こちらは、ドラセナです。
ドラセナ、これまでブログにたくさん登場してきてますよね。
ドラセナ・コンシンネ、ドラセナ・コンパクタ、ドラセナ・サンデリアーナなどが登場しました。
ブログには登場してませんが、ソングオブジャマイカ、ソングオブインディア、ゴッドセフィアーナ、マッサンゲアナ、トルネード、ワーネッキーなどもございます。
ドラセナって、結構な数の種類があるようです。
で、本日登場のドラセナは、「ドラセナ・コンパクト」
正式には、コンパクタの中でも、斑入り品種の「チャヤ」という名前のようです。
「チャイ」と覚えてましたけど、チャイはインドのミルクティでしたね。
「チャヤ」が正解みたいです。
このチャヤ、外側の大きな葉は去年から出てた葉です。
葉焼け跡、虫食い、水切れなどが原因で傷んでたりしてます。
中心部分のきれいな葉が、今年暖かくなって新たに出現した葉。
葉自体は傷みもなくてきれいなんですが、だんだんと尻すぼみ状態で、中心部分の葉は勢いが感じられないですよね。
去年の葉ぐらいに育ってもいいのに、こじんまりとした葉のままなんです。
この緑色の陶器製の鉢に植わってました。
抜いてみますと、根!根!根!
根の塊!
どこを見ても、根! そうだったんですよ、根…
ここまで根が詰まってたら、新しい根がうまく張れてないってもんですよね。
完全に「根詰まり」です。
新芽がこじんまりとなってたのは、これが原因だったんです。
この根、チャイの根かと思いきや、実は違うんですよ。
これです。
雑草の根なんですよ、この根は…
チャヤの実際の根は、これだけ…
硬くて太い根が数本伸びてるぐらいなんです。
細くて柔らかい根は、すべて雑草の根だったんです。
このチャヤは、暖かくなってきた3月ぐらいから完全に屋外へ置いてました。
すると、いつの間にか雑草の種子が飛んできたのか、それとも去年すでに種子が飛んできて、そのまま発芽したのかわかりませんが、その種子が成長し、根を張り巡らせ、こういう風になっちゃったってことなんです。
草むしり、気づいた時にその場ですぐにしないといけませんね…
雑草の根、どんな根かと言いますと…
根の塊を持ち上げてみますよ。
鉢の中ではグルグルと、ありとあらゆるところに、しこたま根が張り巡らされてたようです。
中心部分が空洞になってますね。
ここに、チャイの茎があった証拠です。
中心は完全に穴が開き、まるでドーナツ状態に…
これ、ミスドのドーナツ?
新製品のチョコドーナツですか?
いや、チョコ風味のババロア?
チョコチップがごろごろ入ってるチョコババロアでしょ、これ?
半年後のクリスマスリースの土台としていかがです?
ここに多肉苗を植え込んで、吊り下げたら、意外と立派な多肉クリスマスリースができちゃったりして?
あ! こういうのはどうでしょうか?
根だけでできた、完全オリジナルの、世界に2つとないブレスレット!
植物好きの、植物好きによる、植物好きのための腕輪なんです!
これをして街を歩こうなら、「あの人、そんなに植物が好きなの? 植物愛にあふれてるわ~って!」ってみんなが一斉に振り返る!?
世界に一つだけのブレスレット!
自慢できますよ!?
こんなんで遊んでてはいけません、早く植え替えないと!
鉢は、以前の使い回しです。
軽く洗って、底には鉢底石を敷きます。
根は、長くなってますので、1/3ほどカットします。
根が偏らないように、割り箸などで軽く植え込んで…
後は、土を流し入れましょう。
土を入れあげたら、土を締めるために割り箸などを使って、ツンツンしておきましょう。
さらに土を締めるために、鉢を持ってトントンもしておきましょう。
植替えは、「ツンツン」「トントン」は必須ですよ。
これをしないと、うまく根が張れません。
根が土をしっかり掴んでくれてからこそ、苗の成長が進みますから。
後は水やりはたっぷりと。
多肉植物はすぐに水やりしなくても大丈夫です。
その日に水やりをしない方がいいでしょう。
しかし、草花、樹木などもそうですが、ほとんどの観葉植物の植え替え後はすぐに水やりしないと、根が水あげできなくなり、枯れてしまいます。
なので、たっぷりと、土が完全に湿り、鉢の底から流れるぐらい水やりをしてあげてください。
これで完成です。
これでうまく成長が促されるでしょうか?
土は新しくなり、根も1/3ほどカットし、一度リセットしたし、ドラセナ類は今は生長期なので、半月ぐらいすれば、動きがあるでしょう。
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また何かあれば、このチャヤがブログに登場してくると思いますので、お見知り置きを…