また子株? 涙がちょちょぎれるほど健気な親クッカバラを、もう少し面倒見てあげよっ、か…【oyageeの植物観察日記】

Pocket

今年の5月、大きめのクッカバラの株元に子株がたくさん出てましたので株分けをしたんです。

株分けしたのは、5月16日でした。

5月の時は、親株に3つほど子株が出てる状態でした。

親株には天芽という芽がなかったんですね。

この親株は2~3年前に株元付近からスパッとカットして、上部の天芽部分は切り離した後に別の鉢に植えて、今でも育ってます。

しかし、生長の勢いがあまり感じらなく、株の状態はあまりよくないですが…

親株に肝心な芽がないので、子株が次から次へと出てくるようになったんです。

2~3年間ぐらいは子株が出ては株分け子株は出ては株分けを繰り返していたんですね。

何度も子株を出して、そのたびに子株を切り離して株分けしてたから、もういい加減子株は出ないだろうって思ってたんですよ。

いくら植物でも、限度があるだろうし、そう何度も再生するもんではないでしょ?

鉢も小さいし、ずっと植え替えてもいないし、今年の5月の株分けで「もう子株は出ないでしょ? これで最後だろうな」って思ってたんです。

だけど、そのまま捨てるのも引け目を感じます…。

株分けした当日に鉢から出して、「これまでありがとう、お疲れ様」でゴミに出せばよかったんですけど、それができなかったんですよ。

もしかして、もう1回ぐらい芽が出る?というかすかな望みと、あとはもったいない精神面倒くさい精神かわいそう精神…いろいろ混ざっちゃって、結局は鉢に植えたまま置いておいたんです。

しかし、別に必死に管理するわけでもなく、毎日水やりするわけでもなく、いつの間にか雑草が生えてしまうほど放置される状態に…

冬になる頃までに何も変化がなかったら、今度は本気で掘り起こして捨てるつもりだったんです。

スポンサーリンク

5月に残りの子株3つを切り離して、完全丸坊主になったクッカバラの親株…、あれから2か月以上経過したんですが、何も変化がなかったんです。

やっぱりダメかな…って思ってた矢先に、また子株みたいなものが芽吹いてきてるじゃ、あーりませんかぁ!

もう1回復活してくれてるみたいなんです!

姿かたちはまだ子株とは到底見えませんけど、この株はまだ生きてたんです!

根はしっかり生きてました

生きてる証として、得体のしれない乳白色のぶつぶつが、1日ごとに生長してるようなんです。

このぶつぶつ、子株でいいんですよね?

葉も、茎も、気根も、クッカバラらしきものはまだ何も確認できませんが、これ、いずれは子株になるんでしょ?

これ、クッカバラが何かの病気にかかったからできたデキモノではないですよね?

変な虫がついてるとか、害虫でもないですよね?

まさか、昆虫の卵でもないですよね?

これが本当に子株の前身の姿なら、なんて健気なんでしょ?

このクッカバラは、涙がちょちょぎれるほどの頑張り屋さんですよ…

株は古くてボロボロだし、葉も全くない丸坊主だし、土も古くて栄養もしっかり行き届いてないだろうし、なのにまだ子株を出してくれるなんて…

「もういいよ、もうそこまで頑張らなくてもいいですよ」って言いたくなっちゃいますよ。

これがしっかりした子株になり、株分けできるようになるには、今年中はもう無理でしょうか?

ということは、この親株はまた子株を付けたまま冬越し?

となると、またoyageeの部屋で冬を越す?

んんん… 鉢、汚いなぁ…

Pocket

スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする