これは、2階ベランダに置いてるトレイの1つです。
2階の多肉は、3日前の雨に久しぶりに濡らしたので、土がまだ湿ったままです。
このトレイの中に、育ちのいいもの、悪いもの、エケベリアがあれば、クラッスラもあったりでごちゃまぜなんですが、その中に青札の苗が3鉢ほどあるんです。
そのうちのこの2苗…
この2苗は、多分同じ品種です。
同じ場所で、同じように日に当て、同じように水に濡らし、同じように管理してるのに、1つはピンク色、1つは緑色と違うんですよ。
何が違うんでしょうか?
元気がいいのは緑色の苗、きれいに紅葉してるのはピンク色の苗。
緑色の苗が大きく、ピンク色の苗は小ぶり。
ということは最終的には、根がしっかり張ってるのが緑色の苗で、紅葉よりは成長が優先され、逆にあまり根がうまく張れてない苗は、成長よりは紅葉……ってことになりません?
本日のブログは同じ苗の色の違いではなく、名札のことなんですよ。
この2苗には、青色の札がついてますよね。
多肉の「青札」と言えば… 超人気のあの某苗が有名ですよね。
あの苗ではありません。
これは、oyagee限定の青札苗…
青色のPPバンドをカットして使ってるんです。
PPバンドって、梱包の時とかに使う平べったいビニールひもです。
どういう意味でつけてるかと言うと、不明種だったり、札落ちだったりして、名前がわからない苗につけてます。
こうしてると、いつか別の場所で同じような苗を発見した時に、並べて比べてみようってなって、名前が判明したりするじゃあないですか…
目印の為につけてるんです。
目印を付けてないと、「あの時の名前がわからなかった苗は、どこにあったっけ?」ってたくさんある苗の中をまた探し回らないといけません。
結局見つからずに諦めてたら、後日再び発見し、見つかったのはいいけど、今度は同じ名前だろうと思ってた名前をすっかり忘れてしまった…
…ってことになるんです。
青色だったら、すぐに目に飛び込んでくるでしょ?
そういう理由なんです。
この2苗は、ずっと名前が判明していません。
今日はその辺にある同じような品種を見つけて、不明種2苗の正式名称を見つけてあげましょう。
まず、隣のトレイに入ってたプクプク系の多肉。
オパリナです。
オパリナの葉はラグビーボール型で面長なので、先ほどの青札苗の葉っぱとはちょっと違いますね…
次はこれ。
コラーゲン美人です。
こちらの葉も面長なので、違います。
じゃ、オパリナ?
色といい、形といい、オパリナそっくり???
コラーゲン美人という品種もあることはあるようなので、これはコラーゲン美人だと思います。
面白い名前ですよね…
これが正真正銘のコラーゲン美人なのかは、わかりませんが…
次はこれ。
パールベリーです。
肉厚気味で丸みを帯びた葉が青札2苗に似てるけど、あれはパールベリーではありません。
だって、パールベリーはこの1苗しかなく、あとは葉挿しの段階で育ってる苗しかありませんので…
じゃ、これは?
葉の先端がまったく尖っておらず、まん丸の葉です。
青札2苗は、先っちょが少しだけとんがってるんですよね。
だから、この品種でもないと思います。
ところで、この品種は? これ、何でしょう?
これ、葉挿しの段階で名札が混ざってしまい、わからなくなったんです。
なので、そばにあった2つの名札の名前をそれぞれシールに書き、大きくなって判明した時に正式に名札に書こうと思って、2枚のシールを貼ってたんですが、そのシールが雨や紫外線で劣化して、字が全く読めず…
これも不明種になってしまいました…
これは?
これは、「だるま…」
「だるま、なんとか」という品種です。
育ててる途中で「だるま」しかわからなかったんで、「だるま」の後はとりあえず「…」と書いておきました。
「だるま秋麗」「だるまエレン」のどっちかなんですけど、だるま秀麗とエレン、同じ品種でしたっけ?
