ゴールデンウィーク前後に植え替えたり、水挿し、茎挿しなどにして、その後に報告がなかった植物を、一挙紹介する「劇的ビフォーアフター」も、これで一応最終回です。
残っていた最後の4種類の観葉植物のその後を紹介します。
その名も、「あの日のあの植物は今? 第6弾! [劇的ビフォーアフター]」
目次
選手権を開催した3種のクワズイモ (5/4~5/27)
根詰まりで生長が悪かったクワズイモが1鉢ありまして、掘り起こして植え替えようと鉢から出してみたら、元気な根はたったの1本だけ…
こりゃあ、このまま植えてもダメだ…ってことで、親株についてた子株を切り離し、親株も芽がある上の部分の株と、土に植わってた下の部分の株を切断。
切り口を数日乾かして、この3つのパターンでどれが最初に根が出るかを競う選手権をやったんです。
開催期間は、5/4~5/27の23日間でした。
「第1回クワズイモ選手権!「早く根が出るのはどれだ?(水挿し&茎挿し編)」」(2017.05.04更新)
「水挿しのクワズイモは根が出たか?挿し木はどうなった?(クワズイモ選手権の途中経過)」(2017.05.12更新)
「第1回クワズイモ選手権!「早く根が出るのは?(水挿し&茎挿し編)」結果発表!」(2017.05.27更新)
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「第1回クワズイモ選手権」開始当初のクワズイモの画像が、上段の2枚と下段の左側の1枚、8日後の途中経過の画像が下段右側の1枚です。
優勝したのは、水挿しにした親株の上部の株(芽あり・写真中央)ですね。
2位が、写真右側の土に植えた子株でした。
ビリが、写真左の親株の下の部分の株です。
根は出てる風ですけど、出にくい見たいです…
古い株ですので、反応が鈍いのでしょうか? ……人間と同じですね(笑)
で、その後、9日経ちましたが、どうなってるか?
優勝した親株の上部分は、あの後に土に植えたんです。
だから、根がどのようになってるかもうわかりませんが、弱ってはないんで生長してると思います。
選手権開催中は、芽の部分が段々シワシワになってきて、色も黄色になってきて、枯れる手前か?と思ったんですが、大丈夫そうです。
今、萎んでた芽の部分に、裂けてます! 裂け目が入っています。
ここがもう少し割れてきたら、新しい葉が出てくると思います。
一安心しました。
結果発表では2番手の子株の方も、根は植わったままですので、根が順調に伸びてるのか確認できませんが、尖った芽が出てきてます。
これ、あと1週間ぐらいしたら、新しい葉が開くでしょう。
ビリになった親株の下の部分ですが、やはりまだ反応薄いです…
前回の27日から9日経ってるんですが、根、ほとんど伸びてません。
前より突起物のような白い根が多少伸びてるようにも見えますが、このまま伸びるのを待ってると、土に植えるのが秋になってしまいますよ。
もう少しスピードアップしてくれないと…
土に植えたら、発根のスイッチが入って勢いよく伸びてくれるんでしょうか?
上の方にもポツポツと吹き出ものみたいな白いものが出てきてますので、こちらの方の根に期待した方がいいかもしれませんね。
根、ですよね、これ?
挿し木で増産中のゴールドクレスト (5/27)
初めてトライしたゴールドクレストの挿し木。
自分で増やしたゴールドクレストを飾りたい、育てたいと思って、5月27日に挑戦しました。
「oyageeの知らない「ゴールドクレスト」の世界」(2017.05.27更新)
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挿し木をやってから9日経ちましたが、変化ないですね…
水挿しでしたら、根が出てるかを目視だけで確認できるんですが、こういう風に土に茎を挿してますと、発根の確認するために持ち上げられない…
毎度毎度持ち上げてたら、せっかく出た根を誤って切らすかもしれないし、小さい苗でもストレスが溜まるでしょうし、持ち上げたせいで枯れさせてしまった…になったら、やるせないですからね…。
それに、始めてからたった9日ですから、根はまだ出てないでしょう…
今、挿し床に挿してますが、土に定植するまで数か月や年単位かかるとかって話を聞きまして、そんなに時間がかかるってことは、根がそう簡単に出ないってことでしょ?
