今、一番気になる存在の植物が、コレ!
アロカシア、もしくはアローカシアと言います。
昔は、こういう観葉植物には絶対に育てたりはしませんでした。
形が苦手だし、色も苦手…
昔はオーソドックスな、何の変哲もない、無難な観葉植物しか育ててなかったんです。
しかし、年を取ってくると、こういうちょっとへんてこりんな、ちょっと癖のあるような植物に興味が湧いてきまして…
昔は冒険できなかったのに、今はこういう一癖も二癖もありそうな、奇妙な植物にちょくちょく手を出してしまってるんですよ。
若かりし頃のoyageeは純粋で無垢な心でしたので、無難な植物しか興味がなかったんでしょう…
しかし、年取るごとにいろんなことを経験し、スレてスレてスレまくって、いつしか癖がある人間になってしまったんで、きっと植物も一癖も二癖もあるような植物が好きになってしまったんでしょうね… きっとそうでしょう…(笑)
この植物のどこに惹かれたかというと、やはり葉の色と形でしょう。
エキゾチックな雰囲気、他の植物ではあまり見ない葉の色などに最近気になってたんです。
これは、購入当時には品種名は書いてませんでしたが、「アローカシア・アマゾニカ」もしくは、「サンデリアーナ」だと思います。
アロカシアの専用ページをまだ作ってませんので、少し紹介しておきます。
アロカシアの育て方(ベータ版) ━ 特徴や管理をご紹介 ━ 熱帯系の植物ですので、冬の管理が少々大変です。 最低気温が18度以上のところで育てないと寒さで枯れてしまうかもしれません。 |
今、この鉢1つしかないんで、このまま大事に育てたい。
しかし、増やしたい気持ちもあるんです。
細長い茎に細長い葉、そして植わっている細長い鉢がちょうどよいバランスで、この姿が好きなんです。
このままの姿で飾っておきたいんです。
だから、このまま育てたいし、植え替えたくはないですが、買ってすぐに害虫にやられまして、一時期、全滅の一歩手前までいった株なんですよ。
急に葉の色が変わってきまして、株も元気がなくなってきたんです。
最初、根腐れかな?って思ってたんですが、根元を覗き込んだら白い粉が… カイガラムシです。
これは、コナカイガラムシですかね…?
あれが、大事なアロカシアを吸汁してたんです。
植物の樹液を吸います。
白い粉のような、綿のような、膜のようなものを植物に張り付けてるんで、わかりやすいです。
しかし、捕まえようとしたら、ピョンピョン跳んで逃げるんです。
すぐに駆除したから、なんとか復活はできたんですが、早めに鉢を増やしておきたい…。
だから、増やすことにします。
今のところ、大小4つの株が出てますので、株分けで増やします。
株分けで増やせる?
持ってる本では、「茎状になった部分を傷つけ、水苔で包み、発根させる」みたいなことを書いてるんです。
それって、取り木のやり方ですよね?
ゴムの木の増やし方ですよね?
取り木は、水苔を使ったり、水苔が乾かないようこまめに水やりしたりと、めんどくさいんです…
それに、このアロカシアはまだ小ぶりで、傷つけるほどの茎が出ておりませんので、取り木は無理です。
葉姿がクワズイモやシンゴニウムですから、株分けや挿し木、もしくは水挿しはできないんでしょうか?
手っ取り早く、かつ確実に増やせる方法がいいんですけど?
買った当初は大小1つずつの株があったんですが、現在は大・中・小・極小の4つの株があるんです。
株が増えているってことは、株分けできるんではないかと思いましたので、今回は「株分け」で増やしてみようと思います。
なかなか手に入りにくい植物ですし、いま手持ちはこの1鉢しかないので、失敗は許されませんが…
分球もできると書いてましたが、実際に株分けした時には球根は確認できませんでした。
4つの株がありますので、複数の鉢を仕立てたいと思います。
まずは、一番大きな株だけを大きめの鉢に植え込んだんですが、株元が寂しかったんで、急きょ、一番小さな株と一緒に植えることにしました。
今まで植わってた細長い鉢には、2番目に大きな株を植えまして、最後に残った小さめ株をビニールのミニポットに植えて、ミニ観葉として育てていこうと思います。
結局、3鉢作ってみました。
それでは、作業方法です。
このアロカシアは是が非でも失敗したくないんで、3鉢とも早く根付いて、順調に育ってほしいですね。
蒸し暑い今の時期に株分けしたのが、吉と出るのか、凶と出るのか、気になるところですが…
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以上、アローカシア・アマゾニカの株分けでした。