真夏の暑さや蒸れにも負けない、さらには強い陽射しもへこたれない普及種たち… 「頑張れ、黄麗クンとその仲間達!」【oyageeの植物観察日記】

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本日も、夕方の時間帯多肉パトロールです。

夕方と言いましても、もう午後7時を回ってます。

7時はまだまだ明るいんですが、やはり段々と日が短くなってきてるような気がしますね。

夏至からすでに1か月ほど過ぎたことだし、これから段々と暗くなるのが早くなりそうです。

日が段々と短くなってくると、夕方の涼しさを徐々に感じてきたりして、同時に夏の終わりの気配も感じてきたりし、少しだけ寂しさも漂ったりもするんですけど、まだまだ涼しさなんてどこへやら…

まだ夕方の涼しさを感じることはないですね…

まだ7月ですもんね…

この暑さ、どうにかしてください…

梅雨末期の長雨の影響で、ダメダメになった多肉の多いこと…

梅雨時期はそうでもなかったんですが、ここに来て、一気にダメージを受けたり、目立ったりしてきてますね…

取り込む場所がなくて、雨ざらしにさせてしまい、葉が傷んだり、下葉が全部落ちたり、茎が腐ったりした多肉があります。

また直射日光に当て過ぎて、これまた葉が落ちたり、枯れたりした多肉もあります。

害虫などにやられて、葉が枯れたりする多肉もあるんです。

そうです、これ、先日カタツムリにパンチの穴のような真ん丸の穴を開けられた多肉です。

あの葉、枯れました…

丸く穴が開いた葉の残骸だけが辛うじて残っています…

梅雨の雨ざらしでも平気だった、害虫なんてなんのその、さらには真夏の太陽をがんがん浴びても全然平気な多肉もあるんです。

それが、多肉の普及種

「普及種」っていうくくりがイマイチよくわかりませんが…

・ 一般的によく出回って、とりわけ希少種でもなければ、レア種でもない。

・ また簡単に増やせて、失敗も少ない…

・ その為、誰もが一度は育てたことのある…

・ だから、すでに持ってて、魅力もないし、あまり人気もない多肉…

こういうくくりでいいでしょうか?

ホント、人気がないんですよね…

よく行くホームセンターでも、普及種たちはいつも売れ残ってます。

売れ残ってるから、段々と徒長したり枯れてきて、ついには処分価格で売られてます。

それでも買い手がいなくて、最後は廃棄処分… 多分…

かわいそうな普及種たち

そういう普及種さんたちだって、いいところはいっぱいあるんです。

見てください、この普及種さんたちを!

この子たち、梅雨時期は雨ざらしでした。

今は、毎日カンカン照りの強い日光が照り付けてます。

逆過保護状態です。

特に、写真の左サイドの多肉たちが絶好調!

葉の傷みもなく、葉焼け一つしていません。

ほら、少々のことでもへこたれない多肉さんが、この普及種たちです。

イイ子たちばかりでしょ?

この子たちは、黄麗クンとその仲間たち。

黄麗のほかには、銘月デビー立田ブロンズ姫ハムシー秋麗月の王子

※ ちなみに、「黄麗」と「月の王子」は、名前こそ違いますが、まったく同じ品種です。

きれいに色づいてますし、以前よりだいぶ大きく育ってますよ。

素晴らしいじゃあないですか!

このプランターに植えてたのは、以前、松花堂弁当風寄せ植えに使った多肉さんたちです。

【2018年1月1日のブログより】

写真左奥の、花札を飾ってる寄せ植えの多肉さんたちを、このプランターに植え込んだと思います。

松花堂弁当風寄せ植えはいくつか作りまして、その中でもルシータ星影ミニベル杏美人…など、一点ものの多肉苗はここには植えてません。

1つ1つの鉢に植え込み、日陰で管理してます。

だって、日向に置いて葉焼けしたり、太陽熱で芽が枯れたりしたら、嫌じゃあないですか…

だから、ついつい過保護に育ててしまってます。

このプランターには、普及種…、言い換えれば、どうでもいい種を植えてるんです。

真四角の容器の松花堂弁当風寄せ植えに植え込んだ時よりも色もよくなってますが、さらには寄せ植えの時より3倍ぐらい大きくなってますよ。

普及種は、他にもあちこち植えており、始末に困るほど持ってる品種ばかりですので、直射日光に当てて葉焼けさせてもまあいいや雨に打たせて枯らしても、仕方ないな…という、かわいそうな扱いの多肉達です。

しかし、雨に当て丈夫に育ち日に当て色づきもよくなる…という、返っていい結果をもたらすというなんという皮肉な結果に…

皮肉ではないですね、とっても頑張ってくれてる普及種クンたちなんです。

多肉は、やっぱり半地植え状態のプランター栽培があってるのかもしれません。

これだけ土があれば、根がしっかり張れますもんね…

あと、土に微妙に肥料が交じってたのも、大きくなった原因だと思います。

プランターの底に、ちょっとだけ緩効性肥料を撒いたんです。

プランターの底に鉢底石を敷き、そこに1センチほど土を入れた後に緩効性肥料を適量以下撒いて、その上から土を入れてます。

根に触れる部分に直に肥料を入れると、根が焼けてしまう「肥料焼け」を起こしてしまいます。

だから、根からなるべく離して肥料をまき、生長してある程度大きく育ったところで肥料に到着すると、さらに元気で丈夫な株になるんです。

市販の肥料は、土だけでは足りてない肥料成分が入っており、不足肥料を補えたりもするので、大きくなることもさながら、色づきがよくなったり、株に勢いが出たり、葉数が増えたり…といろんな面で効果的です。

ただし、与えすぎは禁物ですよ。

何事も、物足りないぐらいがちょどいいんです。

だから、肥料は適量以下の量を、根の届かない底付近に撒いた方がいいかもしれません。

今年の夏は、例年以上の酷暑です。

まだまだ暑い日が続くみたいです。

この暑さにも負けずに、頑張れ! 黄麗クンその仲間たち!

「何故、黄麗クンが主役扱いなの?」

わかりません…

色が特にきれいで、気に入ってるってことだけです。

「じゃ、ブロンズ姫は?」

ブロンズ姫は、主役にはなれませんよ…

あの色で、主役になれるわけないじゃあないですか…

さっきの写真を見ました?

ブロンズ姫だけが、また冴えない色をしてるんですよ…

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またブロンズ姫だけ、目の敵にしてます?

してませんったら…

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