気長に待ちます…
増産中と書きましたが、マジに増産とか増殖できるかわかんないです。
なんか、ゴールドクレストの挿し木は自信ないですね…
何本かの幹が、多少茶色っぽくなってるのは元からだったんでしょうか?
まさか、枯れてるんじゃあないですよね? ね?ね?ね?
3つの子株がつけたクッカバラの株分け (4/14)(5/16)
クッカバラは茎挿ししたり、その茎挿しした元の株にできた子株を株分けしたりして、結構いろいろチャレンジして、鉢数も結構あるんです。
しかし、まだoyageeの理想にしてるクッカバラにはなってないのが現状なんですよ。
その中で全く芽も出なくて衰退の一途を辿っていたクッカバラがあるんですが、4月14日に新しい葉を広げてくれました。
もう1つのクッカバラは、昔からあった切り株風のクッカバラに子株がたくさんついてまして、少しずつ株分けしてたんです。
最後の3つが残ってましたので、5月16日に株分けして、3つの子株を新しい鉢に移し替えました。
「”新芽出た!”と喜ぶのは新芽依存症? oyageeの興奮冷めやらず…」(2017.04.14更新)
「クッカバラの増やし方|子株からの株分けに挑戦!その後の水やりと置き場所は?」(2017.05.16更新)
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4月14日のクッカバラはちょっと歪な芽ですが、今はしっかり開いて、葉の緑色も鮮やかです。
クッカバラの葉の形をちゃんとしてますし、次の葉も芽の中に待機してます。
beforeの方は茎のようなもの…これは「葉柄」と言いますが、葉柄が5本程度あります。
この5本の葉柄のうち、3本だったかな、葉が傷んでたりしたのですでに取り除いています。
だから、afterの方が葉数が少なくてbeforeに見えますが、右の方が最新の写真ですので、お間違えないように。
5月16日に子株を株分けしたクッカバラは、写真ではさほど変化は見られません。
しかし、根はしっかり張ってますよ。
株の根元を持って、左右や上へ引っ張ってみましたが、根をしっかり張ってまして、抜こうにももう簡単には抜けません。
あまりこういうことをやっちゃあいけませんけどね(笑)
葉も今のところ傷んでないし、虫喰われもないし、これからoyageeの理想のクッカバラになってほしいもんです。
クッカバラを植え替えたり、株分けして、まだ一度も成功した例がないですから…
土が悪くて植替えをしたセローム (5/14)
セロームも、上のクッカバラと同様に、増やし方が上手ではないんですよ。
はっきり言って、下手です。
何が悪いんだろう?って思ってましたが、今年、わかったような気がします。
土ですよ、土!
芽を出したり、葉が元気なのは、すべて「根」です。
根が丈夫で元気がないと、うまく育ちません。
根が丈夫で元気であるためには、やっぱり土がよくなくては元気な根が育たないんです。
それが、今年、やっとわかりました。
で、早速、生育が悪いセロームの土を変えるために、5月7日に植え替えることにしたんです。
「セロームの増やし方|生長しない原因は根と水はけの悪い土!株分けと植替えを決行」(2017.05.07更新)
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植え替えして約1か月たちましたが、それほど変化はありませんね。
植え替えたからって、急に変わるもんじゃあないでしょうけど…
ただ、新芽が素直に出てきてくれてます。
全景写真ではわかりませんが、下の段の写真の左の写真は大きい鉢の新しい若葉です。
新葉なのに、まだら模様になってるのがやや気になりますが…
下の右写真は、ミニポット鉢に植えてる子株なんですが、まだ小さい株なのに、すでに小さな脇芽が出てるんですよ。
これから楽しみです。
これにて、「春の植替え総決算! 第2弾から第6弾まで、総勢20種の観葉植物のその後」は終わりです。
「あの日のあの植物は今? [劇的ビフォーアフター]」をお読みいただきありがとうございました。
次回をどうぞお楽しみに。