いきなり、問題です。
上の16枚の画像は、oyageeがいま現在育ててる植物の葉ですが、この中で仲間ハズレはどれでしょうか?
モバイルでアクセスされてる方は画像が小さくし過ぎて、ちょっと見づらいかもしれません。
すいません…
ヒントは…
16種のうち、15種は新芽がくるっと巻いた状態で伸びてきます。
新芽は、株の中心から出るものがほとんどですね。
中には、匍匐する茎から出てくるものもありますが。
仲間ハズレのものは、新芽がくるっと巻いておりません。
主軸とする幹があり、真っ直ぐ上に伸びていきます。
その先に芽が出てきます。
その幹についてる葉が羽状複葉になり、シダの葉に似ています。
- ちなみに、羽状複葉とは… oyageeもシダ類を調べてて初めて聞いた名前ですので、詳しくはわかりませんし、うまく説明できませんが、一枚なりの葉を「単葉」、複数の小さい葉が葉軸に連なって付き、その葉軸が枝や幹についてる葉を「複葉」と言います。 羽状とは、その小葉が葉軸の左右に鳥の羽のように並んでいることを言います。
仲間ハズレの葉は、もうお判りでしょうか?
では、この16種の植物名をお知らせします。(五十音順)
- アジアンタム
- イノモトソウ
- エバーゲミエンシス
- コタニワタリ
- シノブ(トキワシノブ)
- ジャカランダ
- スコッチタマシダ
- ダバリア
- タマシダ
- ニシキシダ
- プテリス
- フレボディウムオーレウム・ブルースター
- ベニシダ
- ボストンファン
- 水菜似のシダ類 (植物名未確認)
- 野生のシダ類 (植物名未確認・甥っ子との旅行時に採取)
そうです、植物名を見渡せば、ずらーーとシダ植物ばかりですね。
だけど、一つだけシダ植物ではない植物が紛れ込んでいます。
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6番目のジャカランダです。
こちらだけシダ植物ではないんですよ。
だけど、写真だけ見たら、全部がシダ植物に見えますよね。
それでは、大きな画像と共に個別に名前をお伝えします。
こちらはブログに度々登場してるタマシダです。
詳しい正式名称はあるかもしれませんが、ここでは大まかな区分でタマシダと呼んでいます。
ブログには、「増やすんデス」、「葉がMORI MORI茂っているんデス」など、〇〇なんデス、〇〇なんデスのタイトルで更新してきました。
- タマシダ(ネフロレピス)の増やし方|株分けと子株で増やすんデス (17.06.06更新)
- タマシダの生育状況|モッサモッサ、モリモリのホイップ状態… タマシダがスゴいことになってるんデス (17.06.12更新)
- シダがMORI MORI~♪てんこMORI MORI~♪ タマシダがイイ感じにこんもりしてきたんデス (17.08.01更新)
こちらはボストンファンです。
ツルシダ科タマシダ属になります。
「タマシダ」と「ネフロレピス」は、呼び方が違うだけで同じなんですが、この品種は、葉の形状から熱帯・亜熱帯地方の雰囲気が漂うので、日本語の「タマシダ」というよりは、横文字の「ネフロレピス」と呼んだ方がしっくりきますね。(これは個人的な意見です…笑)
スコッチタマシダです。
ボストンファンと同じ、ツルシダ科タマシダ属です。
葉の形状、株の姿などが、以前からブログに登場してるタマシダと非常に似てるんですが、 1.2. のタマシダは小ぶりなんです。
あまり大きくなりません。
こちらは株がすでに大きいですね。
葉の形状も、 1.2. のタマシダは葉がクシュクシュとして縮まり、葉のふちがフリルっぽく波状になってますが、こちらはそれほど波打ってません。
逆にタマシダは、触った感じが若干チクチク・ゴワゴワするような固い葉なんですが、スコッチタマシダは全体的にフワフワしてて、手でさわった感触が非常に柔らかいのが特徴です。
綿菓子を掴んでるようなフワフワの感触なんです。
別に例えるなら、タマシダは柔軟剤を使ってない、スコッチタマシダは柔軟剤を使ってる、…という差です(笑)
この2つ、全くの同品種なのか、おおまなかの分類は一緒でも細かい細分類まで見ると、ちょっと違う品種になるのか、把握してません。
葉が羽状複葉になっていなく、シダ類っぽく見えませんが、こちらもシダの仲間です。
コタニワタリと言います。
ベニシダです。
典型的なシダの葉の形をしてますね。
ベニとは、どういう意味なんでしょうか? 紅葉でもするんでしょうか?
小さいって意味なんでしょうかねぇ?
こちらはニシキシダです。
ベニシダと同じ葉の形状です。
ベニシダより、若干葉の形状が鋭く、小葉の先端が尖ってます。
コタニワタリ、ベニシダ、ニシキシダ、以上3植物は同時に購入してだいぶ経ちます。
大きく育ってきまして、鉢も小さく、そろそろ植え替え時期かと…
もう少し涼しくなったら、植え替えを予定してます。
甥っ子と1泊2日のプチ旅行に出かけた時に見つけた、ちょっと変わった葉をしたシダです。
正式名はわかりません。
小さくて丸い葉がかわいくないですか?
水滴が連なってるように見えません?