ちなみに、だるま秋麗が近くにありました。
先ほどの苗とほぼ一緒だから、あれも同じ「だるま秋麗」でしょう。
青札不明種の追跡調査に戻りますよ。
これは…
名札が逆さまになってますよね…
これは、わざと逆さまにしてます。
100%この名前だ!っていう自信がなかったんで、「この苗は、名札と苗が一致しないかも?」って理由で、あえて名札を逆に差しておきました。
これは、多分、この品種名…
ピンクラウルという品種。
青札苗は、このピンクラウルではありません。
ピンクラウルもまだこの苗しかなく、増やしてもないですから…
この名札ですが、やけに細くありません?
これ、自作! oyageeオリジナルの名札なんです。
今のところ、この名札が最強だと思います。
雨に濡れても、土に埋もれてても、1年以上マジック文字が消えてないし、薄くもなってないんですよ。
これは、セリアで買った「プラバン」というプラスチック板。
女の子が自作アクセサリーなどを作る時に使う、下敷きのような薄い板があるんです。
あれを適当な長さにカットして、あとはUni Pin0.2mmのマーカーで書けば、劣化はあまり進まないし、インクは水に濡れても流れないし、紫外線で薄くなることもほぼないし、今のところ最強なネームプレートです。
カットするのが少々難があって、カッターナイフだと一発では切れません。
カッターナイフを2~3回往復させて、やっと切れるという硬さです。
しかし、その硬さと丈夫さが、名札にはもってこいなんです。
A4、A5サイズのプラ板だから、お好み次第で葉挿しなどの小さめの名札も、大きめの名札も、自由自在に作れちゃう。
小さめの名札って、なかなか売ってなくて、皆無じゃあないですか?
oyageeは、あのプラバンを幅5mmサイズでカットして、葉挿し用の名札に使ってるんです。
このブログでたまに登場してた、「葉挿し専用トレイのこの小さな名札って、一体なんだんろう? どこで買ってるの?」って思ってませんでした?
実は、園芸用品ではなく、女の子が遊ぶプラスティック板だったんです。
1枚110円のプラバンで、5ミリ幅でカットすれば、なんと200枚以上の名札が作れちゃうんです!
マジックインクも、セリアで売ってるグレー色のUni PINを使うと、細くて書きやすいし、まったくにじまないですよ。
もし小さめの名札がなくて困ってたら、プラバンでカットして作ってみてはいかがですか?
さて、これは…
これは、稲田姫という品種です。
青札苗と同じプクプク系だけど、これも葉の形がまったく違いますね。
おっと! この名札は文字が消えかかってます。
この名札、先ほどのプラバンを使う前は、この名札を使ってました。
これも、セリアのDIYコーナーで見つけたPPシートというアクリルの薄い板。
プラバンよりは少し厚めで、しかも硬くて丈夫だからネームプレートには適してるんですが、この板は表面がザラザラしてるので、同じUni PINのマジックインキを使っても、文字が結構早めに消えかかり、劣化の進みが早いようです。
そして、2~3年経ってくると脆くなり、簡単に折れてしまいます…
この稲田姫、早めに新しい名札に付け替えておかないと、この子も品種名不明の札落ちさんになってしまいますね。
2階ベランダには、まだまだプクプク系の多肉はありますよ。
次は、これ。
さくらんぼ美人です。
美人がつく品種には、プクプク系が多いんです。
これは、一目瞭然… 青札不明種の2苗とは全く違いますね。
これ、名札が2枚付いてますが、大きめの名札は梱包用の白色PPバンドにマジックで名前を書いてた名札です。
しかし、PPバンドも表面がザラザラしており、文字の消えが早いようです。
なので、名前がわからなくなる前に、新しく名前を付けておきました。
さて、こちらは…
パープル美人ですね。
こちらも、プクプク系美人ということになります。
このパープル美人は横1列に3苗並んでるんですが、真ん中だけが紅葉しておらず…
同じ品種なのに、どうして?
それを考え出したら、また本日最初のテーマに逆戻りです…
今日は、この問題には一旦スルーして…
おっと! 残り2苗は名札がついておりませんので、速攻で付けておかないと、不明種札落ちさんになってしますよ。
パープル美人も、青札不明種と全然違う品種のようです……
ざっと見て回ったら、最初に紹介した青札苗に似たようなものってこれぐらいでしょうか…
結局、最初の青札苗は何だったの?
わかりません…
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本日は、不明種の追跡調査のはずが、名札の紹介で終わってしまいましたね…
青札2苗の正体は、もう少し時間が必要のようです。