今朝も、日の出前から早朝タニパトです。
最近は、暗いうちから目が覚めてしまって…
しかも、起きるのが全然億劫じゃあなくなってくるんですよね…
年のせい?
いやいや、これも、多肉マジックなんでしょうか?
そうです! これぞ、多肉愛!
早起きしてしまうのは、1分1秒でも、1時間でも早く起きて多肉を見ていたいという、多肉がそうさせる…「多肉マジック!」と言うことにしておきましょう。
まずは、2階のベランダに出て多肉たちを見て回ります。
一昨日のブログでも申し上げましたが、この夏は全多肉の10~20%ほどは枯れてしまったりしてるんですね。
それでも、辛うじて生き残ってたり、もしかして、復活するかも?っていう苗たちも中には見受けられます。
まず、夏のダメージがほとんどなく、きれいな葉のまま夏を越した優等生的な苗がこちら。
こちらは、「相府蓮」です。
「相府連」と書いてる人もいます。
「ソウフレン」とカタカナで表記したりもしてます。
「花の相府蓮」っていうのもあります。
何が違うのか、どう違うのかはまったくもってわかりません…
相府蓮は2苗ありますが、どちらもまだ中苗ぐらいの大きさで、大苗、美苗、極上苗までは育ってません。
半人前の苗です。
しかし、2苗とも葉がポロポロ落ちる葉ポロ現象や傷みもなく、きれいな苗に仕上がってきてますよね。
色はまだ出てませんが、寒くなってくるこれからきれいに色づいてくると思います。
相府蓮みたいなきれいな苗もありますが、2階のベランダは遮光しなければ、日の出から午後2時ぐらいまでは強烈な日差しが容赦なく照り付ける場所です。
太陽光線が大好きな多肉達でも、真夏の直射日光はいくらなんでも酷すぎます。
だから、真夏はラティスを使って強力紫外線をカット!
…はUVケア製品でした…。
強力光線をカットして遮光してたんですが、したらしたらで今度は風通しが悪くなり、苗にはこれまたよくないんですよね…
遮光は上っ面の屋根部分だけで、側面はまったく閉鎖しておらず、風の流れは止めてはないんですけど、それでも上だけも覆ってしまうと、風の流れや勢いが微妙に違うようなんです。
これから下は、ちょっとダメージを受けてる多肉を数点を紹介してみます。
まずは、これ。
ルビーブラッシュです。
これは、真夏に外葉がすべてジュレジュレのジュレ化し、今は干乾びて枯れてしまいました。
中心部分の葉は残って元気なので、2か月も経てばまた元通りの姿になると思います。
次は、ルドルフ。
一昨日のブログで、立派に育ってるルドルフを紹介しましたよね。
こちらのルドルフはちょっとばかり悲惨です。
ルビーブラッシュ同様、外葉が枯れ落ちましたが、このルドルフも中心部分は残ってますので、数か月もすれば元通りの姿に戻ってくれるでしょう。
こちらは、リラと言う品種。
リラシナと言う品種はよく見かけますが、リラシナではなく、リラと言う名前です。
リラシナよりも色が薄く、白っぽいのが特徴です。
ローラやこころに似てます。
しかし!
こちらも悲惨な状態です。
外葉は枯れており、中心部分の葉も今にも枯れ落ちそうなぐらい弱ってます。
大事な芽の部分も、そして茎までがやられてそうな気がします。
復活できるでしょうか?
この辺に置いてる苗って、他にも弱ってるものが多いんですよね。
ラティスを屋根代わりにした時に、この辺の多肉って覆い被せた屋根の中央付近に置いてたんです。
中央付近ってどうしても風の流れがよくなく、空気が滞ってしまい、蒸れたのではないかと…?
そして、これは…
ハッピーと言う品種です。
こちらは、葉が一枚も残ってません。
茎も枯れてるようです。
この苗の復活は、無理っぽいです。
と言うか、ほぼ復活不可能です。
もしかしてもしかすると、茎の細胞のどこかがまだ地中で生きてて、水分を与えて、細胞が活性化したら、またどこからか芽吹いてくるかもしれませんが、現状では復活0%ですね…
こちらは、クリームローズ×リラシナと言ういう品種です。
クリームローズとリラシナの交配種のようです。
リラシナの血筋はほとんど見受けられませんけど…
しいて言うなら、葉の形状がどことなく「リラシナ」っぽいでしょうか…?
こちらは、片側の葉だけがジュレ化し、今は完全に枯れてしまいました。
こういう片側の半分だけ枯れる苗って、たまにあるんですよね。
いや、結構な頻度で起こります。
原因は不明ですが、多分、「3密」の1つの「密閉」!
…が原因ではないかと思います。
この苗を置いてるところは、トレイの中の角の角です。
四つ角の一番隅っこなんです。
トレイの角って、風の流れがよくなく、どうしても空気が留まるんですよね。
多肉の世界でも、「3密」は非常に危険!
