クローバーの乱れ方が「もうどうにも止まらない~♪」
乱れ方が半端なく、収拾がつくなくなってきてます。
もう手の施しようがありません。
ここ、4種のクローバーを植えてるんですが、どの品種のどこが境目なのかがわからないぐらい蔓延り、どうしようもない状態です。
切り詰めたら新芽が出るとか、株分けするとかっていう次元をはるかに超えてしまい、あとは廃棄処分にするしかない状態です。
しかし、まだ何とかなる?
どうにかして、増やしたい…
もう一度、小さい苗から再生したい…
だけど、どうやればいいのかわからない…
どうすればいいのかわかりませんけど、もう一度仕立て直すために、茎挿しに初挑戦です!
初挑戦と書きましたが、正確には初挑戦ではありません。
以前、試しに茎挿ししたんです。
すると、なんと生きてるじゃあないですか!
育ってるじゃあないですか!
生長してるじゃあないですか!
これにはちょっとばかり意外でした。
まさか、クローバーが茎挿しできるとは知りませんでしたよ。
この話題は、前回のクローバーブログでもご紹介しましたね。
本日の姿はこちらになります。
【7月9日ブログより】
【7月21日現在】
さほど変わってませんが、枯れてはないんで育ってると思います。
枯れてる葉は、多分、直射日光に当て過ぎてるからだと…
これ、蔓延ったクローバーの茎を3本切り、土に挿しただけなんです。
その土も、以前シンゴニウムが植わってましたが、枯れてしまい、その鉢の土を入れ替えもせずにそこにクローバーの茎を挿しただけ… 使い回しの土です。
これが成功だというならば、正式に4品種を増やしたい!
増やすために正式に茎挿しをするのが、初挑戦です!
一度成功してるので、失敗はしないでしょう、多分…
ただし、強靭な生命力のクローバーでも、真夏の蒸し暑さや、じりじり照り付ける陽射しの中での茎挿しは、果たして成功するんでしょうか?
前の茎挿しは、春ぐらいで、クローバーの茎挿しの適期だったのかもしれません。
しかし、真夏にできるかどうか…?
だから、今回も半分は試験的なようなもんです。
枯れた場合のことを考えて、元の株はまだそのままにしておきます。
暴れまわって乱れまくってる株を、今すぐにも引き抜きたいんですが、一応保険として残しておかなければ、茎挿しは失敗した、だけど元の株ももう残ってない…ってなりますと、oyageeんちからはクローバー4種が絶滅してしまいますので。
だけど、根付いたのはいいが、その後はどうすればいいのか、正直わからないんです。
試しにやった茎挿しは、つるのように長く伸びた茎を3本ほど土へ挿しただけです。
これが枯れずに生長してるのはいいことなんですが、求めてるのはこんな姿ではありません。
もっとこじんまりした、こんもりしたクローバーの株なんです。
勝手な想像ですが、根付いたら、天芽を切って、また伸びたら天芽を切って…を繰り返せば、脇芽から小さい葉が出てくるんでは?って思ってます。
とりあえず、ナイト、ロゼ、パープル、セピアの4品種を茎挿ししてみます。
1品種3~4本ずつ切り取り、あとは土に挿すだけ。
クローバーはこういうつるのような茎なので、ここを切ります(赤丸部分)
土は、観葉植物用のオリジナル専用土です。
赤玉土、腐葉土をメインにパーライト、市販の観葉植物の土などを混ぜてます。
そして、今回だけ特別。
これまで使ってた土をふるいにかけて、腐葉土などを混ぜ込んだ再生土も使います。
植物の植え替え時に、これまで植わってた古い土が出てしまうんです。
これをどうするか?
