大きな柿の木の下で、捕らわれたセミを助けたら? これは日本昔話? 「セミの恩返し」ってやつですか?【oyageeの植物観察日記】

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夕方、家の裏を多肉パトロールしてました。

ここには、大きな柿の木が植わってるんです。

と言っても、うちの柿の木ではありませんし、ここはうちの土地でもありません。

お隣さんの畑なんですけど、昔からこの土地を使わせてもらってるんです。

ここに多肉植物や観葉植物を置いてるんですね。

ブログで何度か登場してきてるエリアです。

そしてこの柿の木には、以前、バッグ型リメ缶の多肉の寄せ植えを吊るしてたこともありました。

前に、「落としちゃったぁー!」っていうあのリメ缶です。

あの時は冬… 柿の葉が全部落ちてしまっており、幹だけでした。

だけど、半年がたった今は、また葉がたくさん茂ってます。

実もなってるんですよ。

秋になる頃には、オレンジ色に熟して…

勝手に食べてもいいよ!って、許可をもらってるんですが、この柿は渋柿…だったような?

今、ここにリメ缶に植物を植え込んでる鉢を4つほど吊るしてるんです。

今回の植物は、多肉植物ではありません。

今、多肉植物は、なんとか無事に夏を越えてもらおうと、当たらず、触らず、なるべくなら植え替えず…で、じっと耐えてもらってる状態です。

逆に、今は観葉植物の一番の成長期。

中には、暑すぎてヘタレ気味の観葉植物もありますが、ほとんどの観葉植物が成長期で、植え替え時期です。

このバッグ型リメ缶には、ピレアのとトラデスカンチアのラベンダーを植えてます。

こちらは、トラデスカンチアのラベンダーと言う品種。

斑入りのトラデスカンチアのように見えますが、斑の部分や葉の裏、葉のふちがピンク色になるのが特徴です。

多肉植物のように、寒くなるとピンク色に色づくという季節的なものではなく、季節問わずピンク色が濃くなったり、薄くなったり、消えたりします。

原因は、太陽光線、水やり、肥料などが関係してくるようです。

ピレアの方は、ディプレッサという品種。

成長が始まると、わっさわっさ蔓延ります。

大きくなると結構いい感じに垂れ下がるので、吊り鉢仕立てにしてみました。

ただし、まだ植え込んだばかりなので、蔓延ってませんし、垂れ下がってもいません。

もう少ししたら、芽を摘んで、脇芽を出させて、こんもり仕上げようと思います。

植え込んだのは、手作りのリメ缶です。

oyageeが作ったバッグ型リメ缶ですよ。

形はまあまあいい感じにできてるんですけど、手作りのラベルやステンシルがどうもうまくいかないので、本日は詳しく紹介しません。

まだ試行錯誤中なんです。

納得できるリメ缶が完成したら、またこのブログでご紹介させていただきますけど、ほんとものづくりの才能がないまったく人間なんで、半年先になるか、1年先になるのか、もしかして永遠に紹介できないままなのか…

ラベルが、水やりすると、どうもダメなんですよ。

ニスを重ね塗りしても、どこからかしみ込んでしまい、ダメなんです。

ステンシルの方は、リメ缶をゴツゴツ仕立てに仕上げてるんで、どうもうまく塗れないし、ちょうどいい大きさのステンシルがなかなかなくて…

ここに吊るしてるリメ缶4鉢を眺めてたんです。

すると、下の方でばさばさ音が…

結構大きな音です。

下は、草ボーボー。

爬虫類系や両生類系が潜んでいるんじゃあないかってぐらい茂ってます。

長靴は必須!

