先日、観葉植物の寄せ植えを作ろうと思い、まずはイメトレということで、イラストを書いて紹介してみました。
【20.08.03のブログより】
2鉢作ろうか思ってますが、同時に2鉢はできません。
1年で一番暑い時期、外に10分いるだけで汗がダーダーです。
完成する前に、熱中症でぶっ倒れ、救急車で運ばれてしまったでもしたら、シャレになりません。
まずは1鉢、比較的涼しい朝に作ってみました。
朝でも、結構暑くて、Tシャツ2枚着替えたぐらいですから。
もう体力も気力もなく、そして時間的余裕もないものでして…
本日は、(B)の寄せ植えを作ってみます。
植え込むのは、クルトン、コルジリネ(赤)、パイナップル2苗、ピンクシンゴニウム、そして緑色のフィットニアの5種です。
この5種、それぞれ難ありの観葉植物なのです。
まず、クロトン。
今年の春に購入したのですが、購入時は緑色の葉にピンク、赤、黄色、オレンジ色が程よく混ざっていい色だったんです。
購入後から室内に置いてて、新芽が伸びてきたんですが、その後の葉は、カラフル色が出てきません。
どうしたことでしょう?
日照不足なのかと思い、外へ出してたんですけど、カラフルな色に発色せず…
難あり植物、認定です。
次は、これ。
パイナップルの苗です。
これはスーパーで198円で購入し、実を食べた後の残りの葉。
この部分、茎挿しすれば、立派な観葉植物として楽しめます。
ただし、実をメインに売ってるので、葉は購入時点ですでにガタガタ。
葉先も枯れかかってる部分が結構あります。
そうですよね、普通の人から見たら、大根の葉やニンジンの葉みたいに、いらない部分ですもんね。
だけど、oyageeは実の大きさや甘そうなものよりも、葉の大きさや形、葉っぱの傷の少なさなどに拘って選びました。
生パイナップルの購入の仕方、間違えてます???
たまに、葉はついてるのに、成長を止める為か、腐敗防止か、葉の芯の部分がカットされ、すっぽり抜けてないものを売ってますから、パイナップルを育てるために購入する場合はご注意を。
2苗とも枯れた葉が多くに難ありなんで、「難あり植物」に認定しておきます。
次はシンゴニウム。
ピンク色のシンゴニウム、詳しくは「シンゴニウム・ネオン」だと思います。
見てのおわかりの通り、葉がガタガタ… 虫に食われてますね。
この時点で、難あり認定です。
半円を描いたような食い方、蝶々などのイモムシ系の食い方ですね…
しかし、張本人は見つけられず…
これはフィットニアです。
このフィットニア、今でこそ、きれいな葉をつけてますが、去年の冬、室内へ取り込むのが遅く、葉が全部枯れ落ち、茎だけ残ってたんです。
冬の間も、寒さや水切れなどで、その茎も全部枯れてしまったんです。
しかし!
地表の茎は枯れてしまっても、地中の茎がまだ生きていたみたいで、5月ぐらいに土の中から小さな芽が出てきて、今はこんなに立派に。
難ありだった!、認定です。
そして、こちらはコルジリネ。
ドラセナ・コンシンネに似てますが、名札は「コルジリネ・レッドスター」になってるんです。
しかし、コルジリネの特徴の葉柄がなく、葉が茎から直接出てます。
「葉柄」って言うのは、例えば木の葉っぱなどの丸い葉があると、茎に直接接続してる細い部分のことです。
ということは、葉柄がないので、やはりドラセナ?
だけど、名札を信じて、「コルジリネ」にしておきます。
これ、買って2年ほどなりますが、一度も植え替えてません。
土の表面は、苔が生えてきてますね。
根詰まりしてると思います。
だから、難あり植物、認定です。
どれも、難ありでしょ?
「難あり」を半ば強引にこじつけてますけど…
植え込む鉢はこちら。
以前、ホームセンターで大きなテラコッタ鉢を処分価格100円で購入したことがありました。
これも同じシリーズで100円ぐらいだったと思います。
結構大きな鉢ですけど、地味です。
植え込む前にもう一度イメージトレーニングを…
たかが寄せ植えを作るのに、慎重すぎます?
