5月16日にクッカバラの子株の株分けを行い、3株の子株を別の鉢に植え替えました。
こちらはブログでお伝えしました。
- クッカバラの増やし方|子株からの株分けに挑戦!その後の水やりと置き場所は? (17.05.16更新)
その前後に、やはり同じ親株から切り離した2株も別の鉢に植え替えてるんです。
2か月経ったんですが、どうも5/16日にブログでお伝えした鉢の方の調子が悪いんです。
植え込んだ3株ともどうもグラグラ揺れて不安定で、しっかり根を張ってない模様…
もう1鉢の方は、しっかり根を張ってるみたいで、株がぐらつかないんです。
葉の色も、ぐらつく方は冷めた色で、ぐらつかない方は鮮やかな緑色をしてるんです。
01.
この春に同じ親株から子株だけを取り出して株分けしたクッカバラですが、右の鉢の株に植わってる3株ともぐらつきます。左はびくともしません。
中心から出てる若い葉の色も、左はきれいな緑色をしてますが、右は色褪せたような黄緑色です。
どうもおかしい…
調子の悪い原因は、土、もしくは根ですね…
観葉植物で、葉が通常と違う、株に元気がない、枯れてくる…などのうちの80~90%は土が原因、もしく根に問題があると思っていいでしょう。
あとの10~20%は害虫であったり、日照不足であったりが問題でしょうけど、ほぼ土と根が原因と思っていいと思いますよ。
今年は土に気を使ってたんです。
去年までは土のことなんて全く考えてなくて、ホームセンターで安いのを買ったり、腐葉土が多めの量で植えたり、観葉植物専用土のみで植えたりとしてたんです。
売られてる土も多種多様で、腐葉土を採取する山がそれぞれ、製造する会社もそれぞれ、購入する店もそれぞれ、個々でそれぞれ違いますから、妙にサラサラの土、妙にねちねちの土、腐葉土ではなくて樹皮の繊維を乾かしただけの自称・腐葉土など、買うたびに違ってることが多いんです。
同じ店で同じメーカーの同じ袋の腐葉土を買っても、品質が違うことがよくあります。
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調子の悪いクッカバラの土を、植え替える前に割りばしを挿して軽く掘り起こしてみましたら、重たくてなかなか掘り起こせません。
水やりをしたばかりだからかもしれませんが、土の粘着力がすごいんです。
で、割りばしが折れてしまいましたので、金属製の棒に変えて掘り起こしてみましたら、団子のように固まってしまってます。
ネチネチするんですよ。 ねちっこく粘りっこいんですよ。
これじゃあ、うまく根が張れないと思います。
このクッカバラは土の配合を間違えたみたいですね。
腐葉土の量が多かったか、もしくは粘り気の多い腐葉土を使った可能性があります。
これではちょっといけません。
生長がこの鉢だけ悪いままですので、植え替えます。
今度は赤玉土を多めに、またさらさらになるようにココヤシピートを気持ち多めに入れています。
植え替え作業
02.
土が粘っこく、硬くて塊になっていますね。
これでは、根がうまく張れないと思います。
03.
根自体はそれほど問題はないように見えます。
植えた当初は全く根がない状態でしたから、ここまで伸びていたら上出来でしょう…
ただ、抜く時に土が固くてなかなか鉢から出ずに無理やり引っ張ったせいで、一番長い根の先端を引きちぎってしまいました。
これからの生長に、多少は影響あるかもしれませんね?
04.
植え替え完了。
もう大丈夫でしょう…
今度はうまく育ってほしいですね。