木曜日、いとこのお嫁さんとそのお友達2名様… 田舎のマダム3人衆がoyageeが育ててる多肉を見に来たんです。
「売ってくれる多肉はないの?」ってことで、一応お分けできる多肉を用意したんですが、お金をもらえるほどの品種ではない…
それでも、「それは悪いわ、お金とって!」と言われたら、「じゃ、土代と鉢代だけで…100円でいいですよ」と言おうと思ってました。
しかし、会っていきなり朝採れ生卵10数個とチルドの干し魚をいただいたんで、結局、ただで差し上げることにしたんです。
マダムたちにお分けできる多肉はこちらです。
田舎マダム3人衆は、どの多肉を選ぶのか?
意外にも全部持って帰るのか?
はたまた、「これだったら、いらない…」と手ぶらで帰るのか?
上の写真はマダムたちが来る前に撮影し、下の写真が帰宅した後のトレイの写真になります。
抜け落ちてる部分が、持って帰ってくれた多肉ですね…
それでは、田舎のマダム達が気に入った多肉品種を発表です!
マダムたちがそれぞれの多肉を見た時の感動度、欲しい度、喜び度を集計した結果をランキング形式にしています。
では、まず!
5位は!
前回のブログの最後にも書きましたが、5位は「火祭り」です!
赤い色味が目立ちますし、他の多肉の苗と比べてもこの火祭りは大きい方なので、大きさに目が行き、思わず手に取ってしまったみたいです。
ビニールポットに植わってた火祭りの小苗は、この親株からカットしました。
こんなに赤くなってるんですよ。
火祭りって、上手に育てればもっと赤くなります。
写真の火祭りが真っ赤にはならず、ややくすんだ赤色をしているのは、日照不足というよりは、寒さにやられてる感じです。
今の時期、外でも大丈夫ですが、霜や寒風が直接当たるところに置いておくと、弱ってきて萎れてきますね…
下の写真の中央下が火祭りです。
【19.01.07のブログより】
1月の寒波襲来の時、寒風と霜に晒してたせいか、火祭りだけがクタッとなってしまったんです。
他の秋麗や春萌は今もなお元気なのに、この火祭りだけは未だに復活しておりません…
それでは、続いてマダムたちの人気多肉…
4位は!
「虹の玉」です。
この虹の玉は、真っ赤になっていません。
しかし、マダムたちはこの赤茶色の「虹の玉」に興味津々だったんです。
ツルンとして光沢があるから、目が行ってしまったんでしょうか?
マダムたちは、キンキンキラキラのヒカリものに弱いですからね…
2鉢用意してたんですが、2鉢とも持って帰られました。
「これ(虹の玉)、大きくなるとこういう風になるんですよ…」って、マダムたちに紹介した虹の玉はこちら。
木立化というのか、群生化というのか、大きく育った虹の玉を見て、「へぇ、こうなるの?」「へぇ!」とプチ感動してました。
続いて…
3位は!
葉の先が真っ赤に色づいてる「乙女心」です。
この乙女心を手に取り、マダム2人が「これ、かわいい!」「これ、いいね」…を連発。
1鉢しか用意してなかったので、2人が取り合いになり、最後は喧嘩してしまうのでは?と内心ドキドキしておりました。
ブリキ缶の鉢を持ってらっしゃいましたマダム様が、ブリキ缶に入れてお持ち帰りです。
多肉初心者マダム様たちは、葉がプクプクとして、形が面白く、きれいに色がづいてるのに興味をそそられるようですね。
乙女心を何本も群れて植えると、こんな風になります。
木立化して、花が咲いたようになり、かわいくないですか?
ただし、背丈があまり伸びすぎると、こうな風になっちゃいます。
これ、去年の春に作った寄せ植えですが、頭が重すぎて垂れ下がり、今にも落っこちそうです…
落ちるのを何とか踏み止まりながらも、頭はしっかり上を向いてる姿が、なんとも愛くるしいと言いますか、必死感が漂うと言いますか、痛々しいと言いますか、健気で愛嬌あると言いますか…
乙女心に興味を示したマダムたち…
若かりし頃の童心に戻ったのでしょうか?
今じゃ、手土産に生卵と干し魚を持ち歩くオバさま方も、大昔は乙女心を持つ「うぶで可憐な少女」だったってことですね?
葉の先をほんのり赤くする乙女心のように、マダムたちも頬をポッと赤く染める日々があったってことですか?
んんん… どんな女学生だったのでしょうね???
さて、いよいよ大詰め!
2位は!
左上の端っこに置いてたセンペルビウムです!
センペルさん人気、ついにキタァーーー!
センペルビウム、大人気じゃあないですかぁ!
何故か、ブリキ缶を持ってないマダム様が、早い段階ですでにこっそり自分の足元へ確保…
「渡すものか!」って感じで、センペルさんを自分のものにしてたんです。
色づきはそれほど良くないのに、何故?
多分、このマダム様は、葉が密集してるセンペルのようなロゼット状の系統が好きなのでしょう。
「これ、いいね。もうないの?」っておっしゃいますので、「これ(センペル)は、これなんですよ」と紹介したのがこちら。
そうです、ブログに何度も出てきてるセンペル鍋のセンペルさんです!
