葉挿ししてた多肉植物が大きくなってきたものがあり、夕方、それを鉢に植え替える作業をしてました。
ほとんどがエケベリアの品種の葉挿しで、こういう品種の生長期は春秋型が多く、冬と夏は休眠状態で生長がないんですよ。
そういう品種を1年で一番暑い時期に植え替えても、根がうまく張れずに失敗しちゃう事が多いんです…
だから、今の時期は本当は植え替え作業をしない方がいいんですが、挿し床でもうまく根が張れずにだんだん衰えていく葉挿しを見続けるのは堪え難く、半強制的に植え替えてるんです。
その作業をしてた時に、「何やっとるん?」と、ご近所のア!エロオヤジさんが来ました。
ア!エロ!ではなかったですね…
そんなことを言ったら、ホントに張り倒されます。
アロエを集めてる近所のアロエオヤジのおやっさんです。
いきなり、「植え替えしてるんだ… 何、植えてるん? 鉢、ある? いらない?」って聞かれたんです。
持ってるんですか? 持ってるのならいただきたいです…という意味で、oyageeは「鉢、あります?」って聞き返したんです。
すると、アロエオヤジが「あるんだ…」って妙に納得するような返事が返ってきました。
この「あるんだ」は、「持ってるんだ? だったら、もう鉢はいらないね。」っていう意味にoyageeは捉えました。
いやいやいや、持ってるんだったらください、鉢はいくつあっても困らないんで…という意味でもう一度、「あります?」って聞いたんです。
すると、アロエのおやっさんは、また「あるんだね…」って即答…
いやいやいや、だから違うって!!
「あります」は「持ってますよ」ってことじゃあなくて、「あります?」って、最後にクエスチョンがついた「あります?」なんですけど?
疑問符なんですけど?
語尾を、思いっきり上げながら聞いてるんですけど?
わからないかなぁ?
oyageeは、アロエオヤジさんに「余分な鉢を持ってるんですか?」って意味で、「鉢、あります?」って聞いてるのに、何故かアロエオヤジさんは「鉢がありますよ」って意味に受け取ってるみたいで、「鉢、あるんだね…」ってなってしまう…
アロエオヤジさんとは、意思疎通がまったくできません…
もう何度もお会いしてるのに、未だに会話がうまく噛み合いません…
ここは言い方を変えて、「鉢、あるんですか?」って、「か?」をつけてみたんです。
すると、「あるよ、あるよ、いっぱい」って答えてくれ、「持ってきてあげるよ」って言ってくれました。
やっと意思疎通ができましたよ。
葉挿しの小さい苗をちょうど植え替え作業中だったんで、下を向いてて、「え?もう持ってきてくれるんですか? すいません…」って言おうと思い、顔を上げたら、そこにはおやっさんの姿はもうなかったです…
猛ダッシュで自宅へ飛んで帰られたみたいです…。
そんな慌てて帰らなくても…
意外とせっかちなアロエオヤジさんです…
で、持ってきてくれたのは、これ!
ありがたいですね。
このサイズの鉢がちょうどほしかったんですよ。
小さい葉挿しの芽は、ミニのビニールポットで間に合うんです。
少し大きな株は、3.5号サイズのプラスチック鉢が余ってるんで、これまた揃ってるんです。
この上のサイズがなかなかなくて、どうしてもなかった…
ありがとうございます。
鉢は、スクエア鉢が多く、白の鉢カバー付きです。
素焼き鉢もあります。
もちろん、底穴が開いてます…
え? 開いてます?
開いてます、なのか? 開けてます、なのか?
異様にでかい穴ですけど?
この穴、無理やり開けてません?
何が起こったんでしょうか、この鉢?
どうしたんでしょうか、この穴?
謎です…
その後は、今日もア!エロの話… エロの話なんて一切しませんよ。
健全な植物オヤジ繋がり!なんですから…
本日も、アロエの話です。
どこどこでピンクのアロエを買ってきたとか、アロエの名前を調べたいから本を探してるけど、アロエの本がないとか…
そして、「ハルチアもいいよな。揃えようかな…」と。
それを言うなら、ハオルチアかハオルシアでしょ?ってツッコミを入れてあげようかと思いましたが、植物オヤジ仲間になってまだ日が浅いので、ストレートにツッコんでもいいものかと考えますし…
ここは軽く、「ハ、オ!ルチアも、いいですよねー!いろんな種類があって…」とさりげなく教えてあげたんですが、気づいてない様子。
聞く耳を持たない人ですから…
アロエのおやっさんはまだ多肉初心者で、植物の名前を微妙に間違えてたりするんです。
不死鳥をフジチョーと言ってみたり、十二の巻を、以前は十二単とか言ってたし…
あまり人のことは言えないんですけどね…
ここで白状します。
oyageeは、爪蓮華をずっと瓜蓮華って覚えてました。
「うりれんげ」がインプットされてしまってるから、今でも瓜蓮華って呼んでしまってます。
「つめ(爪)」…、「つめれんげ」なんですね…
つい最近まで、アガベを「アカベ」「アカベ」と連呼しておりました。
「ガ」なんですね…
アロエオヤジのおやっさんは、そんなに長い時間は滞在してません。
5分とか10分で帰られます。
何をしに来てるか?と言うと、oyageeが育ててる多肉をじっくり見るわけではないんです。
見るものは、毎回道路側に置いてる多肉ばかりです。
ああいうのが欲しい、こういうのを育てたいと言って帰るんです。
帰り際に、いただいた鉢のお礼として、アロエを上げようと思ったんです。
これ、アロエ・ペペと言いまして、小型品種なんですけど、子株をいっぱい作るアロエです。
これ、冬の間は部屋に置いてて枯れてなかったんですが、春先に外へ出して、水やりした後、育つが悪くなり、枯れました。
親株は完全に枯れたんですが、子株は色が褪めたようになってるだけで、株や葉はまだ生き残ってるようでしたので、子株だけを外して植え替えたんです。
植え替えてから1か月ぐらい経ちますが、大きい苗はまだ変化はないです。
しかし、小さい苗は緑色に中心部分から戻ってきてますよ。
新芽も元気よく伸びてきてます。
こうなったらもう大丈夫です、心配いらないです。
初心者でもほぼ失敗なく育てれます。
これを1鉢上げようと思いましたら、「それ、持ってるな…」と簡単に断られました。
ガーン!
喜んでもらえると思ったんですけど、残念…
いただいた鉢の数から想像すれば、結構揃えてきてますな、このおやっさん…
おやっさんからいただいた鉢を使い、少し大きめのアロエ、ガステリアなどを植え込んでみました。
いいじゃあないですか…
専用の鉢カバー、さらにこの鉢専用のトレイももらったんで、これはちょっと重宝しますね。
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やっぱり持つべきものは、タニク友達のタニ友さん?