張ってくれずに枯れていくものが多いんです…
他を探しましたら、「蒼星」っていう品種があります。
「蒼星」の「蒼」って、青色のことを指してます。
こちらも、葉の表面にうっすら粉を吹いてるお粉系の多肉です。
「蒼星」の葉の色は、全然青くはないんですが、よくよく見ると、青白い色してません?
青白さと名前で、青色は「蒼星」に決定です。
次が一番厄介な色です。
「藍色」です。
藍色した多肉なんて、ないです…
ここは強引に、多肉ではあまり見ない色だけど、よく見ると青っぽく見えるような、そうでもないような多肉を選んでみました。
これ、ブラックビーンです。
緑のようで緑じゃあない、青のようで青じゃあない、ブラックビーンという名なのに黒じゃあない、なんとも表現しづらい色をしてるんです。
これを、「藍色」ってことで勘弁してください。
ところで、同じような多肉で「ブルービーン」という品種もありますが、「ブルービーン」と「ブラックビーン」の見分けがつきません。
これ、ブルービーンの方だったら、ごめんなさい…
最後は、「紫」
紫も、紅葉時期になると結構いろんな多肉が紫色になります。
今も、紫色になってる品種があるんです。
パープルデイライト、パープルパールなどは、ほぼ1年中紫色をしてますよね。
この2つはこれまでブログに登場してるので却下します。
紫色の多肉を探しましたら、ありました!
これはどうでしょう?
姫星美人です。
セダム属の品種です。
今、いい感じに育っててきれいな紫色になってくれてます。
ただ、蒸れに弱い品種で、蒸れるとすぐに葉がポロポロ落ちてしまいますが、今のところ、何とか頑張ってくれてます。
酷暑もあと1か月ぐらい…
お盆を過ぎれば、多少は暑さも落ち着くし、朝晩は気温もいくらか下がってひんやりしてくるので、あと1か月頑張ってくれー!
以上、レインボーカラーの7色が揃いました。
どうでしょ?
ちょっと強引過ぎましたか?
この色は違いんじゃあない?というクレームは受け付けておりませんので、あしからず…(笑)
一番手っ取り早く、「レインボー」という品種を載せれば、ここまで苦労しなくて済んだのでは?
実は、あるんです。
ただし、レインボーという名ですが、虹色のように7色ではありません。
ピンク、紫系統の色しか付きません。
これがなぜ、レインボーと言われるようになったかは、わかりませんね。
まだ葉挿しの状態ですけど、これはうまく育つか微妙です。
無理かもしれません。
親葉から新しい葉は出てきてるんですけど、根が一向に出てこなくて、このまま枯れていくんじゃあないかと、毎朝ひやひやしながらチェックしてる状態です。
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久々の虹には感動しましたが、個人的には、晴れるのか、雨が降るのか、どっちかにしてくれー!って感じです。
じゃあないと、多肉の置き場所や避難場所に非常に困っています。
晴れてる時に、風通しの悪い場所に避難させたままで、蒸らして枯らす…
雨上がりに、濡れたままにして、これまた蒸らして枯らす…
雨が降ってきたのに、避難させずにびしょ濡れで、水浸しでまたまた蒸らして枯らす…
これが一番怖いんですから…