2階のベランダに置いてる多肉達は、ミニポットに植わった苗がほとんどです。
そのポットを、育苗トレイや100均で買ったA4サイズのファイルケースに並べて管理してます。
しかし、2つだけ大きなプランターを持って上がってるんですよ。
何故持って上がったのか記憶にないんですが、多分、外回りにはもう置き場所がなくて、仕方なく2階に持って上がったんだと思います。
持って上がったのは、1年前ぐらいでしょうか…
2階のベランダは、日が照れば遮るものは何もないので、多肉たちは絶好の日光浴ができます。
ただし、真夏は日差しが照り続ければ、灼熱地獄…
そんな場所に、レア種や一点物の苗など大事な苗は持って上がれません。
だから、プランターに植わってる苗はたいしたものではないんです。
これが、その2つのプランターのうちの1つです。
キャベツ? レタス? チンゲンサイ???
こんなにゴツゴツしてても、一応多肉の苗なんですよ。
一応…じゃあありません、正真正銘の多肉の苗です。
肉厚でジュージューと言えば、ステーキですけど、こちらは肉厚でギューギュー!
多肉の群集で、ぎっしり詰まってます。
植え込んだ時は、まだ小苗でした。
葉挿しをたくさんやった後、芽吹いてきて、500円玉サイズぐらいの大きさぐらいになってから植え替えた苗です。
葉挿しは、多い時は1品種10枚以上になる時があります。
そして、季節や品種によっては成功率が高くなり、100%の確率で発芽してくれるんです。
と言うことは、多い時は一度に1品種で10苗以上も出来上っちゃうってことですよね。
そのうちの1~2苗だけは予備用苗として、また万が一親苗や予備用苗も枯れてしまったの時の保険苗として、そして将来の多肉カタログの撮影用にと、1苗ごと2号ポリポットに植えました。
残りの葉挿し苗も、1苗ごとポリポットに植え替えていくととんでもない数になり、置き場所にさらに困りますので、余った苗は一括管理するため、プランターに植えることが多いんです。
どんな品種があるかと言いますと…
手前の大きな苗はわかりません。
名札はつけてるんですけど、苗に押されて完全に埋もれてしまい、どこに差してるのかさえ分からない状態…
奥のランナーが伸びてるのは、ダーリーサンシャインか、ピンクブライダルという品種だと思います。
こちらは、プクプクの美人系品種です。
そして、斑入りです。
斑入り品種の美人さんでも、レアものとレアものではないものがあります。
桃美人や星美人などの斑入り苗は、激レアで、入手困難苗です。
逆に、月下美人や東美人の斑入り品種は、結構見かけるのであまり人気がありません…
不人気ではないんですけど、全然珍しくもない品種です。
これ、多分、東美人錦だと思います。
桃美人錦や星美人錦ではないことは、100%確実です…
桃美人や星美人の葉の形が違いますし、それよりなにより激レアな斑入り美人さん苗は一切持ってません。
もし持ってたら、ほぼ放置状態のプランターの中になんて、恐ろしくて植えませんから…(笑)
そして、こちらはブログによく登場してる品種…
「サハラ」です。
サハラと言えば、沢口靖子ですよね?
知りません?
昔、「サハラ」というタイガー魔法瓶のCMをしてたじゃあないですか…
あれ、あの魔法瓶、欲しかったんですよ。
知らない?
あららら…
サハラは、このプランターに植わってる苗以外、他の場所にもあります。
今年9月に葉挿しトレイが水没した時に登場しましたよね。
【20.09.25のブログより】
あれから2か月…
今はこうなってます。
【20.11.14現在】
2か月前と現在とでは、大きさ・形ともほとんど変わりませんね。
色もほとんど一緒…
少し色づいてきてますけど、サハラってそれほど劇的に紅葉はしない品種のようです。
手前の小さな苗…
サハラに押し潰され、今にも埋もれて消えてなくなりそうなショコラの方が色づきがいいという、何とも皮肉な結果に…
で、他の場所にもサハラがあります。
2号ポットに植えてるサハラを、同じ2階のベランダに置いてるんです。
2号ポットは、内寸が約6センチです。
ということは、こちらのサハラは、6センチにも満たない大きさってことになりますよね…
葉挿しを始めて1年以上が経過してるはずなのに、やけに小さくありません?
