夏を乗り切った脇役的存在多年草たちが、秋になってそれぞれ個性が出てきています! そしてついに主役になる!?【oyageeの植物観察日記】

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本日は、久しぶりに脇役的存在多年草のブログになります。

まずは、「脇役的存在多年草」という言葉は存在しません。

oyageeが勝手につけてる呼称です。

「脇役的存在多年草」というのは、主にガーデニング寄せ植えに使われる小さな植物

よく、グラウンドカバーや石垣のワンポイントとして使われてますよね。

正式は、ベンケイソウ科・セダム属・多年草になります。

寄せ植えに使っても、どうしても主役になれなく、多肉や観葉植物の脇で主役の引き立て役の存在なので、勝手に「脇役的存在多年草」と呼んでるんです。

マンネングサ、タイトゴメ、リトルミッシー、ゴールドビューティー、レフレクサム、ポトシナム、ダシフィルム、ドラゴンズブラッドなどあります。

一番最初に登場したのは、道端の側溝で見つけた雑草のような脇役的存在多年草…

あれが脇役的存在多年草との最初の出会いでした。

脇役的存在多年草は、ほとんどがセダムに属している雑草みたいな多肉を指しますが、セダムだけとは限定していません。

オロスタキスの子持ちレンゲなども「脇役的存在多年草」の部類に入りますし、香りを漂わすシソ科のアロマティカスも、「脇役的存在多年草」の仲間に入れています。

この分類は、このブログ内の話ですから、一般では通用しません。

くれぐれもお間違えないように…

脇役的存在多年草は、去年から育て始めたんですが、うまく育ちませんでしたね。

増やし方や育て方がわからず、梅雨明け後の1年で一番暑い真夏に茎挿しをして増やそうなんて、バカなことをやってしまいました。

しかも、多肉の土のような水はけのよい小石だけの土に植えたもんですから、うまく根が張らずにほとんどが枯れました。

それでもその後は少しずつ増えてきたかと思えば、ある日突然に水切れなどで枯れて減り、秋を迎えて涼しくなってきたら、また増え始め、すると、寄せ植えに使い過ぎてまた激減……と増減を繰り返してきた脇役的存在多年草です。

さて、今年の夏はどうだったのか?

今年の夏は大丈夫でしたよ。

今年も酷暑の日々でしたが、真夏のど真ん中でこんなにきれいな状態だったんです。

どの脇役的存在多年草も、キレイに発色してますよね。

保存している画像の日付を見たら、7月19日でした。

1年で一番暑い時期に、こんなに元気だったんですよ。

しっかり根を張りさえすれば、この子たちは暑い夏も乗り越えられますよ。

「脇役的存在多年草が真夏でも元気だ!」というブログは、本当は夏の間にブログ更新したかったんですが、できなかったんで、本日お披露目します。

この写真の脇役的存在多年草は、日陰には置いてません。

日中は直射日光に当たる場所で管理してました。

太陽光線に慣らせば、真夏の直射日光にガンガン当てても平気なのが、この脇役的存在多年草たち

そこが、脇役的存在多年草たちの長所なのです。

再度申し上げますが、今年7月の脇役的存在多年草たちです。

しかし、すべてがうまく育ってたわけではありません。

以前、ブロックの隙間を使ってミニミニガーデンを作ったのを覚えてらっしゃいますか?

リトルミッシーや子持ちレンゲなど4品種を即席で植え込んだあのプチプチミニガーデンです…

【4/12のブログより】

3か月後の7月には、こんな風になってしまってました。

植え込んだのが4月で、5月ぐらいから急速に生長を始めたんですが、その後の梅雨の長雨、そして梅雨明け後は真夏の蒸し暑さで、一気にやられてしまいました。

苗同士が密集しすぎて、蒸れてしまったんでしょう…

これが、脇役的存在多年草の短所でもあります。

増やすのは簡単で、すぐに蔓延るんですが、葉や茎が密集すると蒸れてしまい、枯れる…

だけど、密集してない脇役的存在多年草は、暑い真夏も枯れることなかったんです。

こちらが、7月のとある夕方…

夕焼けがきれいな時に撮影した画像です。

これも、ブログ更新しようと思いながらも、更新できなかった画像です。

7月17日の夕焼けのきれいな夕暮れ時の姿です。

ちなみに、シルエットは赤く色づくドラゴンズブラッドです。

さて、この脇役的存在多年草たち、今はどうなってるのか?

しっかり夏を乗り切ってくれました。

株元の葉は多少枯れ落ち、元気もあまりなかったんですが、涼しくなってから葉の数も増え、色もそれぞれ出てきて、個性が出てきていますね。

ここにある脇役的存在多年草は、夏をしっかり生き抜いた子たちです。

実は、枯れてる品種もあるんです…

レモータ、リトルミッシーなどは夏に弱いみたいで、ほとんど枯れております。

特にレモータは、蒸れに非常に弱くて、いち早く枯れてしまいました。

それでは、ここにある脇役的存在多年草たちをいくつかご紹介いたします。


斑入りマルバマンネングサです。これ、非常に繁殖力がよくて、よく増えます。夏もそれほど枯れることなく、育ってましたね。


ドラゴンズブラッド。赤色がきれいです。寒くなると、さらに濃くなってきます。


こちらは、ダシフィルムブレビフォリウムだと思いますが、2つとも似てるのでどちらかはわかりません。セダム属にはブツブツ系が多くて、名前がはっきりしないんです。夏は中心部分が蒸れて葉がポロポロ落ちてしまいましたが、見事に復活してます。


これ、購入時には名前がなかったんですが、多分レモンボールではないかと? 黄色からオレンジ色のグラデーションがきれいじゃあないです? この中で一番のお気に入りなんですが、この一枝しかありません。なので、只今、別の鉢で増殖中。


ゴールドビューティーです。 上の「レモンボール」に似てますが、こちらは黄色のみ。春先の多肉の寄せ植え(「春を先取り…」シリーズなど)に大活躍してくれました。これからまた少しずつ作ろうと思う多肉の寄せ植えにも頻繁に登場しそうです。


これは多分、パリダムだと思います。 このようなブツブツした形状の脇役的存在多年草って結構多いんで、名前が合ってるかは微妙ですが… パリダムだとしたら、もう少ししたら薄紫色に色づいてくると思います。


いつもは脇役的存在多年草たちですが、本日、主役になったんです。

なれたんです!

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その画像はまた明日にでも…

時間が無くなりましたので、今日はここまでで…

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