男の箱庭シリーズvol.10|こんな世の中だから、今年のクリスマスは静かに「おうちクリスマス!」【oyageeの植物観察日記】

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不定期で制作する「男の箱庭シリーズ」

クリスマス時期は、定番になってますよね。

この季節になると、クリスマスの寄せ植えを作るのと同時に、「男の箱庭シリーズ」を制作しなきゃ、クリスマスを迎えられません。

「箱庭」シリーズですが、必ず「箱」を使うわけではありません。

ミニチュア風に仕上げたり、ジオラマ風にしたりすることを、ここでは「箱庭」と呼んでいます。

oyageeが作る、「THE 男の箱庭」シリーズ!

たいしたものではないんですけどね。

これまでのクリスマス時期の箱庭シリーズを振り返ってみましょう。

作った時は、よくできた!って思ったんですが、月日が経って改めて見ると、残念な感じがしません?

17年に作った「サンタが街にやってくる~」に使った多肉たち、何ですか、あの色は?

3年前って、あんな汚い色の多肉ばかりを植えて、納得してたんでしたっけ?

これも、日に日に多肉の知識や情報を知り、少しずつ品種も増えきて、寄せ植え作りも少しは上達してるってことと思っていいんでしょうかね?

今年はどんな箱庭にしてみましょうか?

実はですね、すでにミニチュア風の寄せ植えを作り始めてた時があったんです。

作り始めたのは、夏前だったと思います…

今回の箱庭シリーズに使う為ではなく、十二の巻とユーフォルビアのミルクトロンの余剰苗があったんで植え込み、他にいくつかの多肉を植え、空いてるスペースにミニチュア用の家とか動物などを飾って、ミニチュアガーデン風にしようと考えてました。

この時、セダムのドリームスターとポーチュラカリア属の雅楽の舞も一緒に植え込んでます。

木製の小さな柵も一緒に立ててましたが、ずっと外に置いてたので、缶は色褪せてきてるし、錆びも出てきてます。

柵は水を吸ってはじけ、壊れかけてますね…

テーマというか、コンセプトというか、作る目的がなかったんで、これ以上進まなかったんですよ。

一応問題なく育ってるのは「十二の巻」と「ミルクトロン」だけで、「ゴールドスター」と「雅楽の舞」は根がしっかり張っておらず、うまく育っていません。

と言って、引き抜くほど弱ってはないんで、このままにしておこうかと。

今回の箱庭シリーズに使おうと思ってるミニチュアグッズや小物は、こちら。

石や木片、モミの木のツリーは100均ショップで、家はミニチュア用グッズを扱うショップで購入してました。

中央に置いてる、茶色の手作り感満載のガーデンピックは、この前作った「アイスの棒で簡単に作れるオリジナルガーデンピック」のミニサイズ版です。

メインとなるのが、石膏のような造りの2階建てハウス。

これをどこに置くかです…

背面側はあまり細工されておらず、窓は表側ほど精巧には作られていません。

また、ドアや庇などもなくて、ほぼのっぺらぼう状態なので、置くとしたらこの向きではないといけないんですね。

中央よりやや左のここの位置が、一番のベストなんですよ。

だけど、ここだと十二の巻や白い柵が邪魔しておけないんです。

だから、ここ…

窮屈だけど、ここしか広めの空きスペースがないので、ここにします。

シンボルとなるメインの家の位置が決まったところで、次は空いてる部分にミニチュア風の寄せ植えに似合いそうな多肉を植え込んでいきます。

カットした苗は、すでにあるんです。

先日、寒波が来る前にあちこちから摘んでる苗がこちらに。

この前の寒波で凍結したら嫌だから、家の裏の小屋の隙間に押し込んでたんです。

この苗をいくつか使い、あとはその辺にある使えそうな多肉をいくつか摘んで作ってみようと思います。

いきなりですが、ほぼ完成した箱庭がこちら。

多肉苗を隙間なく植え込んだら、ただの寄せ植えになってしまうので、家の玄関前は空けました… 植えていません。

ここは家の入口なので、白い砂を敷いて、ミニチュアの人形を立てようかと。

このミニチュア人形は、2年前の2018年の箱庭シリーズでも使ってますよね。

さらに、3年前の「タニコレ2017」でも登場しました。

「多肉コレクション2017開催シーン / 2017.12.17のブログより」

色づく多肉達がスーパーモデル風にランウェイを闊歩し、その回りには観客がいて、たくさんのオーディエンスがいますよね。

この人形たちをまた使おうと…

試しに、この女性を置いてみますよ。

あらら? やけにでかすぎません?

