室内で葉挿しをしてると、新芽が出てきてもどうしてもひ弱な苗に育ってきてしまいます。
葉挿しも、日差しにあたり、強風にさらされ、多少の雨に打たれ、少しばかりはスパルタで育てた方が芽が出ても、丈夫に育つことが多いんです。
現に、外で育ててる鉢植えの多肉の葉が知らずに地面に落ちてたりしても、丈夫でしっかりした芽が出たりしてることってないですか?
しかし、植物を外で育てるのって、勇気がいります…
多肉植物なら、なおさら…
天候に左右されやすい屋外で、天候を非常に気を遣う多肉を半ば放置しておくのはちょっとばかり危険ですよね…
普及種ならいいですよ、丈夫な品種が多いし、ダメになっても他にもまだたくさん育ってますから。
しかし、一点ものやレア種、さらにその葉挿しから出た小さな苗を外へずっと置いておくのは、正直怖いです…
だから、大事な多肉の葉挿しは、室内の部屋に置いているんです。
このトレイが、比較的レアものの葉挿しが入ってるトレイです。
トレイ左側に、紫麗殿錦、月兎耳錦などの「錦」もの、右側に、ゴールド美人、ミセスリチャード、翡翠、レモンベリーなどが植わってます。
この中に、女雛錦の葉挿しがあるんです。
3枚ありましたが、小さい葉で夏場だったために2枚はうまく育たなく、現在は1枚だけが生き残ってる状態です。
しかし、その成長があまり芳しくないんですよ。
ひ弱です…
元々小さい葉から出た芽なので、あまり丈夫じゃあないんですが、それにしても多肉の苗とは思えないほどの弱さ…
色が薄く、徒長してます。
まるでベビーリーフなどのグリーン野菜の幼苗のようです。
やはり屋内で育ててる影響でしょう。
ちょっと前に苗が倒れ掛かってたから、爪楊枝で起こしてあげてたんです。
すると、葉がポロッと取れてしまったようです。
これは、病気とか蒸れとかで葉が落ちたんではなくて、元々多肉の葉は取れやすい。
特に、こういう小さくて弱い苗は、葉がもげやすい。
ちょっと触っただけで、ポロッと落ちてしまいます。
落ちた葉は1センチも満たない葉でした。
実は、この葉が落ちたことさえ知らなかった…
だって、ほんと、小さいんですよ。
正味5ミリほどの大きさです。
育成用容器の入ってる小石ほどの大きさと、ほぼ一緒…
小石に紛れたらわからないほど、小さいんですから…
何日か前に葉が取れてるな…て思ってましたが、わざわざ葉挿し専用容器で葉挿しするほどの大きさではない。
小さすぎて、指では摘まめないんですから…
後はなるようになれ、いずれは枯れてしまうでしょうけど…って、あえてそのまま放置してました。
すると、今日、葉の先から小さい突起物が見えるんです。
肉眼では見づらいんですけど、確かにぽっちんが出ています。
どれどれ?
oyageeの視力ではこの小ささは無理です。
だって、極小なんですよ。
葉が米粒ほどなのに、それよりさらに小さなぽっちんですよ。
視力の良い若い子だって、この小ささはなかなか見ずらいんではないかと…
スマホのカメラでズームしたんですが、ピンボケでよく映りません!
そういう時は、「字が小さすぎて読めないっ!!」って叫ぶ、某CMのメガネを買っちゃいます?
あのCM、嫌いです…
一方的に怒鳴られてるようで、すごく不快な気分になるんです。
某女優さんが両手でハートの形を作って「だぁ~いすきっ♪」っていうのも、ちょっとねぇ。
10代の女性アイドルが歌ってる時にハートマークを作るならまだしも…
だから、あのCMが始まったら、すぐにチャンネル替えちゃいます。
最近、新バージョンになりましたけど、今度は今度で意味不明…
何が言いたいのかさっぱりです。
ドラマ仕立てのCMもありだけど、1,2回見れば十分。
あのCMって、好感度高いんでしょうか?
そうです! 拡大メガネをわざわざ買わなくてもいいんです!
こういう時こそ、100均で購入したマクロレンズの出番です!
以前、多肉の寄せ植えし、小さなセダムを撮影した時に、マクロレンズを使ったことがあるんです。
意外と使えるんですよ、このレンズ…
100円なのに、きれいに映ります。
これを使って撮影してみますよ。
ほら、芽が出てきてるじゃあないですか!
これがしっかり生長してくれるかは、まだ50/50ですね…
うまく根付いてくれるかどうか…
と言って、他の容器に植え替えるのも、持ち上げて芽を折ったり、欠けてでしまったら元も子もないですし、植え替え後にうまく根が張れずに失敗するかもしれませんので、もう少し大きくなるまでこのままにしておきます。
ところでこれ、「錦」ですよね?
女雛錦… エケベリア「女雛」の斑入り品種ですよね?
今のところ、斑が確認できません…
もしかして、先祖返りして普通の女雛に戻ってます?
それとも、これから斑が入ってくるのか?
ちなみに、葉がもげた元の苗も、今のところ斑が現れてません…
いや、いや、これからですよね?
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女雛錦、斑入りになることをまだ望みは捨てていませんから…