このブログは、まだまだ寒い2月上旬のお話です。
冬でも元気な脇役的存在多年草たち…
このブログで「脇役的存在多年草」と言えば、小さなセダムたちですね。
はっきり言っちゃえば、草みたいなやつらです。
それでも、一応は多肉植物なんですよ。
「多肉植物」の「セダム」に分類されてて、多肉の本とかでもしっかり紹介されています。
どの辺で「多肉植物」と呼ぶんでしょうね??
多肉本なんかで草系セダムは「生育期は夏型」として紹介されてますが、夏は蒸れて枯れることがある品種もあります。
すべてがすべて、夏型ではないと思うんです。
で、冬は冬で枯れてしまうものがまた多いです。
原因は、やはり寒さでしょうね…
冬でも元気がいいのは、一部だけ…
以前、プラスティック製でワイン樽を半分にカットしたようなプランターに、脇役的存在多年草を植え込んだのをブログでご紹介しました。
1年2か月ほど前のことです。
【18.12.01のブログより】
この中、見た目以上に、結構いろんな種類を植え込んでるんです。
この中には、子持ちレンゲ、ポトシナム、レモンボール、リトルミッシー、ピンキー、ファイヤーボール、ベビーサンローズの斑なしのグリーンサンローズなどが植わってます。
前回のブログでは紹介してなかったですが、左端手前側にツルマンネングサも植わってますね…
この中には、一部「セダム」に属さない植物も混ざってます。
正確に言うならば、リトルミッシーやピンキー、子持ちレンゲ、グリーンサンローズは「セダム」には分類されません。
属性がチグハグで違いますが、ここではこれらをひっくるめて、「脇役的存在多年草」と呼んでるんです。
あれから1年と2か月が過ぎましたが、置き場所は今でもここ…
まるっきり変わってません。
このプランターは、外水道のそばに置いたまんまの状態です。
1年以上、一度も移動させてもいないし、持ち上げてもないような気がします。
置き場所はまるっきり変わってないのに、植え込んだ植物には劇的変化が…
今はこんな状態なんです。
草ボーボーのただの雑草のプランターのようですが、これでも一応、多肉の脇役的存在多年草のセダムたちばかりなんです。
特に、蔓延って悪さをする厄介者のセダムがこいつらです。
他の品種に覆いかぶさったり、地中で根を大量に張り巡らせて、他の品種がうまく育たなかったんではないかと?
超悪者の厄介者ですよ。
それでは、脇役的存在多年草の嫌われ者… 「厄介者ワースト3」を紹介しますよ。
まず、これ、マンネングサ。
マンネングサも、黄金マルバマンネングサ、つるマンネングサ、メキシコマンネングサ、松の葉万年草、六条マンネングサ…といろいろあるみたいですが、これは「モリムラマンネングサ」ではないかと?
寒くなると、赤く紅葉しますが、それほど興味をそそる紅葉ではありません。
で、もう少し暖かくなるとこの赤色が褪め、緑一色になる…
つまらないセダムです。
以前、道路の側溝で、「あ、これ、多肉?」って拾ってきて、名前がわからなかったので「側溝セダム」と名付けてましたが、あの側溝セダムが実はこの「モリムラマンネングサ」だったようですね…
【17.06.27のブログより】
多分、拾ってきた側溝セダムが今、あらゆる場所で蔓延るだけ蔓延ってしまいます。
拾ってこなきゃよかったです…
で、次はこれ。
ゴールドビューティーです。
色はレモンカラーできれいなんだけど、生命力が半端なく強く、放っておけば蔓延るだけ蔓延ります。
前にブロックの隙間に「子持ちレンゲ」「リトルミッシー」「斑入りタイトゴメ」「ポスティム」の4品種を植え、プチプチガーデンを作りました。
【18.04.12のブログより】
その6か月後の姿がこちら…
【18.10.17のブログより】
ポスティムだけがやけに繁殖し、他の3品種はこの下に埋もれてる状態でした。
で、今は…
何故か、全く植えていないゴールドビューティーだけが我が物顔で生えています…
どこから舞い込んできたんでしょうか?
この状態を見れば、繁殖力No.1セダムは、ゴールドビューティーと言っても過言はありませんね。
最後、気を付けなきゃいけない脇役的存在多年草はコレ!
青白い葉を持つ、レフレクサムです。
シルバーペットとも呼ぶみたいです。
同じ名前で、グリーンペットという多肉もあります。
グリーンペットもシルバーペットも同じセダム属なんですが、グリーンペットはここまでないのに、なぜかシルバーペットはあちこちで旺盛に繁殖してます。
ちょっとばかり厄介者ですね…
増えてほしいセダムは思うように増えず、あまり増えてほしくないものばかりが増えてしまってる状況です。
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脇役的存在多年草たちを、きれいに、かわいく、平均的に育てる方法って、ないものでしょうか?