先日の「NHK趣味の園芸」をご覧になりました?
植物を使ったクリスマスリース作りを紹介されてましたよね。
今回は、ニュアンスカラーの植物を使って寄せ植えを作るとかどうとかって特集でした。
「ニュアンスカラー」の「ニュアンス」って何なの?
昔で言う、「ファジー」や「アンニュイ」のような、曖昧とか、微妙とかっていう意味でしょうか?
ニュアンスと言えば、「ニュアンスしましょ」ぐらいしか思い浮かびません。
知りません? 「ニュアンスしましょ」っていう歌。
80年代に、香坂みゆきが歌ってたんですよ。
秋の化粧品ソングでしたよね。
当時は化粧品CMソングを歌えば必ずヒットするというジンクスが見事に裏切られて、撃沈した歌です。
EPOが作曲したいい歌なんですけど…
知らない?
あららら…
趣味の園芸の話に戻りましょう。
番組は途中から見始めたんで、ちょうどリースづくりをやってるところだったんです。
番組内で植え込んでたワイヤーリースは、oyageeが色づいた多肉を植え込もうと思ってたリース枠と形・大きさがほぼおんなじ…
こんなリース枠でした。
底にヤシガラを使ってたところも一緒でしたね。
クリスマスまでもう1か月を切りました。
早くリースを完成させないと、クリスマスシーズンには完全に間に合いませんよね。
しかし、待てよ???
ふと思ったんですよ。
ヤシガラって、本当に水を通すの?
思ってたほど水がはけなくて、水が底にたまったまんまじゃあないの?って…
ああいうヤシガラって、通気性や排水がよさそうに見えて、意外と風を通さない、水も通さない…ってことありません?
隙間があっても、表面張力か何かの仕組みで、いくら経っても水が流れ落ちないんではないか?
今、リメ缶を作ってるんだけど、トマト缶などのリメ缶には底に釘などで鉢底穴をあけてるんですね。
あまり小さな穴だと、穴を何個もあけてても水がまったくはけないんですよ。
ヤシガラもこの現象が起きるんでは?と気になってきました。
このリース枠を使って多肉植物のクリスマスリースを作ろうと思ってるんですが、植え込んだのはいいが、水が一向に流れ出ない…どうしよう…ってなったら最悪じゃあないですか。
まだ何も植えてない段階で、水を流し込んでみますよ。
あらま…
ちゃんと流れ落ちますね。
そうですよねぇ!
水がはけるのがしっかりわかって製造してるだろうし、販売してると思います。
じゃないと、「水が流れん! 植物がダメになった!どうしてくれる!?」ってクレームの嵐ですよね…
さて、このリース枠に植え込む予定の多肉たちは、こんなに色づいてきてます。
早く植え替えてー!と、すでにスタンバイ状態です。
しかし、また待てよ?
また「待てよ?」なんです。
ここにある苗たちは、ほぼ一点物の苗たちばかり。
リースに植え込んだら、名札をつけるわけにもいかず、たぶんどの子がどの子だかわからなくなると思うんです。
また一度植え込んだら、ある程度の期間は植え替えないと思うんですよね。
これから冬が来て、年が明けて春が来て、もしかして来年の夏まではこのままで、来年の秋ぐらいにやっと植え替え…ってなるかもしれません。
1年ぐらいはこのリースの中で育ってもらうかも?
もっと長い間、リースに植わったままになるかもしれません。
ヤシガラを敷いたこういう枠にギューギュー詰めで植え込んだら、夏は一発でダメになりそうな気がするんですけど、どう思います?
無事に夏越しできるんでしょうか?
「趣味の園芸」のリースづくりを見てて考えたんです。
結構草みたいな植物でも、選ぶ植物と、植え方と、後はセンスで立派なクリスマスリースになるんですよね。
色づく多肉たちのほかに、出番を待ってる苗がまだあるんです。
それは…
セダム類御一行様!
元ニワトリ小屋の屋根の上で元気に育ってくれてます。
元気過ぎで、乱れまくってますけど。
この植物、言わずと知れた「セダム属」の植物ですが、その中でも万年草やベンケイソウと言われ、放っておいてもほぼ育つという「草」みたいな多肉植物です。
一部、セダムではない品種もございます。
何度も言いますが、リトルミッシーや子持ちレンゲはセダム属ではございません。
リトルミッシーは「クラッスラ属」、子持ちレンゲは「オロスタキス属」になります。
このブログでは、「脇役的存在多年草」なんて呼んだりもしてます。
ここにあるのは、主役にはなかなかなれませんけど、寄せ植えの脇や隙間に植え込む時に重宝するんですよ、これが。
だから、こういうのを含めて、oyageeは「脇役的存在多年草」と勝手に呼んでるんです。
普段は主役にはなれないけど、こういう植物も立派なリースになると思うんです。
比較的まともに育ってる苗を、試しに鉢ポットのままリース枠にはめ込んでみますよ。
12ポットほど入りました。
このままでは、個々が単体で並べてるだけになり、互いに主張しすぎてバラバラ… 一体感がありませんよね。
「趣味の園芸」のリースづくり特集の時、講師の先生が言ってました。
品種の違う苗を植え込んだ時に、なじみ感を出すために、隣同士の葉と葉を絡めてあげると、全体に一体感が出てきれいに見えるらしいんですよ。
番組内では、三上さんが斑入りワイヤープランツの葉を隣の植物に絡めてましたよね。
絡めるって、こういうことですよね?
つるのように伸びた赤いトリカラーを、隣の緑黄緑色のセダムと絡めてあげるってことでしょ?
手を使ってでこういう風に…
こういうことでしょ?
んん? 違う?
なんか違うなぁ…
こちら、垂れてるセダムは、モリムラマンネングサです。
今の時期は赤く色づいてます。
このモリムラマンネングサも、隣の黄緑色のセダムに絡ませるってことで、なじみ感が出て、きれいに見えるってことを言ってるんですよね?
こういうことですよね?
違う?
んんん、違うなぁ…
なんか、違うなぁ…
センス、ないのかなぁ?
ま、いいでしょ?
センスがないんだから、これが精一杯です。
なかなかいいんじゃあないです?
このままクリスマスを迎えます?
本格的に植え込むとなると、土をたくさん用意して、12の苗をポットから全部出して、土を落として根をほぐして、植え込んで…ってやるのが、面倒くさくって…
他にやりたいことがたくさんあるんで、これはこれでいいんじゃあないです?
今は、品種によってはポットの中で片方に寄ったり、茂り方が少なくて貧弱で、黒いポットが丸見え…
しかし、カットして脇芽を出させ、黒ポットが隠れるぐらいモコモコに茂ってくれれば、立派なクリスマスリースですよ。
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今年のクリスマスリースは、これで決まり!?
「簡単!お手軽!時短!リース」の出来上がり!?