捨てる場所がない、ゴミにも出せない、再生しようってことで、比較的生命力のある植物には、再生土を使うことにしてるんです。
すぐに枯れたり、根がなかなかうまく張れない植物に、古い土を使うのは抵抗がありますが、どんな土でもお構いなしに根を張る植物には、半分ほど混ぜて使ってるんですよ。
クローバーも、外でも、野原でも、石垣の隅でも、どこでも生き続ける植物ですので、どんな土にも適応できると思います。
古い土は、養分がない状態なので、腐葉土、そして100均で買える「古い土の再生材」を加えて、養分補給をさせてますね。
ただし、古い土でも、病気になったり、茎が腐って枯れたりした植物が植わってた土は使わないようにしてます。
それと、以前虫がいた土も…
虫がいた土は、取り除いても、卵がある、小さい虫は見逃した…など、また発生する可能性があるので、使わない方がいいでしょう。
今回は、ビニールポットに植えました。
そして、鉢カバーとして、4色のカラフルな鉢ポットを使います。
今年から鉢にも色付きを使って拘りたいって言うのもありますが、実はクローバーの葉の数が少なく、観賞用としてはまだまだみすぼらしい鉢ですので、せめて色付きのド派手な鉢カバーでカバーしようかと…
本日の撮影のために使い、その後は取り外し、ビニールポットに植えたまんまで育てます。
その方が水やりの時に手間が省けますから…
底のない鉢カバーを使うと、水やりのたびにポットから出して、また入れて…って面倒じゃあないです?
ある程度大きくなるまでは、ビニールポットだけで、毎日水やりをすることにします。
それでは、簡単ですが茎挿しの手順です。
01. | ビニールポット4つを用意します。 正確にはわかりませんが、内径が7.5センチの2.5号鉢サイズとほぼ同サイズです。 |
02. | 鉢穴がありますので、鉢底ネットを敷いた後、小さめの鉢底石を入れます。必ずしも、鉢底石ではなくても構いません。 ボラ土や軽石でも大丈夫です。 |
03. | この土が、植え替え後に出た使用済の土です。再利用するため、腐葉土などを混ぜ込んでいます。 |
04. | こちらの土が、赤玉と腐葉土をメインに、市販の観葉植物の土、パーライトを混ぜてるオリジナル配合土です。 |
05. | この2つの土を混ぜて、今回のクローバーの植え込みに使います。 |
06. | 鉢の中にたっぷり流し込んでいきます。 |
07. | 土が締まってませんので、ポットのふちを持ち、地面に軽くトントンと落とすような動作を繰り返し行うと、土が沈んで締まった土になります。 |
08. | 1センチほど沈み込んでいしまいました。こういう時は、土を追加してください。 |
09. | クローバーの密集してる葉をよく見ると、つるのように伸びてる茎が存在します。この茎の先の部分を茎挿しに使います。葉が4~5枚付いた部分をハサミなどで切ってください。 |
10. | 4品種ありますので、それぞれ3~4本ずつ切っていました。 |
11. | ここで4品種にはそれぞれ名前がありますので、過去のブログから調べてみました。 緑色がメインの葉は、「セピア」です。 |
12. | 中心部分が濃い色は「ナイト」ですね。 |
13. | これ、もしかして同じ株から採取したかもしれませんが、「ロゼ」ではないかと… |
14. | 紫色がメインの葉は、「パープル」 この4つ、もしかして全く違ってるかもしれませんので、これからの経過で、正式名称が判明してくると思います。 |
15. | 植え込み方は簡単です。 割り箸などの細い棒で茎を埋め込んでいきます。 |
16. | すべての茎を植え込んで完了です。 |
17. | 植え込んだ後は、すぐに水やりします。 土がからからに乾いてると、最初のうちは水を弾きますので、たまに棒名で軽くかき混ぜたり、穴を開けたりして、土が十分湿るぐらいたっぷり水やりしましょう。 |
18. | 残りの3鉢とも植え込んだら、水やりします。 |
19. | 植え込んだ鉢はクローバーの葉が少なく、まだ寂しい鉢ですので、今回は鉢ポットを使います。 これはセリア商品で、1つ100円(税抜)です。 |
20. | 夏向きのとてもポップでカラフルな鉢になりましたね。 クローバーの葉があればさらにきれいなんでしょうけど、大きくなるまでもう少しの辛抱です。 |
完全根付くまでは、日陰の風通しの良い場所で、毎日水やりをしましょう。
いくら強靭なクローバーでも植え替えたばかりの、しかもねがない状態の苗だと、じりじりの直射日光で焼けて、ダメになってしまいます。
また、水切れも厳禁ですね。
土が乾いてる状態よりは、多少土が締めってる状態でも、クローバーなら茎が腐ったり、枯れたりすることはないと思います。
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どういう状態で、どういう風に育てれば、クローバーがまともに育つのか?
土に茎を挿すだけでも、本当に育つのか?
前回のクローバーの茎挿しは、実はまぐれだったのではないのか?
真夏でも茎挿しできるのか?…
こんなことを調べたいと思います。
今日から実験スタートです。