短パンにスリッパなど素足をさらして歩こうとなると、そりゃあもう悲鳴もんですよ。

ばっさばっさ激しい音がした時は、「うわぁ! 蛇か何かいる!?」と、正直ビビりましたよ。

イモトの蛇嫌いは有名ですが、イモトの蛇嫌い以上にoyageeはヘビが大嫌いなんです。

だけど、ばっさばっさはヘビの音じゃないな…と、目を凝らして見ると、セミがバタバタしてました。

クモの巣につかまって、動けなくなっていたんです。

そのクモの巣には、毒々しい色のクモが1匹…

巣の中央に陣取り、身構えてます。

どう見ても、クモよりセミの方が大きいんですが、逃げようにも逃げられない。

クモの糸(エバ)ががんじがらめで、セミの力だけではほどけない、逃げられないというぐらいまとわりついてました。

かわいそうだから、逃がしてあげよう… しかし、待てよ?

これも自然界の弱肉強食… 食物連鎖ってやつ?

生態系の自然な流れで、それを壊しちゃいけない?

逃がすべきか、そのままにしておくべきか…

だけど、oyageeは断然セミの味方です!

あんな大きなセミをセミより小さなクモの全部食べ切れるはずがない!? 食品ロスが叫ばれてる現在、食べ残しはよくありませんから!ってことで、逃してあげることにしたんです。

手を差し伸べたら、結構バタバタ暴れてます。

羽根を羽ばたかせて、必死に逃げようとしてるんです。

よしよしよし、もう大丈夫…

すぐにクモの巣をほどいてあげるからね…

逆さまになりながらも、「oyageeさま、ありがとうございます。これで助かりました…」って言ってるよう?

このクモ、糸は他のクモの糸より太いし、結構粘着力も強くて、昆虫の力だけじゃあ到底取れるもんではないですね…

はい、きれいに取れました。

もう大丈夫だよ。

そばにあった柿の木にしがみつかせて… 「さあ、お逃げ!」

「もうクモの巣なんかにつかまったりするんじゃあないぞ!」

「はい! もうクモの巣なんかにつかまったりはしません! ありがとうございました、oyageeさまー!」

「気を付けて帰るんだぞ! じゃあな!」

「はい! このご恩は一生忘れません! ありがとうございましたぁ!! さようなあ~!」

クモの巣につかまって、身動きできなかったセミは、心優しいoyagee様に救われ、柿の木の高い枝へと消えていきましたとさ。

おしまい。

どうでした? 「真夏の実写日本昔話」は?

こういう昔ばなしって、必ずと言っていいほど「恩返し」があるんですよね…

セミからのお礼?

いえいえ、お礼なんて…

ただ、困ってるセミを助けただけですから…

えー? そんあぁ? そこまで言うなら…

じゃ、お言葉に甘えて、お礼は…

サマージャンボ、7億円当選で!?

毎年買わないから、当たるはずありませんから…

じゃ、コロナ終息!?

なかなか終息しそうにないですね…

陽性者数が増えたり、減ったり、また増えたり…と、このままズルズルいきそうな気がします…

大丈夫なんでしょうか?

そもそも、コロナ終息なんて世界規模ですから、ドラゴンボールの神龍にお願いぐらいしないと無理でしょ?

セミの恩返しぐらいでは、ちょっと規模的に無理が…

じゃ、植物ブログ本、全国初出版!?

いえいえ、中身のない、拙いブログですので、滅相もございません…

じゃ、マツコの知らない世界の「マツコの知らない”多肉オヤジ”の世界」で初出演!?

こう見えても、恥ずかしがり屋なもんで、テレビに出るなんてとんでもないです…

実際のところ、「早く秋が来て涼しくなって欲しい、そして台風は来ないで!」を一番願ってます。

この暑さで、あちこち置いてる多肉が弱ってきて、コロナ疲れ以上に、oyageeは多肉疲れです。

そのうえ、台風が襲来してきた時には、半分以上の多肉や観葉植物が仕舞う場所がなく、片づけられません。

どうか、台風直撃はご勘弁を…

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じゃ、お礼はこれで!

2つも欲張り過ぎですか?

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