閉鎖的な空間で空気の流れがない「密閉状態」は、苗には大ダメージなんです。
高さは低く、側面はメッシュ仕様のトレイに入れてますから、いくぶん風の流れはあるでしょうが、それでも角っこは他の場所より風の流れが良くありません。
実際、壁側の葉だけがダメージを受けてて、反対の葉は葉ポロ現象にはなってなく、全くの無傷… 元気なんですよね。
大事な多肉は、トレイの四隅には置かない方がいいかもしれません。
片側の葉だけが枯れ落ちてバランスの悪い苗は、このまま育ててもバランスの悪い苗のまま成長していきます。
なので、早めに元気な葉をもぎって、葉挿しに使いましょう。
こういう葉って、葉挿し成功率が結構高いんですよ。
元気でパリッパリのムチムチしてる葉ですし、これからは葉挿しの季節ですので、多分芽が出てくれるでしょう。
片側だけの葉が枯れ落ち、こういうアンバランスな苗が他にもいくつかありましたので、本日はこの6品種を葉挿しにしてみます。
クリスマス、ヒューミリス、オレンジエッジザラゴーサ、石英レッド、サン美人、そして先ほどのクリームローズ×リラシナ。
2階のベランダにも、葉挿し専用トレイを1枚だけですが持って上がってるんです。
6月ぐらいに葉挿しをやったんですが、先ほど申しましたように、2階のベランダって夏は灼熱な太陽光線が容赦なく降り注ぎます。
なるべく陽射しを当てないよう、遮光はやってたんですが、遮光し忘れた時もありました。
葉挿しの葉の芽が出てくる部分…、茎と接続してる部分のことです。
あそこって、結構柔らかいんですね。
そして、茎に接続してる時は上の葉の影になってるから、通常は日光がほとんど当たらない部分なんです。
だから、直射日光は厳禁で、熱や光線のダメージをすぐに受けやすいんです。
…のはずでわかってたつもりなんですけど、遮光や取り込むのを意外と忘れてしまって、直射日光に当てることもしばしば…
あの柔らかい付け根の部分は、一度でもダメージ受けたら、復活は無理… 黒く焼け焦げて、あとは枯れていくのみです。
だから、真夏の直射日光を浴びせてしまったこのトレイの葉挿しの葉は、ほとんど枯れてしまいまったというわけなんです…
残ってるのは、不明の品種(多分、普及種)と、どこから飛んできたのかわからない脇役的存在多年草のセダム、そして、普及種中の普及種の「銘月」ぐらいです。
他の品種は、トレイ手前側に名札だけがむなしく残っております…
あと、黒く焼け焦げ、炭状態になってる葉挿しの残骸も…
カリビアンブルー、ウォーターリリー、アラン、Wally Wallyなど、残って欲しかった葉は枯れてなくなり、どうでもいいようなものばかり残ってしまいました。
葉挿しって、思い通りにいかないもんですね…
これからは多肉の季節! そして、葉挿しの季節でもあります!
涼しくなってきますので、葉挿しにはもってこい!
今回は芽が出てくれると思います。
先ほどもぎった葉を植えていきますよ。
銘月の隣から…と思ったら、なんじゃこりゃ?????
得体の知れない物体が、地中から出てきています!!
しかも、たくさん!
向日葵? 円盤? 未確認飛行物体????
もしかして、あれ?
この時期になると豊作になる、あれなんでしょうか……?
キ、キ、キノコ?
これ、キノコ????
こんなキノコ、見たことないんですけど…
上から見てみると…
外側のふちが反り立ち、中心にいくほど窪んでおり、すり鉢状になってます。
そして、中にゴマのようなコロコロっとしたものが数粒入っている…
これ、本当にキノコ????
これ、地球外生命体じゃあないです?
まさかの宇宙のキノコ???
多肉に、「宇宙の木」っていう品種がありますよね。
これ、「ゴーラム」と言う品種で、別名が「宇宙の木」と言います。
葉の先がトランペットのように広がっており、見るからに地球外植物のようで面白いですよね。
同じような形をしたもので、ホービットと言う品種もあります。
名札は劣化して色は褪め、反り返ってしまってますが、これは「ホービット」と言う名前がついてます。
これも、トランペットのような葉をしており、宇宙の木に似てます。
ゴーラムとホービットの区別がイマイチついてません…
そういえば、このホービットって2年前にアロエのおやっさんから、「これ、好きじゃあねえ。いらんわ…」ってもらったものでした。
当時、「好きじゃあなかったら、買わなきゃいいのに…」って心の中で思ってましたけど。
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さて、得体の知れない、地球外生物のキノコと思われるこの植物、とりあえず、「宇宙のキノコ(仮)」って命名しておきましょうか?