以前、多肉あるある情報で、斑が微妙な葉の葉挿しも、きれいな斑入りの新芽が出てくることがあるということで、成功例でブラックプリンス錦をお紹介いたしました。
- 多肉あるある情報|斑が微妙な葉の葉挿しも、きれいな斑入りの新芽が出てくることがある!(成功例) (18.10.08更新)
本日は、あのブラックプリンス錦が、現在はどのような状態なのかをお伝えします。
あれからもう4か月が経とうとしてるんですよね…
4か月も経てば、だいぶ変わってると思いますよ。
前回のブラックプリンス錦はこんな風でした。
【18.10.08のブログより】
今はこんな状態です。
【19.02.02 現在】
でかくなってますよね。
ブラックプリンス錦が植わってるこの葉挿し容器、ずっと玄関のチェストの上に置いてました。
南に窓があり、晴れれば日差しが差し込むところです。
しかし、暖房は一切なく、寒い時は寒い…
なのに、他の葉挿し容器の葉挿しより元気がいいんですよ。
元気がいいのは、ブラックプリンス錦だけではありません。
この容器の葉挿しすべてに言えることです。
全部がまだ葉挿しBabyのはずなのに、すでに巨大化してるような気がします。
色はさえませんが、元気いっぱいの葉挿したちです。
ここまで大きくなった一番の理由は…
多分、程よい日光浴と、土に養分が適度に含まれてるからではないかと…
葉挿しの容器ごとに土の配分が微妙に違ってます。
配合の基本は、赤玉土と鹿沼土がメインの配合土がほとんどですが、たまに腐葉土を混ぜたり、多肉専用土を混ぜたりしてるんです。
多肉専用土って、袋の裏の成分表を見れば明記されてますが、少なからず堆肥が入ってまして、「堆肥」というのは肥料のことなんですね。
これが影響してるのではないかと…
あまり入れすぎるのもあれなんで、多肉専用土は土全体の10~20%ぐらいにはしてるんですが、微量でも堆肥で大きく育ってるような気がします。
ブラックプリンス錦の話に戻りますが、前回と明らかに違う部分は、斑がしっかり入ってきてますね。
ただし!
ここまで大きくなったら、もう安心!…とはいきません。
油断大敵です。
まず、ここ!
矢印の部分です。
葉がポロッと落ちてしまう、葉ポロ現象です!
これは萎んでますけど、葉ポロ現象の兆候が起こったようです。
この原因は、やはり蒸れでしょうね…
苗が大きくなり、隣の苗と密集しすぎてるのもあるでしょうし、室内に置いてるので、風通しが悪いのも影響してるのかもしれません。
そして、もう1つ問題が!
赤い丸印の部分!
夏から秋に散々退治したコナカイガラムシが、まだいます!
寒い冬は害虫の活動時期ではないでしょうが、室内に置いてれば、風も吹かないし、暖かいんで、害虫の絶好の棲み処になってるんでしょう。
こういうのは、竹串ですくって、即刻退治です!
蒸れは1枚だけの被害で、全部の葉が落ちる葉ポロ現象になる前で止まってくれました。
虫も、今のところ大量発生まで入ってません。
これでとりあえず一安心です。
再び、冬の日差しにしっかり当てて、ぎゅっと締まった株に育てますよ。
しかし、いい加減植え替えてあげないといけません。
ここまで大きくなったら、育成トレイでは苗同士が近すぎる、浅い育成トレイでは根がうまく張れていない…など、リスクが大きすぎます。
1日でも早くビニールポットに植え替えてあげるべきでしょうが、外での作業は寒い…
さらに、忙しくて、なかなか植え替えができずにいるんです。
近日中には、正式に鉢上げします。
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ところで、このブラックプリンス錦の斑って、ハーフ&ハーフの葉がほとんどなのですが、これって「良斑」なんですか?