昼過ぎ、管理栄養士がきた。
「食事足りてます?」って聞かれたんで、はっきり「足りてません!!」って言ってやった。
ホント、足りないんだもん。
食事の量、少なすぎ。(>_<)
おかずは増やせないらしいけど、ご飯の量は増やせるらしい。
「お願げぇします~」って懇願したよ。
一般入院患者は、1日1,700キロカロリーが目安らしいだけど、自分は他に持病がある訳じゃあないし、今のところ成人病や生活習慣病の心配がないんで、1日1,900キロカロリーまで摂取していいらしい。
次の食事から、ご飯が150gから200gに増えるようになった。
この50gの差は大きいよー!
今日の午後は、術後にコルセット装着のためのコルセット採寸と、夕方に家族同伴の手術説明に必要なレントゲン撮影。
一体、何枚レントゲン撮ればいいんでしょ?
1ヶ月前診察した時に撮影したレントゲン写真ではダメなの?
ここの病院、術後は浴衣で過ごすようになるから浴衣が2枚必要だとか、 何万円もするコルセットを自費で作らないといけないとか、しかも装具屋は勝手に決められてるし…
他も、テレビの視聴や冷蔵庫&洗濯機の使用はすべてテレビカードを買い、カードを挿入するシステムだし…
それに、他の病院は貯血入院なんてしないって言ってたよ。
同じように別の病院で腰の手術をしたジム仲間も、貯血はしても3度もしないって!
しかも、本入院で貯血する前に、わざわざ1泊2日で高い入院代を支払ってまでしないって…
なんでもかんでも金とりすぎ!
患者から金吸い取り過ぎだよーーー!
今まで一度も入院したことなかったから、俺が病院のシステムに無知なだけで、実際は、こんなに金がかかるもんなんだろうか?
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午後5時過ぎから3回目の貯血を行いました。
俺の苦手な貯血…
今日耐えれば終わり… もうない、絶対ない!
……ホントにもうないよね?
今日の貯血は血圧も安定してたし、気分も悪くならなかった。
今日は右手から血を抜いたんだけど、左手に針なんかを差したら、どうも悪いみたい…
一昨年の大腸内視鏡の点滴も、左手に点滴を差したら気分が悪くなり、大粒の脂汗をかいてきたら、フラフラってして、その後、いつの間にか気を失ってた…
血液の出もよくないみたいで、採血にすごく時間がかかるんだよね。
それで、だんだん怖くなって、気分が悪くなったりする。
大昔、俺がまだ高校生だった頃に献血をしたことがあるんだけど、献血後にバスを降りようとしたら、フラフラってきてバスの中で倒れたもん。
貧血だったのかなぁ?
あれから献血はしていません。
健康診断などのちょっとした量の採血も、ホント苦手です。
また倒れるんじゃないかって怖くって…
夕食は、和風ハンバーグでした。
ファミレスのハンバーグ定食には負けるけど、まさか病院でハンバーグが食べられるとは思ってもみなかった。
そして、今日はバレンタインデーだから、デザートに、バレンタインケーキがついてるじゃんー!
それも、チョコレートケーキ!
まさか病院食でケーキが出るなんて…
しかもイチゴ、生クリーム、バレンタインカード付き。
入院2日目でまだなじめなく、初めての入院ってことで少々ナーバスになっているが、こういうちょっとした心遣いに心が和む…
ちょっとこれ、1食に摂取するカロリー、優に越えてるんじゃあない?
管理栄養士にお願いしたご飯の量、まだ150gのままじゃん…
こんな少ない量だと、お腹が持たないよ。
夕方、担当医から手術の説明があるため家族を呼び、説明を受けた。
術名は、「腰椎固定術」らしい。
昼から撮影したレントゲン写真を見ながら「まだ若いのに、椎間板に潤いがないんで黒く写ってます」なんて言われて、大ショック…
体はもう70過ぎのジジイってこと?
手術するにあたって、プラス面とマイナス面を説明されたけど、いまさら手術のリスクがどうとか…って言われてもねぇ…
手術をやるって決めたんだし…
後戻り、できないし…
「手術辞めます、入院、取り消して今すぐ退院します!」って言っていいの?
こういうのは、入院前に説明してくれないと、ねぇ…
親が「ユミちゃんがチョコを持ってきてくれたわよ」ってチョコレートを持ってきてくれた。
親戚の自動車整備工場のおねーさんからだ。
今日はバレンタインなんだよね…
毎年、もらう数は減ってるけど、必ずおねーさんからは来る。
「ありがとう、ユミねーさん!」