「これ、また色が違っていいわ。欲しいわぁ!」というので、端っこの方の小さな小苗を追加プレゼント…
割り箸で掘り起こしてあげました。
ちなみに、鉢に植わってたセンペルさんの親株はこちら。
葉の外側がブラッディオレンジっぽく色づいてて、きれいですよね。
葉の表面も、ふんわか軟らかそうなベルベット生地風で、見た感じが高級感漂っています。
マダムたちにこの苗は見せてないですが、これを見たら、マダムたちはきっと感動すると思いますよ。
詳しい品種名まではわかりません。
ちなみに…
マダムたちが来る前に慌てて作ったセンペル4種の鉢は?
こちらのセンペルは、売れ残ってしまいました…(泣)
小さすぎ、また色味が土と同化し、目立たなかったんでしょうか?
それでは、1位の発表!
……のその前に!
今週のスポットライト!!
ランキングには入りませんでしたが、マダムが興味を示した多肉を1つご紹介します。
マダムたち、持って帰ってもいいトレイ内の苗とは別に、他の多肉も見て回られたんです。
「他はまだ1鉢しかないんで…」って、持って帰るのをやんわり拒絶したのですが、そのうちの1つ、この多肉に異様に興味を持ったマダムがいらっしゃいまして…
「これ、面白い、これ、いいわねぇ!」を連呼してましたので、こちら、摘み取ってあげました。
すると、もう一人のマダムも、「私も!」っていうので、もう一人のマダムもお持ち帰り。
これなら、いくらでも差し上げますよ。
これ、ブログに何度も登場してた「側溝セダム」と同じ仲間です。
置いとけば、勝手に蔓延り、茎が折れて地面に落ちても、勝手にそこに根を張って育つ…
気づけば、あちこち生えてる厄介者のセダムです。
これ、ベンケイソウ科マンネングサの一種で、多分「モリムラマンネングサ」ではないかと?
モリムラマンネングサはなかなか紅葉しにくいんですが、これは何かのタイミングで紅葉してます。
茶色くなってるのは、紅葉なんでしょうか?
もしかして、マンネングサでも、モリムラマンネングサではないかもしれませんが。
このブツブツのどこがかわいいんでしょうねぇ?
それでは、ついに!
1位の発表です!!
意外や意外!
第1位は、「ビアポップ」だったんです!
いとこのお嫁さんは、多肉に興味はあるけど、見る専門…
あれこれ持って帰らず、「持って帰らないの?」って聞いたんですが、「私、上手に育てられないから!」ってことで、手ぶらで帰りました。
お友達のマダム2人が、このビアポップがすごく気に入ったみたいで、「かわいいね」「これ、かわいいよ」「これ、いいわぁ!」を連呼するんです。
「この苗(ビアポップ)、こんなに伸びるんですよ」って、紹介したのがこちら。
すると、「うわぁ!面白いー!」「すごいねー!」「こんなに伸びるの?」「これ、いいじゃん!」っていうので、「なんなら、まだ摘み取りましょうか?」ってことでお一人様もう3本ずつカットしてあげたんです。
だから、ビアポップの先っちょ、カットされてほとんどなくなりました…
惨めなビアポップ…
しかも、摘み取る部分の葉を先にもがず、慌ててハサミを差し込んでカットしたもんだから、残ってる葉もずたずたで無残な姿に…
あららら、かわいそうなことをしました…
ちなみに「ビアポップ」は、ビアホップ、ビアーポップ、ビヤーポップ、ビヤホップ…といろいろ呼ばれてます。
他にも、「新玉つづり」だったり、「ブリトー」とも呼んだりしてます。
多肉の呼び名って、ホント種類が多くて、ややこしいですよね…
それではもう一度、マダムたちの好きなベスト5を振り返ってみましょう。
5位… クラッスラ属の「火祭り」
4位… セダム属の「乙女心」
3位… セダム属の「虹の玉」
2位… センペルビウム属の「センペルさん」
1位… セダム属の「ビアポップ」
あと、左下の端にあった「タイトゴメ」も持って帰ってますね。
タイトゴメに関しては、別に感動も会話もなく、知らない間になくなってました…
タイトゴメも、セダム属の仲間です。
となると、田舎のマダムたちは、セダム属がお好き?
エケベリアやグラプトペタルムに全く興味を示さなかったのが不思議です。
oyageeの育て方や植え方が下手なんですかねぇ?
ピンク色に染まった樹氷とか、褐色のブラックプリンスなんて、それぞれ個性があって面白いと思うですけど…
マダム3人衆は、選んだ苗を持って一応喜んで帰っていきましたが、持って帰った多肉は全部で7鉢。
もうちょっと持って帰ってくれると予想してたのですが…
40鉢用意したんで、せめて半分の20鉢は捌けると思ってましたけど、たった7鉢なんてなんだか寂しいですよね…
こんなものでしょうか?
それとも、普及種ばかりを集めた多肉だったので、マダム3人衆、多肉素人ながらも見る目があったってことですか?
いやいや、「ただで差し上げます」と言ったから、きっと遠慮したんでしょう…
そういうことにしておきます。
ブロンズ姫には全く興味を示さなかったってことは、やはり多肉を見る目があるんですね?
多肉素人さんたちにも、全く持って見向きもされなかったブロンズ姫…
ブロンズ姫の復活劇、本気で考えてあげないといけません…
次、また来るそうですが、今度はグリーンネックレスなどのネックレス系や、ハオルチアなども追加投入し、再び勝負です!
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以上、「田舎マダムの多肉人気ランキング!」でした。