雨が降る日が多くなってきました。
多肉、今は雨に濡らしてるんですよ。
以前は、多肉に雨は禁物だ!ってことで、覆いをしたり、避難させたり、2階のベランダの多肉はラティスで作った簡易屋根を設置して雨を凌いでたんですけど、もうやってません。
多肉って、雨に濡れたぐらいで枯れちゃうほど、そんな軟な植物じゃあない!?
枯れちゃうものは枯れちゃうんですけどね。
雨に当てた方が意外と元気がいいし、大きく育つ気がするんですよ。
というのが、雨ざらしだったり少々放置気味の苗の方が大きく育ったり、元気な苗が多いってことありません?
多分、雨に当てれば雨の影響で土が締まってくれて、そうするとしっかり根が張ってくれるみたいだから、元気に育ったり、大きく育つような気がします。
「土に根がしっかり張ると丈夫に育つし、大きくもなる!」と思っていますし、逆に土をしっかり根が張れてない苗は、暑い夏や寒い冬を越せなくて枯れちゃう傾向があるようなんです。
これは自分の経験談なので、すべてがそうだとは一概には言えませんが…
植物が根がしっかり張るか張らないかは、水やりにかかってます。
水分がないところに根は張っていきませんからね。
水やりも、ちょろちょろだったり、霧吹き程度の水だと、土全体が湿らなくて、どうしても土の上の方だけ湿ってるから、上の方だけしか根が張ってないってことがあります。
どうもぐらぐらする、不安定だな…と思って苗を抜いてみると、根がほとんど張れてなかったってことが多いんです。
「水やりするなら、たっぷりと!」 …これ、鉄則です。
どうして多肉を雨に当てようかと思ったら、いちいち避難させるのが面倒くさくなったって言うのもあるし、水やりの問題もあります。
これだけ大量の多肉だと、水やりするのも超大変!
2階のベランダとかは水道がないんで、下からじょうろやバケツで水を抱えて上がるのも、結構しんどいんです。
だから、水やりを兼ねて雨に当ててるんです。
今の時期、多肉を雨に濡らしてもほとんど問題なく育ちます。
雨が多くなるとそれだけ土が湿ってる時間が長くなるから、水分量が多くなり、多肉の色が褪めちゃったりするかもしれないけど、まずはしっかり根を張らせること。
それには、水やりが一番大事なんです。
ということで、本日も多肉を雨に濡らしちゃってます。
特に植え替えて数日たった寄せ植えとかは、雨に当ててるんです。
その1つが、先日作った大きめの寄せ植え。
長崎にあるテーマパーク「ハウステンボス」をイメージして作った多肉版のハウステンボスがありました。
勝手に「タニクテンボス」と名付けてますが、これがハウステンボスの多肉版「タニクテンボス」です。
あの寄せ植え、雨に当ててるんです。
本日は雨… 雨の中、タニクテンボスの園内を散策してみましょう。
インスタ映えするようなおすすめスポットがあるかもしれませんよ?
まず、今回のタニクテンボスのメインエリアがここでした。
丘の上に風車小屋があり、その回りにはチューリップ畑をイメージして、セダムのベッラデインヴェルノが植え込んだんです。
赤や黄色、オレンジ色だったベッラデインヴェルノでしたが、色が褪めてきてますし、ほぼ同じ色に…
植え込む時は、いろんなところから集めてきたベッラデインヴェルノでしたが、同じ場所で育てたらこうなっちゃいますよね。
所詮、元は同じ品種なんですから…
ベッラデインヴェルノは、日照時間、水分量、気温などで色づきが違ってくるようです。
ここは、一番のおすすめスポットでないですね…
次に、箱庭シリーズで初めて作った運河。
ダイソーで買ったミニチュア用の橋と水色のカラーサンドで、水が流れてる運河をイメージして作ったんですよ。
これ、道路じゃあないのって!?
ヨットが浮かんでるんで、誰がなんて言うとここは「運河」なんです!
