今年はコロナ禍の影響で、イベント自粛だし、花火大会も中止! それじゃ、植物で楽しめる「夏の線香花火」はいかが?【oyageeの植物観察日記】

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こんな植物を買ってみました。

あまり見かけない植物じゃあないですか?

珍しいな…ってことで、即買いしたんです。

見た目がすごく涼しくて、綺麗じゃありません?

植物名の名札やシールは付いてません。

まったくの無名… 名無しの植物です。

こういう植物、持ってる気がするんですよね…

どことなく、「アスパラガス」に似てませんか?

アスパラガスと言っても、つくしのように直立で育つ食用のアスパラガスではありませんよ。

観賞用のアスパラガス。

葉は違いますが、株元付近が似てるんです。

並べてみますよ。

こちらは、アスパラガスの「ナナス」

奥のモヤモヤっとした葉がナナスで、手前が今回の名無しさん。

ナナスは、小さくて細い葉が無数についてるアスパラガスです。

ナナスは乾燥に弱くて、水切れや空気の乾燥状態が長く続くと、葉が茶色に変色して枯れてしまいます。

似てるようで違うような?

微妙ですね…

こちらのアスパラガスは、「スプレンゲリー」と言う品種。

結構丈夫な品種で、我が家は半放置状態でも元気に育ってます。

スプレンゲリーは、極度の乾燥状態にならなければ、枯れることは滅多にありません。

こちら、画像では2つが混在しちゃいましたが、葉が太いのがスプレンゲリーで、細い葉が名無しさん。

スプレンゲリーの方がより似てますが、葉の大きさが全然違いますよね。

で、いきなり結論!

今回の名無しさんは、観賞用アスパラガスでほぼ間違いないでしょう! 多分…

正式な名前は、育てていけば、いずれ判明できると思います。

その時には、またブログでご報告を…

ちょうど夕暮れです。

西の空は夕焼けに染まってきてます。

この植物を夕焼け空にかざしてみますよ。

まるで線香花火のよう…

綺麗じゃあないです?

線香花火って、起承転結のように、燃え始めてから終わるまでそれぞれ4つの段階があるようなんですね。

この前、「ニッポン行きたい人応援団」の番組で、線香花火が好きすぎて来日した外国人の人がいて、花火職人のもとで作り方とか技とか教えてもらってましたが、線香花火には「牡丹」「松葉」「柳」「散り菊」の流れがあるとか言ってました。

これぞ、和の心! 風情がありますよねぇ。

じゃ、これは第二段階目の「松葉」でしょうか?

最後にもう1回見せ場を…ってことで、「散り菊」のようにも見えます。

他にも、花火に見立てた植物をご紹介。

ドラセナ・コンシンネと言う植物です。

葉が四方八方に噴水状に広がるドラセナの仲間ですよね。

コンシンネは、ブログにこれまで何度も登場してます。

実は、ばかでかいコンシンネの鉢を買ってきたんです。

定価は1万円ぐらいするんではないかと思うぐらい、高さ2メートルほどのコンシンネを買ってしまったんです。

株元が樹齢100年ぐらいの大木のようになっており、そこから4~5本のながーい幹がクネクネと伸びてました。

それが、何故か1000円の処分価格で売られてたんですよ。

それは、状態がよくなかったから…

葉はほとんど落ちており、株元もぐらぐらでした。

それでも、それなりにまともだったんですが、購入から2週間後ぐらい経ったある日、5本ある幹のうちの1本が途中からペコリとなって曲がってたんです。

そのあとも、ペコリ、ペコリが続き、残ってるのは1本のみ。

これは、4本目のぺこりとした茎の先っぽです。

手に持ってるものが、茎の途中でぐにゃっと曲がってます。

曲がった部分は完全に腐っており、空洞になってました。

葉の方はまだ元気なので、水挿しができると思い、前処理として下葉の枯れてたり弱ってる葉を素手でむしってたんです。

これが気持ちよくむしり取れるんですよ。

コンシンネの葉をむしったことがある人なら、絶対に経験あると思います。

梱包材のエアプチプチを永遠に潰してしまうように、コンシンネの葉もむしり始めるとエンドレスなんです。

面白くて、どんどんむしってしまい、気が付けばほとんど葉が残っておらず、こんな状態に…

これを水挿ししたのが、こちら。

水挿しから2週間ほど経ったものです。

一応、根が出てきてますので、葉をむしり過ぎても問題はないようです。

葉の方は相変わらず、惨めなままですけど…

これを手に持ったら…

こちらは、手持ち花火。

先からシューーーっと勢いよく出てる花火に似てません?

植物で遊びすぎですかねぇ?

最後はこちら。

これも見ようによっては花火に見えません?

夜空に色とりどりの大玉花火が開く「彩色千輪菊」

赤やオレンジや黄色や緑が、真っ暗な夜空に色鮮やかに開いて、観客の「うわぁーー!」って歓声が聞こえてくるようです。

これは、クリプタンサスという品種。

クリプタンサスは、一部の多肉植物の本では紹介されてるんですが、多肉植物の部類なんでしょうか?

多肉植物の定義は、「葉、根元、茎などにどこかに水を蓄えることができる植物を、総称して多肉植物」と呼んでるそうです。

これは、どこかに水を蓄えておけるんでしょうか?

確かに、土に植えてなくても、そうすぐには枯れないんですよね、クリプタンサスって…

だけど、水を貯めておける部分が、あまりないような気もするんですがね。

クリプタンサスは、パイナップル科に属します。

最近ブログに登場してるパイナップルの葉と同じ仲間なんです。

5苗植わってるんですが、全部違う品種なんですよ。

それぞれ色が違うんです。

画像が暗くてわかりづらいですね…

今度、明るい時に撮影してみます。

というか、明るい時に植え替えなきゃいけないんで、その時に撮影します。

真ん中の苗が前後左右の4苗に押しつぶされてる状態で、中央の1苗だけが育ちが悪いんです。

このままいくと、真ん中の苗だけ枯れるんではないかと…

この5苗、今度は別の鉢に別の方法で植え替えてようと思います。

今年最初で最後の花火を楽しんでいただけましたでしょうか?

それでは、去りゆく夏を惜しみつつ…

サヨナラ、夏の日。

と言っても、9月に入っても、まだ残暑は続くようです。

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