皆様、覚えてらっしゃいますでしょうか？
ワイヤープランツ選手権が、現在開催中だったってことを？
「ワイヤープランツの増やし方｜茎挿し(挿し枝)の方法 [第1回ワイヤープランツ選手権]」（17.05.14更新）
「あの日のあの植物は今？第５弾！[劇的ビフォーアフター]」（17.06.05更新）
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そうなんです、ワイヤープランツを茎挿しして増やそうと思ったんだけど、「枝をただ土に挿すだけじゃあ面白くない…どういう状態、どういう環境が一番育ちやすいのか？」を、oyageeが勝手にやってたんです。
スタートしたのが5月14日だったから、今日でちょうど1か月目なんですよね。
本日を最終日として、これから結果発表をいたします。
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ワイヤープランツって、株が古くなると、枝が硬くて太くなるんですね。
逆に、新しい株だと、枝がしんなりして軟らかく、細いんですが柔軟性があるんです。
ガチガチに硬い枝と柔軟性のある軟らかい枝、どちらの枝がうまく根付いて、増やすのに適しているのか？
ワイヤープランツを茎挿しで増やす時、これがいつも気になってたんですよ…
もう一つ検証したいことがあったんです。
ワイヤープランツは、鉢植えでも育つんですが、繁殖力が旺盛でして、すぐに鉢の中で根を張り巡らせます。
本当は、地植えの方が向いてると思うんです。
地植えに適してるってことは、土はどんな土でも育つんではないか？
外の土だったら、何でもいいんじゃあない？ 古い土とか、痩せてる土でも？
……なぁんて疑問が生まれまして、新しい土と古い土に植えて、どちらがうまく育ってくれるのかを検証してみたくなったんです。
「軟らかい枝 VS 硬い枝」、そして、「新しい土 VS 古い土」の対決をやってみようかと…
2パターンずつありますので、組み合わせが4通りできるんですよ。
だから、4つの鉢を作りまして、どの鉢が一番よく育つのか、よーいスタートで、[第１回ワイヤープランツ選手権]を始めたんです。
エントリーはこの4つ！
- 軟らかい枝 ＋ 新しい土
- 軟らかい枝 ＋ 古い土
- 硬い枝 ＋ 新しい土
- 硬い枝 ＋ 古い土
何がなんだか、わからなくなってきました…
きっと読んでくださってる人も、何のことかわかんないでしょう（苦笑）
新しい土とは、全く使っていない新品の土です。
いつもの植え替え時に使ってるoyageeオリジナル配合土と一緒です。
赤玉土５：腐葉土３：観葉植物専用土１：ココヤシピート１を混ぜてます。
古い土は、使い終わった土ですね。
観葉植物の植え替え時に出た土を、天日干しして乾かし、ふるいにかけています。
肥料はまったく混ぜていません。
この1か月は、4つの鉢の条件はすべて一緒でした。
同じ日、ビニールポットの同じミニサイズを４つ用意し、各鉢にそれぞれ5本の枝を挿して、挿し木状態でスタート。
それからは同じ場所に置き、同じ回数水やりをし、（多少水の量が違ってたかもしれませんが、その辺のところはご勘弁を）、どの鉢を特別扱いするってわけではなく、同じように育ててきました。
oyageeの予想では、新しい土に植えた、若くて軟らかい枝が一番育ってくれると思ってました。
何故か？
それは、これまでいろんな観葉植物で茎挿しや水挿しをしてきましたが、若い茎の部分から芽が出たり、根が出ることが多いんです。
例を挙げると、クワズイモの株を上下に半分に切り、上半分とした半分を同時に水挿しにして根を出させました。
若い上半分の株はすぐに根が出てきたんですが、古い下半分の株は根は出かかってるんですが、伸びない…眠りから覚めてくれなかった… 古い株は反応が悪い…
そういう理由で、１.の「新しい土に植えた軟らかい枝」を推してたんです。
oyageeは毎日チェックしてましたから、2週間過ぎたころから「この鉢、調子がいい」「この鉢、葉が落ちてる」と日が経つにつれて、段々と結果が見えてきてました。
しかし、4つの鉢に植えた枝それぞれにそれほど変化がなかったものですから、とりあえず1か月はやってみようってことで、今日になった次第です。
さてさて、結果ですが…
ワイヤープランツが育つために一番使った方がいい枝は、「硬い枝！」
ワイヤープランツが育つために一番植えた方がいい土は、「古い土！」です。
こういう結果になったんです…
この組み合わせで、上記の番号で行くと、1位は、４.の「硬い枝 ＋ 古い土」になります。
４.の鉢を見ると、スタート直後から挿していた5本の枝すべてが元気なんです。
5本の枝の葉がほとんど落ちてなく、枝に残ってる状態を1か月間ずっとキープしてるんです。
枝もしっかりしており、新芽も出てまして、これは完全に鉢の中で根が張っていますね。
5本完全に残ってる状態ですので、獲得点数は5点満点で第1位です。
2位は、３.の「硬い枝 ＋ 新しい土」です。
こちらの枝の葉も、葉があまり落ちてないです。
ただ1本の枝は、まるまると葉がないんですね。
しかし、枯れたのかなと思ってましたが、この枝の元の土から新芽が出てるんですよ。
これは、「枯れてはなかった…」と思っていいでしょう。
4本と0.5本残ってるってことで、獲得点数は4.5点で、第2位です。
3位は、２.の「軟らかい枝 ＋ 古い土」です。
鉢を見ると、こちらは葉がだいぶ落ちてますが、4本は葉がまだ残っております。
1本は完全に葉がない状態で枯れてます。
ただ、ただ、この枯れた1本の枝の先に、かすかに芽がついてるんですよ。
これ、多分、これから生長すると思います。
もしかして、生長しきれなくて、衰退の一途を辿るかもしれませんが…
4本と0.2本残ってるということで、獲得点数は4.2点で、第3位です。
4位は、１.の「軟らかい枝 ＋ 新しい土」です。
今回はビリになってしまいました。
5本の枝のうち、葉が残ってるのは3本のみです。
しかも、この3本についてる葉、どれも艶がなくて、状態があまりよくないです。
今にも枯れて落ちそうです…
だけど、今ある葉が枯れても、枝の先の新しい芽がついてる枝もありますので、育ってくれるでしょう。
残りの2本の枝のうち、1本は枯れてるのが確認できますが、もう1本が完全に行方不明です…
枯れてる1本は、枝と土の境目付近から、小さい小さい芽がかすかに確認できるんです。
うまく育てば、この枝も大丈夫だと思います。
ですので、3本と0.1本残ってるということで、獲得点数3.1点で、第4位です。
この検証結果は、お遊びですので、正確にはどうなのかはわかりません。
また、一度しかやってないので、これが正しい結果とは言えないと思います。
環境や育て方によっては、新しい枝を新しい土に植えた方がうまく育つかもしれませんので、oyageeの結果は参考程度に覚えててください。
また何かありましたら、こういうお遊び事をやるかもしれません。
ワイヤープランツは、実は別のワイヤープランツで別の企画が現在進行中なんですよ。
極秘で…（笑）
ただ、他の植物のブログを更新してましたら、なかなか更新できませんで…
近々ブログを更新しますので、その時まで少々お待ちください。