さらに、夏に葉ポロ現象が…
片側の葉だけが傷んで枯れてしまい、バランスの悪い苗になってしまいました。
しかし、中心部分の成長点はしっかりあり、少しずつ成長してますので、いずれきれいな苗に戻ってくれるでしょう。
もう少し大きくなったら、バランスの悪い外葉はもぎ取る予定です。
紹介した3つのサハラは、大型プランター、葉挿し専用トレイの容器、2号サイズのポリポットと、植え込んでる容器が違います。
しかし、このサハラはすべて同じサハラ…
同じ親サハラから同じ日にもぎ取った葉挿し苗で、兄弟苗なのです。
大きさがどれぐらい違うか、比べてみますよ。
まず、2号ポットのサハラと、葉挿し専用トレイの中にあるサハラは…
大きさはそれほど違いませんが、肉付きや形の良さは葉挿し専用トレイの方が優良ですよね。
次に、2号ポリポットのサハラと大型プランターに植え込んだサハラを比べてみます。
こんなに違うんです!
2倍? 3倍? いや10倍ぐらいの大きさが違ってきてます。
この2つの苗が、同じ日に葉挿しを始めた苗だと、誰が想像できますでしょうか???
どうしてここまで違うのか?
何が原因かはわかりません。
同じ2階のベランダにあるから、日差しも一緒、雨が降れば水に濡れるのも一緒です。
ただし、土が違います。
ポリポットや葉挿し専用トレイは鹿沼土がメインの土で、腐葉土などの栄養分になるようなものがほとんど入ってません。
プランターの土は鹿沼や赤玉も入れてますが、腐葉土と「野菜や花の土」という土も一緒に入れてます。
腐葉土や「野菜や花の土」の土に肥料や栄養分が入っており、それが原因で大きくなったのかと…
多肉を植え込むのに、「花や野菜の土」を使っていいものか悩みますが、プランターは土が大量に必要になります。
かさ増しの為に、安い土を混ぜ込んで使ったりしてるんですよ。
多肉の土に「花や野菜の土」を使っても、別に問題はないようです。
根付きは確かにいいんです。
しっかり根を張ってくれてますよ。
ということは、成長も早い…ってことになり、ここまで大きさが違ってきたんではないかと…?
しっかり根を張ってくれれば、葉ポロ現象などで葉が落ちたり、枯れたりすることもほとんどないんです。
最近、根がしっかり張れてれば、多肉は暑い夏も乗り越えられる!!
これが最近わかってきたんです。
これ、見てください。
灼熱の夏にも耐え、葉の傷みもほとんどなく、1つの苗も枯れずに乗り越えてくれた多肉達。
さらに、こんなに肉肉しく育ってくれて、頼もしくないですか?
ただし!
問題が3つほどあるんです。
まず1つ目の問題点は…
紅葉してもいい時期なのに、ほとんど紅葉してません。
そして、2つ目の問題点は…
大きな苗に育ち過ぎ、ガッツリ根を張ってます。
さらに、苗と苗が重なり合って、プランターの中はガチガチなんですね。
苗は微動だりともしません。
名札を差してるはずなんですが、苗が硬くって全く動かず、肝心な名前が確認できないんです…
力づくで苗を動かしてみますよ。
ほら、ここに名札が…
マ… マ… マーヴェリック? マドレーヌ? マラドーナ?
マラドーナは、サッカー選手でしたね…
マーガレットって書いてます?
この苗は「マーガレットレッピン」?
でも、「マーガレット」という品種もあるんです。
「マーガレットレッピン」と「マーガレット」
どっちなんでしょ?
そして、最後の問題点は…
あまりにも根が張り過ぎて、苗も膨らみ過ぎて、ついにはプランターが変形!!!
破壊しかかってます!!!
この膨れ具合、異常じゃあないです?
後、3か月、いや2か月後にはプランターを壊しそうなぐらい成長し続けてるんです。
すでにひび割れてきてる?
あ! これは、多肉のせいではありません。
oyageeのせいです…
移動させようと持ち上げた時に、バキッとやらかしましたので。
あまりの重たさに、割れちゃいました…
所詮、100均のプランターですから… 造りや材質が脆いようです。
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ここまで大きく育ってくれるのはうれしいけど、色づかない多肉たち…
「色づきよりはまずは大きく育てる」 or 「小さくてもいいから、色づくを楽しむ」
どっちを選びます?