ついこの前までは、シンゴニウム関連の検索順位が高く、「シンゴニウムの管理|育て方や特徴、増やし方…」のブログによくアクセスしてくださる方が多かったんです。
しかし、今はセロームが大人気で、「セロームの管理|育て方や特徴、増やし方…」ブログのアクセス数が一番多いみたいで、「よく読まれている記事」の1位を独走中なんですよ。
しかし、「セローム」ってドラセナ・コンシンネやシンゴニウムほどブログ更新してないですし、なんでこんなに検索されるんでしょ?
セロームをすでに育ててる方や、これから育ててみたいなって考えてる方がそれだけ多いってことでしょうか?
とにかくうれしいです。
去年までは、なかなか上手に育てられなかったセロームですが、今年は調子がいいんです。
株はまだどれも小さいですが、なかなかうまく育ってるかな…って感じがします。
やはり土が一番!
土がよくなきゃ、うまく育たない!!
これが、最近のoyageeのモットーです。
育ててるセロームの過去の画像と現在の画像を比較しても、一目瞭然です。
やや大きめセロームの過去の画像
(※ 画像下の番号の振り方がおかしいですが、過去の画像を引っ張ってきてますので、無視してください) こちらの 06.07番 の画像は、5/7の植え替え直後の画像になります。 葉は垂れ下がり、葉柄も四方八方に広がり、弱々しい株に見えます。 だらしがないので、ワイヤーを1周して止めています。 葉の艶もなく、元気さがないですよね。
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やや大きめセロームの現在の画像
01-04 は8/11現在のセロームです。葉柄は丈夫で上向きに立ち上がり、葉も天に向かって開いています。もうワイヤーも必要ありません。( 01.02)。新芽も次々と出てきてます。( 03) さらに脇芽から子株も出現してきました。( 04) 植え替えたら、急に元気がよくなったのは、やはり新しい土との相性がぴったりマッチしたせいだと思います。こう考えれば、「土」って大事ですね。 |
小さめセロームの過去の画像
こちらの画像は、6/5付の「劇的ビフォーアフター」というブログに登場したセロームです。やや小さめのセロームになります。
5/7の植え替え直後の画像と6/5の画像では約1か月ほど経ってるんですが、それほど変化が見られませんでした。 逆に、段々と元気がなくなってるような気がします… 枯れるとかという次元ではないですが。 |
小さめセロームの現在の画像
01-02 は8/11現在のセロームです。 見違えるほど元気になりました。 植え替えてないのにどうしてなのか? 実は、5/7の植え替え後の土の具合がどうも悪かったんです。 中に空洞ができてるようでした。 割り箸でつつきましたら、空洞がありましたので、突いて空洞を埋める作業をしたんです。 すると、今では葉柄は頑丈になり、斜め上45度に立ち上がり、しっかり育っています。 元気になった証拠は、株元を見れば一発でわかりますね。 ガッツリと根を張ってるようで、株元がしっかりしてきました。 根元付近の株が太くなって丸みを帯びたのが、生長が進んでる一番の証です。 この株元が太く大きくならないと、新芽がどんどん出てくれません。 |
今回、問題があるセロームは、上記の小さなセローム写真の右側の黒ビニールポットに植わってる、一番小さなセロームなんです。
このセロームが、どうしてもうまく育ってくれてません。
生長が止まってるとか、枯れてるとかではないですが、生長が遅いんです。
葉の色もよくなく、勢いも元気もありません。
6/5日の「劇的ビフォーアフター」のブログでは、ビニールポットに植えてた一番小さな子株に脇芽が出てきてたのに、今は見当たりません。
この株だけは順調に育ってくれてないんです。
株を持ってみると、グラグラと左右にぐらつくんです。
植え替えてからだいぶ経ってるのに、いまだに根が鉢の中でしっかり張れてないんですよ。
株がぐらつくってことは、根が土をしっかり掴みきれてないってこと。
土を掴みきれてないってことは、土が悪いってこと…
諸悪の根源は、土です!
土を替えましょう…
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このセロームの鉢、5月7日に植えたのは黒の小さいビニールポットだったんですね。
しかし、いつの間にか四角いプラスチックの鉢に変わってますよね。
実は、一度、植え替えてるんですよ。
どうもこのセロームだけ調子が悪かったんで、応急処置で植え替えました。
ですので、今日で再々植え替えになります。
一度植え替えしたのに、この土もどうも悪くて、土がポロポロしてます。
しかも、鉢をひっくり返しても、鉢底に固まったままで、鉢に引っ付いてまったく落ちてきません。
これはいけません。
今年は土に気を使ってる方ですし、植え替えしてる鉢はどの鉢もほぼ同じ土なんです。
赤玉土4・腐葉土4・観葉植物の土1・ココヤシピート1の配合土です。
なのに、この鉢の土だけ悪いっていうのは納得いかないけど、替えないと。
土が悪いと、枯れはしないけど、生長も見込めない… 悪条件です。
うまく育つのも、うまく育たないのも、すべて根ですよ、根!
根がうまく土に張れるかどうかで、根の発達状況で生長の速度、株や葉の良し悪しが決まってくると思います。
ですので、根をしっかり張らせるために植え替えます!
植え替えは簡単です。
今、植わってる鉢から出して、新しい鉢へ植え替えるだけです。
「セロームの再々植え替え」の手順
01. | 問題のセロームの株です。グラグラする写真です。 |
02. | 植え替えてだいぶ経ちますが、いまだに株全体がぐらつくんです。株を持って倒すと、ほぼ真横に倒れました。しかも、ほとんど力を加えてなくても簡単に倒れます。 これは完全に根が張ってくれてないってことですね。これでは生長がまったく見込めないんで、植え替えます。 |
03. | 株を鉢から出してみたら、土がまだ残ったままなんです。鉢の壁にへばりついた状態です。この土は硬くて、非常に良くない土ですね… |
04. | 根が出てましたが、長いのが1本のみです。他の根は枯れてました。 |
05. | 新しい土を入れて、植え替えるだけです。今回はオレンジ色のビニールポットにしました。 プラスチックの鉢からビニールへ格下げです(笑) |
06. | 小さいですが中心から新芽が出かけてるんで、これからうまく育ってくれればいいんですがね… |
これでうまく育ってくれるでしょう…
何度も言いますが、うまく育つのも、育たないのも、すべて土にかかっています。
硬い土はダメ、軟らかい土はOKと思ってましたが、柔らかい土を使ったからと言っても、うまくいくとは限らないんです。
軟らかすぎる土もダメだってことに気づきました。
要は、柔らかくても、土同士が密集されてて、鉢の底までしっかり詰まってればいいんです。
鉢の底までしっかり詰まった土ではないと、根はしっかり張ってくれないことが、改めてここでわかりました。
だから、植え替え時に棒などで土をツンツンつついたり、鉢の角を持って地面に軽くトントン叩きつけるだけでも、その後の生長がまったく違ってくるんです。
oyageeは、このセロームの植え替えは、ツンツンもトントンもやってなかった記憶がありますね…
皆さんも、土をツンツンや鉢をトントンを忘れずにやってくださいね。
1か月ほど様子を見て、それでも生長が悪かったら、再々々植え替えです(笑)