背が家の2階の高さまであって、これじゃあまるでガリバー… 不自然じゃありませんか?

それに、クリスマスに家の前で「あっは~ん」ポーズをやられても、困りますよねぇ…

こういうこともあろうと思い、さらに小さい人形を買ってたんです。

こちら、ほんと小さいんです。

小さすぎて、一度も箱庭シリーズには使ってはなかったんですが、やっと日の目を見る日が来ました。

どれぐらい小さいかというと…

ピンセットが必要なぐらい小さいんですが、ピンセットが見つからず、指ではまごまごして摘まめなく、竹串で転がしながら立てなきゃいけないぐらいの小ささなんです。

真っ赤に色づいてる虹の玉の葉1粒よりも、はるかに小さいんですから。

手先がぶきっちょな人間は、これを定位置にきっちり立てるのは至難の業…

真っ直ぐ立ててもすぐに傾くわ、砂に押し込んでもなかなか埋もれてくれないわ、そうしてると、他の人形が倒れるわで、イライラの最高潮ですよ。

人形をやっと定位置に配置し、完成です!

撮影場所に移動しましょう!

ちょうど夕暮れ時で、いい感じに夕日に染まって、ベストタイミングじゃあないですか!

おっと、忘れてました、隠れた主役を…

手作りのピックを差し忘れてますね…

これが、今回の箱庭シリーズの裏の主役でもある「オリジナルクリスマスガーデンピック」です。

作り方は、前回のブログをご覧ください。

こちら、プレートは1枚減らして3枚にし、小さめのピックに作ってみました。

「懲りずに、また逃げるヒトデを書いたの?」…ですって?

いや、星… 流れ星なんですけど???

やっと完成です!

この箱庭のタイトルをつけるとすれば、今年のクリスマスに合わせて、「静かに、”おうちクリスマス”」です。

どこがおうちクリスマスなの? みんな、外にいるじゃん…

いやいやいや、違うんです…

みんな、おうちへ向かってます。

これからみんなでこのおうちに入って、「おうちクリスマス」をするんです。

今年はコロナ禍のクリスマスだから、おうちの中で静かにクリスマスを迎えるんですよ。

みんな、下半身が埋もれてる?

雪が積もってるから埋もれてるだけなんです…

雪が積もってたら、手前の女性はスカート1枚だけで寒くないの?

素足のまま雪の中を歩いてて、凍傷にならないんでしょうか?

この女性は、ですね… 年中スカートで寒さに慣れてるから、大丈夫なんです…

真冬でも、結構暑がりなんですよ、この女性は!?

おうちクリスマスはいいんですが、人数多すぎません?

ちょっと多すぎました?

おうちに入ってるのは、6人いますね?

6人でおうちクリスマス?

8人でステーキ会食するよりは少ない人数だけど、それにしても6人は大人数?

今は忘年会やパーティーなどの大勢の集まりって自粛要請が出てますから、4人以下じゃダメじゃあないの?…って?

「5人以上は一律にダメとは言ってないんです…」と、某大臣はおっしゃってませんでした?

感染対策をしっかりして、ソーシャルディスタンスをしっかり守れば、6人でも大丈夫ってことなんでしょ?

このお屋敷の中は、貴族のダイニングにあるような長ーーいテーブルがあって、6人は3メートル間隔で座るんです。

そして、席の前と左右にはしっかりと飛沫防止のアクリル板を設置してるし、食事中は一切会話せずに無言。

食後に会話する時はしっかりマスクをする!というきまりを徹底し、きちんと守れる人形6体を選抜したんで、問題ないと思いますよ。

さらに、10分ごとにすべての窓とドアを全開にして換気はしてるし、30分でお開きの「おうちクリスマス」なんです。

みじかっ!

だから、問題ないでしょう…

さあ、「おうちクリスマス」の始まりです!

お屋敷の中では、きっと静かな「おうちクリスマス」を迎えることでしょう…

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それではちょっと早いですが、「MERRY CHRISTMAS!」

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