石橋を10回ほど叩いて、それでも用心でさらに10回ほど叩いて、叩きすぎて石橋を壊してしまい、最後は泳いで渡ってしまう性格なものでして…
イラスト通りにできるか、同じように配置してみましょう。
あら? クルトンがやけにでかすぎません?
この鉢にクルトン1苗だけ十分なぐらい、クルトンがデカすぎます。
これはいけません。
高さ的に他の植物とのバランスが悪い。
それに、こんなに大きなクルトンだとさらにでかくなり、鉢の中では根がギューギューになってしまい、他の植物の生育に悪影響です。
ここは臨機応変に対応し、他の植物と差し替えることにしました。
ここにさらに緑色メインの植物を加えると、全体的に暗いイメージになります。
黄色か赤色の植物を植え込みたいんですが、ちょうどいいのがありました!
これは斑入りのシェフレラ。
これも難ありなんです。
土がうまく沈んでなくて、根がうまく張れてない模様です。
水切れではないのに、葉にシミや傷ができており、葉が落ちてる部分もあります。
こういう時は、根がうまく張れてないのか、根詰まりの証拠。
スクエア鉢って言うのも、よくないんです。
角部分があり、鉢の中では土が均等に敷き詰められてないことが多いので、植物にはあまりよくないみたいです。
この斑入りシェフレラをクルトンと差し替えて、植え込む前にもう一度イメージトレーニングを。
どうでしょ?
これだとバランス的に良く、視覚でも楽しめそうですね。
「夏の寄せ植え2020」の第1弾は、これに決定です。
さて、ここから寄せ植えの植え込み手順になります。
植え込む前にひと手間。
パイナップルの下葉は取り除いておきましょう。
このまま土に植え込んでも根が出るでしょうが、出にくくて枯れてしまうこともあります。
下葉は、手でむしり取りましょう。簡単にちぎれますよ。
むしり取った部分に、小さなポツポツが…
これが根です、多分。
パイナップルに、「あんた、このポツポツしてる部分が根?」って聞いたわけじゃあないんで、正確なことは言えませんが、芽ではなさそうなので、根!だと思います。
枯れた葉も見栄えが良くないんで、この時点でハサミでカットしておきます。
他の苗はすべて抜き苗です。
根があります。
根は、1/2~1/3カットしておきます。
コルジリネの根は、完全に根詰まりでしたね。
葉以上に伸びてましたし、小さな鉢ポットの中であれ以上張り巡らせる場所がなかったのは、激し折れ曲がりながらも伸びてました。
これも大部分カットしておきます。
鉢に鉢底石を敷き詰めた後は、鉢の半分程度まで土を入れておきます。
そして植物を植え込んでいくんですけど、ここでストップ!
確認しておきましょう。
何を確認するかと言うと、鉢は側面にイラストやロゴなんかが入ってます。
これが前側だったりするわけですよね。
以前、寄せ植えを作った時に、土を入れて、植物を植え込んで、水やりして、完成!って飾って見たら、正面に来るはずのロゴが背後になってた…ってことが結構あるんです。
植え込む前に鉢の前面を確認して…
メインになる大きめの植物…今日は斑入りのシェフレラでして、中央のやや後ろ側に配置して…
根は土の中でからまないように、植え込む前に竹串などでほぐしながら…
後は水やりして…
多肉植物は、植え替え時に水やりをしなくても問題ありません。
しかし、観葉植物の植え替えや寄せ植えは、すぐに水やりしましょう。
乾いた土のまま放っておくと、根が干乾びて水あげしなくなります。
こちらが完成!
色味がちょっと地味でした?
もう少しピンク色のシンゴニウムに葉が茂ってくれたら、もう少し派手になったんでしょうけど。
後、鉢が地味でしたね。
配置も悪い?
フィットニアとコルジリネの間に、妙な空間が?
これには、次のステップがあるんです。
これで終わりではないんですから。
ただの寄せ植えではなく、テーマは「真夏の寄せ植え2020」です。
サマーですよ、サマー!
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では、次のブログへ…