しかし、かわいい葉も今のうちでしょうね…
大きくなると、上のボストンファンみたいなネフロレピス系の南国風シダになるんではないかと?
ここからは、これまでブログに登場したことのあるシダ類ですので、2品種合わせて紹介していきます。
15.16. は、ずっと昔から家にあって育ててるシダですね。
このミニポットの鉢は、oyageeが以前茎挿しをやって増やし、ここまで生長しています。
生長はかなり遅いです。
匍匐するつるのような茎から芽が伸びます。
これまでブログでは、シノブ、シノブと呼んでましたが、正式名称はトキワシノブでしょうか?
和のイメージが漂うシダでして、風鈴や軒下が似合いそうな葉の形状をしています。
下の 17.18 は、今年の春に買ったシノブです。
しかし、これ、シノブではないかもしれません。
葉の形、匍匐するつるが家で育ててたシノブに似てるからシノブと呼んでたんですが、葉の形状が微妙に違うんですよ。
シノブのことをネットで調べていたら、偶然にこの葉の形状と同じ画像を見つけて、植物名をチェックすると、ダバリアと書いてたんです。
もしかすると、これは西洋シノブのダバリアかもしれません。
原産はマレーシアということですが、詳しくはわかりません…
この植物、もう少し詳しく調べてみます。
上の 19.20. は、おなじみのプテリスです。
株分け後に葉を切り詰めましたので、まだ小さい葉しか出てませんが、大きくなると葉の形が変化してきます。
下の 21.22. は、地区の溝掃除の時に見つけたイノモトソウです。
たぶん、野生のイノモトソウの胞子が流れ着いて、溝の壁面に根を張り、育ったんだと思います。
細長い葉が、プテリスが大きくなった時にそっくりなんですよ。
上の 23.24. はよく見かける植物ですよね。
園芸店ではおなじみで、oyageeのブログにも何度も登場してるアジアンタムです。
株分け、植え替えしたアジアンタムが数鉢ありますが、どれも日々生長しています。
下の 写真25.26. は、エバーゲミエンシスです。
これも、もしかしてもしかしたら、他の品種名かもしれません。
買った当時、品種名を調べてて、エバーゲミエンシスと書かれてましたので、こう呼んでいますが、後日、同じ葉の形をした鉢植えを園芸店で見かけた時があって、この時は全く違う名前で販売されてたような? 「プテリス」の名前で売られてたかも?
詳しくわかったら、名前を訂正しておきます。
今年から初めて育ててるんですが、買った当初は株が弱ってて、葉もすごく傷んでました。
徐々に復活したんですが、ある時期を境に葉が一向に増えなくなり、だんだん弱ってきた…
新芽をナメクジが食い荒らしてたんです。
気づいた時には、絶滅の危機でした。
害虫被害に遭わないために、すぐさま、oyageeの目の届く集中治療室(2階の廊下)に移動したんです。
で、今はここまで復活し、生長してますよ。
この復活劇は、また後日ブログにでもご報告いたします。
27.28. は、先日ブログでお伝えしました、フレボディウム・オーレウムですね。
この葉はシダ類っぽくないですが、シダ類みたいです。
詳しく説明されてるサイトや本がないんで、本当にシダ類でいいのか、正直よくわからないんです。
29.30. は、こちらもよくわからない植物です。
名前もわかんないんです。
じゃあ、シダ類かわからないじゃん!ですって?
ですよね…(汗)
葉の形状、中心部分からゼンマイやワラビのような芽が出てくるので、シダ類と判断しました。
詳しいことがわかったら、またお知らせします。
ちなみに、名前がわからないんで、oyageeはシダ類界の水菜と呼んでいます。
野菜の水菜に似てません?(笑)
で、こちらが唯一シダの仲間ではない、ジャカランダです。
ブログ初登場です。
細かい葉がきれいでしょ?
しかも、葉だけ見ると、シダ類と間違えませんか?
以前から育ててましたが、この植物でなかなか面白いことが起こらなくて、ブログに登場しませんでした。
この鉢の背丈はまだ小さくて、30センチぐらいしかないですが、大きくなると大木になります。
しかも、花が咲きます。
全く同じ高さの同じ鉢のジャカランダが1鉢、そして3本植わってるジャカランダの鉢がもう1鉢あり、3本植わってる鉢の土が悪くて水はけがよくないんで、近々植え替えます。
その時にジャカランダが登場しますので、お楽しみに。
と言うことで、正解は…
16枚集合写真でいうと、上から2段目の左から3番目の写真がジャカランダでした。
この前、甥っ子と秘境探検をしてきまして、そこでいろんな形をした葉のシダを見て、今、ちょっとだけシダにはまり中なのです。
だから、こういう企画をやっちゃいました。
葉のあの繊細さ、細かさ、形の面白さ、バラエティーに富んだ葉の姿、いろんなシダの葉があり、面白くないですか?
oyageeは根フェチだと公言してますけど、最近、シダの葉フェチもあるように思えてきました。
シダの葉を見てるだけで、ウハウハしてきます(笑)
またシダ類を入手しましたら、oyageeシダ類コレクションに加えていこうかな、と…。
最近、行きつけのホームセンターの園芸コーナーに、新種のシダが入荷してたんですよ。
あのホームセンターに行くと、買っちゃいそうでヤバイです…
最近のホームセンターは、oyageeにとって非常に危険地帯です…