水やりや強風の影響で、小石が運河に流れ込んでしまってますね。
奥の浮島にはリトルミッシー、手前には斑入りのタイトゴメと超小型のセダムのダシフィルムを植えてみましたが、まだインスタ映えするほど茂っておりません。
手前が寂しいんで、同じセダムの「ワイルドファイヤー」を数日前に植えてみました。
今、このワイルドファイヤーは赤色の発色がすごくきれいで、ただいま田舎マダム様たちの間では一番人気のセダムなんです。
田舎のマダム様たちって、こういう派手な色をしたものが大好きですから…
さて、3段の階段に植え込んだセダムと最上段に植えたサボテンたちは?
左からサボテンと硬葉ハオルチアのエリア、その隣がセダムのシルバーストーン、アクレ、ルベンス・リザートの3種を植え込んでます。
セダムのこの3品種、これまでブログにあまり登場したことないですよね。
購入してもこの3種はなかなかうまく育ってくれなく、先日また買ったんです。
買った時はきれいな色をしてたんですが、日照時間の短さと段々と暖かくなったのもありますし、あと水分が多いのも影響してるのか、どれも色が冴えないです。
だから、このエリアもインスタ映えしない場所ですね。
タニクテンボスの左側には、あまり大きくならない多肉達のスプリングワンダー、子持ちレンゲ、ミモザ、プロリフェラを植えてます。
4つのうち、仲間外れは?
もうおわかりですよね… 「子持ち蓮華」です。
子持ちレンゲはオロスタキス属、他の3種はセダム属なんです。
ここもまだインスタ映えするほど密集してないし、群れてません。
ただ、子持ちレンゲはしっかり根付いたようで、成長が始まってます。
以前はなかった子株が、あんなにびょんびょん伸びてきてますよ。
子持ちレンゲ錦のエリアに植えてる緑の苗、実は子持ち蓮華ではありません。
しかし、同じオロスタキス属… 名前は「薄紅蓮華」っていう品種です。
薄紅蓮華は、葉のふちがもうちょっと赤くなるんですが、寒さと日差しが足りてないので、紅葉より成長が始まって色がついてないのだと思います。
ロゼット状の多肉達を植えたこのエリアは、インスタ映えするのか?
七福神、マディバ、デントラチェム、レディジアなど、雨に濡れて生き生きしてますよね。
今の時期に雨に当てても、ほぼほぼ大丈夫。
しかし、蒸し暑い梅雨時期の長雨や猛暑の真夏で雨に当てっぱなしは、やっぱり心配になります。
どうするか、これから考えましょう。
ここは、今のところきれいなんで、インスタ映えするおすすめスポットの候補の1つに挙げておきます。
その隣に、もう1つロゼット状の多肉をぐるりと一周植え込んだエリアがございました。
ここもインスタ映えするおすすめスポットになりますが、やはり中心にあるベッラデインヴェルノの色の悪さが残念な結果に…
また空中からインスタ用の写真撮影するって、ドローンを購入して飛ばすか、小型ジェット機を貸し切って遊覧飛行しながら撮影しないといけないじゃあないですか!
そんな余裕、一切ありません!!!
今回の散策は「しっぽりお散歩旅」なので、上空から撮影しないといけないこのスポットは却下します。
インスタ映えするおすすめ最強スポットはここだ!!!
ここです…
さきほどのロゼット状の多肉がきれいに撮れるし、遠くに風車小屋が映り込めば、タニクテンボスを旅してることが一目瞭然!
そして、oyageeの手作り作品の真っ白なはしごと、真っ白い橋に運河に見えない運河がちょっと入り込んだこの角度から見るタニックランドが一番のおすすめスポット!
それに、なんといっても、世のマダム様たちが「これ、かわいいーぃっ!」って発狂して喜ぶ紅稚児の花がこの多肉テンボスにも咲いてます。
真っ白な小さい花と赤の葉っぱのコントラストがきれいですよね。
写真にこの紅稚児が真ん中に来るこのアングルから撮影するのが、ベストポジションなんです!
ここからタニクテンボスを撮影すると、インスタ映えすること間違えなし!!??
いかがでしたでしょうか?
タニクテンボスの見どころは、梅雨入り前までです。
梅雨に入りますと、一気に色が褪めて休園状態になりますので、お越しの際はお早めに。
従業員一同、皆様のご来園を心からお待ちしております…
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従業員一同って? 他に誰がいるの???
ひとりなんですけど???