ついに、サンセベリア界の大御所「ローレンティー」の出番です! 丸1年、水やりしてなかった鉢を植え替えます!【oyageeの植物観察日記】

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育ててるサンセベリアの中で「大御所」と言えば、ローレンティー。

昔から育てて、ブログによく登場してたのも、ローレンティー。

それだけ愛着があるのかと思えば、そうじゃあない…

去年ぐらいからサンセベリアの種類が増え、このローレンティーの扱いがちょっとばかり疎かになってました。

疎かに扱うと、どんな姿になってしまうのか?

まずは、立派な姿だった時のローレンティーはこちら。

【2017.03.26のブログより】

【2017.09.02のブログより】

今はこんな状態です。

あちゃー!

枯れてます!

約1年前、冬に突入し、年が明けた2018年1月ぐらいから葉が茶色くなり始めました。

しかし、枯れてるのは外の葉だけで、中の芯の部分は元気です。

中心部の葉も多少は傷んでますが、株自体はしっかりしてるんです。

冬にサンセベリアが枯れるって言うのは、水切れが原因ではありません。

寒さ、凍傷が原因なんです。

茎の付け根部分が寒さでやられ、水分を一番多く含んでる株元が腐って、葉がバタバタ倒れる現象が以前にも発生しました。

最後は、株の芯まで腐ってしまうんですね…

しかし、このローレンティーの株は元気…

問題があるのは、外側の葉だけ…

原因はわかります。

去年、室内へ取り込むのが遅かったんです。

晩秋から初冬、その時期まで外に置いてました。

結構木枯らしが吹くまで外に置いてたんですよ。

だから、寒風で外側の葉だけがやられたんではないかと?

ともあれ、こういう場合は外側の葉だけ取り除けば、問題ありません。

株はしっかりしてますので、植替えします。

正直なところ、今はサンセベリアの植え替え時期ではありません。

大変遅いです…

去年はゴールデンウィーク期間中に植え替えをやったんですけど、今年は5か月以上も遅い10月です。

完全に後手後手になってました。

サンセベリアの植え替えは面倒くさいんです。

鉢が大きい、土が大量に必要なうえ、サンセベリアは株と株が地下茎で繋がって、もしカットして植え替えるとするならば、切り口を数日間乾かさないといけないんです。

それは、切り口から菌が侵入して枯れたり、切り口が水分で腐ったりしてダメになってしまうから…

で、乾かしてると、また後手後手になってしまい、後回しになってしまう…

サンセベリアの植え替えは、労力と時間が必要なのです…

だけど、もう後回しに葉できません。

時間がありませんから…

外葉が枯れ、残ってる葉もシワシワの状態で、元気な葉が一つもない状態で、来る冬が越せるでしょうか?

弱ってるサンセベリアで、すでに体力がない状態なので、寒い冬は到底越せそうにありません…

植え替えずに冬越しさせる方法… 実は、1つだけ方法はあるんです。

それは、株をすべて掘り起こして、根についてる土を落として新聞紙などに包み、後は押し入れで入れておく…

そうです、押し入れの中で完全冬眠させるんです。

約半年間も土に植わってない状態で、水分も一切なく、真っ暗な押し入れの中に入れてますと、当然シワシワになるでしょう。

しかし、サンセベリアはシワシワの葉でも、土へ植えると復活するのがサンセベリアのいいところなんですよ。

でも、この方法は一度もやったことがないし、すでに葉がシワシワの状態で、さらに半年間全く水をやらずに押し入れの中で眠らせる…

来春、包んだ新聞紙を広げてみたら、サンセベリアがカピカピのミイラ状態だった…ってことも無きにしも非ずです。

いや、絶対にそうなってると思います。

少しでも暖かいうちに植え替え、早めに室内に取り込めば、なんとか冬越しはできると思っています。

ただこのローレンティーは、前回のボンセレンシスと同様、室内へ取り込んでから一切水やりをしておりません。

丸1年ほど、水を一切与えてないんです。

植え替えをして、うまく育ってくれるのか心配になりますが…

植え替える鉢は、去年、3鉢同時に植え替えた時に使った細長い鉢ですね。

あの3鉢も、ダメにしてしまいました。

こちらも取り込むのが遅くなり、ダメにしてしまったんですが、中心部の芯だけ残っており、新芽が伸びてきてる株もありますので、こちらも一緒に植え替えです。

だから、今日は4鉢の同時進行です。

それでは、植え替え作業を簡単にご説明します。(手順の写真は、一番最初に紹介したサンセベリアのみになります)

植え替えBeforeは、目を覆いたくなるような見るも無残な姿でしたが、Afterはなんとか見られる鉢になってないですか?

水やりは本日行いません。

植え替えで根を傷めたり、切ったりしてます。

また、土を替えたので、環境の変化をこれ以上与えたくありませんので、ある程度土に馴染んでもらってから、水やりを行います。

それに、水やりを約1年ほどやってなかったのに、いきなりたっぷりの水を与えると、サンセベリアが風邪をひくかもしれません(実際はひきませんけど)

朝晩は冷え込む時期になったので、なるべくストレスを与えないためにも、1週間ほどこの状態で放置し、その後、暖かい日の暖かい日中に水やりを行います。

これで、サンセベリアの今年の植え替えは、とりあえず終了になります。

遅かったですね…

今年はサンセベリアの他の品種も増えております。

ブログに登場してない品種もまだまだあるんです…

今のところ、外でまだ管理してますので、室内へ取り込む時にでもご紹介していけたら…と思ってるところです。

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以上、サンセベリアの大御所「ローレンティー」の植え替えでした。

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