厄介者のセダムが好きな人が現れた!! 「これがいいんですか? これでいいんですか? 本当にいいんですか??」【oyageeの植物観察日記】

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夕方、外で多肉の手入れをしてたんです。

すると、「うわぁ!すごいですね~」って男の人がやってきました。

見たことがない人です。

ご近所の方なんでしょうか?

「ちょっと見せてください」って声をかけてきました。

「見せてください」というのは、多分、多肉植物のことでしょう…

もっと近くで見たいだろうと思い、「どうぞ、どうぞ」と敷地内に招いてあげたんです。

門も柵もない家ですけど、いきなりよその敷地内には入りづらいだろうと…

平気でずかずか我が家の敷地内まで入ってくるアロエのおやっさんとは真逆の性格の方のようです。

あちこち置いてる多肉を見て、「うわぁ、すごいですね~ うわ!こっちもすごい!」ってびっくりされてました。

自分の中では、多肉のこの数この量は慣れちゃって全然多いとは思わないんですが、初めて見る人はこれだけの量はびっくりする量なんでしょうか?

ここだけではないんですけどね…

これ、ほんのごく一部なんですけど?

まだ家の裏にもありますけど?

さらに2階のベランダにもあるんですけど?

この男性、年はoyageeと同年代ぐらいでしょうか?

ということは、30才?

冗談ですけど…

多肉に興味があるような雰囲気なんで、「何か、持って帰りませんか?」って言ったんです。

すると、「いや、いや、いや…」と遠慮されてます。

アロエのおやっさんとは真逆の方です。

アロエのおやっさんは、何かめぼしいものがないか、隅々まで探して、あれくれ、これくれと言うんですけどね。

話を聞いてると、自宅で多肉を育ててる風ではないようです。

だけど、こういう植物に少しだけ興味があるような感じも見受けられます。

この男性は、我が家の前で迎えの知人の車を待ったようで、それで家の前に置いてる多肉の量が目に入り、すごい苗の数にびっくりして、我が家に寄ってきたようです。

で、迎えが来るまで見せてもらおうかと…

不要な多肉、何か持って帰ってくれませんかねぇ?

増えすぎた品種を少しでも処分したいし、持って帰ってもらいたいんです。

多肉のことを少しでも興味があれば、育てて好きになってもらいたい。

多肉栽培にチャレンジしてもらい、もっと興味を持ってもらい、多肉好きな人をどんどん増やしたいんです。

そして最後は、多肉生活から抜け出せなくなって…

多肉にはまって抜け出せなくなるという地獄を…

なんてことを言うんですか!

地獄だなんて、滅相もございません!

天国ですよ、天国! 多肉パラダイスなんです!

「多肉パラダイス」を他の人にも味わってもらいたいだけなんです。

「お好きなら、何か持って帰ってくださいよ~!」とこちらも懇願しましたよ。

持って帰ってくれないなら、本当に捨てるか、このまま枯らしてしまう運命になるんです。

少しでも持って帰ってくれるのなら、かわいそうな運命をたどることもないですから…

すると、「これ、いいですね~」と指さしたんです。

指を差した先には…

家の前の水道の近くに置いてる樽を半分に割った形のプランター。

このプランターは、ブログで何度も登場してますよね。

つい最近も、「脇役的存在多年草の厄介者の3品種は、こいつらだ!」で更新しました。

【20.02・03のブログより】

あれから2か月… こんなに状況が変化してるんです。

相変わらず、厄介者の3品種、モリムラマンネングサとゴールドビューティとレフレクサムしか生えておりませんが…

男性は、この中の植物を指さします。

厄介者のセダムしかないんですけど?

指差しながら、「これ、芝生みたいで綺麗ですよね~」って言うんです。

指の先は、以前、側溝で「あ、これ、多肉植物?」と言って拾ってきたセダムです。

あの時は名前がわからなかったので、「側溝セダム」と名付けました。

ちょうど2年前のことです。

冬の時期には、赤く色づきますが、春になると緑色になり、成長が一気に進みます。

そして、収拾がつくなくなるぐらい増えます。

暖かくなると赤い葉の部分が下葉になったり、色が褪めたりするんで、目立たなくなるんです。

そして、急速に成長して、緑のじゅうたんを敷き詰めたようになってるんです。

これが気に入った?

これを持って帰ります?

これがいいんですか? これでいいんですか? ほんとに?

いいですけど、知りませんよ、お宅の庭がこれが蔓延るだけ蔓延って、収拾がつかなくなっても…

確かに、これぐらいの量で密集して育ってくれたらきれいなんですけど、ほんと、収拾付かなくなるんですよ。

これに感動するって言うのは、オヤジが2年前に側溝で「あ、多肉植物だ!」って見つけた時と同じ気持ちなんでしょうか?

「これ、差し上げますよ。好きなだけ持って帰ってください。」

すると、「今から出かけるんですよ。 次にでもまた… また寄らせてもらいます…」って言われました。

それって、やっぱり拒否反応?

やんわり、断られました?

多肉好きな人って、必ずしも育てたいとは思わないんですよね。

「見るだけでいい。」って言う多肉好きの人もいるんです。

これまでうちに何人も多肉を見に来られたんですけど、育ててみたいのかと思って、「持って帰りませんか?」って言うと、何人かは、「いや、見るだけでいいから。」とか、「持って帰っても、枯らしちゃうのよ」と、拒絶されます。

この男性、本当に欲しいんでしょうか?

それとも、ただの社交辞令的な言い訳?

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本当にもらいに来てくれるのか? それとも、もう二度と来ないのか?

果たしてどっち?

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