単色の地味な多肉を目立たせるには、ド派手な器を使うのがテッパン !? セリアの赤、緑、橙のミニ食器(ミニボウル)で初挑戦!【oyageeの植物観察日記】

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これまで植物を植え込む鉢と言えば、ほとんど白い鉢に植え込んでいました。

真っ白い鉢をあえて使ってた理由は…

  • 緑の葉が目立って映える。
  • どの植物にもだいだい合う。
  • 植物が一番きれいに見える。
  • 白だと一番清潔に映る。
  • 植物を部屋に置いても、白い鉢だと無難。
  • プラスチック鉢だと、白が手に入りやすい。 …など。

こういう理由でずっと白い鉢や色がついてもオフホワイトベージュなどの淡色系の鉢、なんとか頑張って素焼き鉢そのままの茶色、ちょっと冒険して植物の緑の色を邪魔しない程度の暗めの紺色の鉢しか植えてませんでした。

カラー鉢だと派手な色が邪魔して、植物が目立たなくなるって思い、ずっと使ってなかったんです。

だけど、それが間違いだと気づいたんです。

いや、間違いではないです。

ただ、面白味がないんです

遊び心がないから、つまらないんです

植物によっては、葉や株がより引き立たなくなったりもします。

観葉植物は、最近、オレンジグリーンのビビットなカラーを使ったり、淡い水色のテラコッタ鉢原色ブルーのプラスチック鉢を使うようになったんです。

最初は、え?合わない!って思うんですが、意外としっくりくるもんなんです。

場合によっちゃあ、葉がよりイキイキしたり、冴えない観葉植物だったのがいきなり目立ったりするもんなんです…

多肉植物もそうなんですよね…

これまで、多肉の葉の形や模様などをなるべく目立たせようと白い鉢や器、色付きでも薄いパステルカラーの鉢茶色の暗めの鉢などの地味な鉢しか植えてなかったんです。

派手な色の器に植えると、派手な器の方に目が行き、肝心の多肉の葉に目が行かないと思いまして…

逆でした…

今、育ててる多肉のほとんどが緑の葉ばかりです。

その緑を生かそうと、白い鉢や器に植えてたんですが、余計に目立たなくて、冴えない鉢になってました。

地味な鉢に植えると、多肉までもが地味になってしまいます。

赤やオレンジや黄色などカラフルな色の多肉を植え込むのに、白や茶色、グレーなどの地味な鉢に植えるのもアリだと思います。

しかし、いま育ててる多肉は緑のみや単色のものが多いんです。

暗めの多肉が、暗めの鉢のせいで余計に沈んで見えてしまってました。

こういう場合は、派手な鉢にして、緑の葉も一緒に目立たせる…という相乗効果を狙っていいんでは?

今日は、緑がメインの多肉植物をオレンジグリーンの器に植えてみようかと?

カラフルな鉢や奇抜な模様の鉢に植えることで、植物と一心同体になり、ド派手な色やちょっとどぎつい模様の鉢だって、その植物の個性に変わると思うんです。

より一層輝けるってことがやっとわかってきたんです。

やっと今頃?

植物を育てて何年経つんですか?

遅いですよね…

今日は、カラフルな鉢に単体鉢のように1株だけではなく、だけど、密集するほど植え込む寄せ植えでもない、1鉢に3株ほどのミニサイズの寄せ植えを作ってみます。

今回はセリアで買った食器のミニボウルです。( 01.-03.

グリーン、赤、オレンジとカラフルな色に植えていきたいと思います。

直径約4センチ、深さはたったの2センチほどしかないんですが、大丈夫でしょう。

お皿(プレート)も、別売りですが同じシリーズで売られてましたので、オレンジ色を購入。( 04.

多肉を3鉢に植え込んだ後、プレートは受け皿代わりにしようと思います。

植え込む多肉は、昨日も使いましたクリスマスリース枠にはめ込んだ寄せ植えから使えそうな株と、以前、カラフルな多肉と同じ品種、あと一昨日枯れかけ寸前のゴミみたいな多肉の寄せ植えを買ってきたんですが、その中で唯一使えそうな株を使っていきます。

今回植え込む中で、品種名がはっきりわかるものだけを載せておきます。

以前、多肉の単体鉢で作った時と同じ品種なのは、「紅化粧」「静夜」「立田」「恋心」で、同じぐらいの大きさの株で、新作があります。

まず、セデベリア属「樹氷」です。( 03.-04.

葉の形状がやや尖り、氷の結晶を思わせるような姿です。

これ、もしかしてすでに持ってる品種なのかもしれません。

次が、セダム属「春萌」です。( 05.-06.

こちらも、もしかして持ってるかもしれません。

多肉に興味を持ち始めたころに購入し、その後、葉挿し、葉挿しで増やしてたんで、いつの間にか品種名がわからなくなってますが、同じ色、同じ葉の形をしたのを持ってるような…

それでは、多肉をミニ食器に植え込む作業方法です。

多肉のミニ寄せ植え
━ セリアのカラフルなミニ食器を使って小さい寄せ植えを作ります。 ━ 

  前準備  

01. ミニ食器に植え込む前に前準備をしておきます。こういう多肉は小さい株だけ使いたいので、ハサミで切っておきます。
02. 本当はハサミでカットした後に数日切り口を乾かした方がいいんですが、今日はそのまま植え込んでいきます。
03. オレンジ色の多肉は「恋心」です。セダム属の葉は水分が多く含んでいるため、葉が脆くて枯れやすいです。すでにした葉が落ちて見苦しいので、こちらもハサミで切って使います。
04. 根がついてる方はまた新芽が出てくるかもしれませんので、増殖用ミニプランター行きで、増やします。時期的に根付いてくれるか微妙ですが…

  鉢への植え込み  

05. 鉢から出して全て並べてみました。これから3株を3組のグループに分けていきますが、同じ色、同じ葉の形がなるべく被らないように組み合わせを決めていきたいと思います。
06. こういうトリオにしてみました。
07. 後は株の位置をしっかり決めて、鉢に土を流し込んでいくだけです。
08. 土を入れ終わった後は、鉢を片手で持ち、軽くトントンと落として土をしっかり締めてあげましょう。

09. 1つ目のオレンジの鉢、完成です。
10. 2つ目のグリーンの鉢も同様に作り、完成です。
11. 3つ目の赤い鉢も完成しました。
12. 先日、ゴミのような多肉の寄せ植えを買ってきたんですが、今回使えそうな多肉はこれ1つぐらいしか残ってません。この株を使いたかったんですが、どのグループにも合いそうになかったので保留にしてます。

13. もう1鉢作ります。ただ、陶器製の器はもう残ってませんので、ブリキ製のミニバケツに植え込んでいきます。こちらも派手なオレンジ色です。
14. こちらは全体的に暗めの葉が多くなってしまいました。こういう時に白い鉢だとさらに暗い印象を与えてしまいますが、オレンジの鉢だとさほど暗い印象はないですよね。
15. 土を流し入れて完成です。
16. 全部で4鉢出来上がりました。

案外、思い描いてたような仕上がりになりましたね。

…んんん、なったんですが、納得いってない部分が、株が大きすぎて肝心な鉢があまり見えてないですね…

目立ってないです…

多肉の方が頭でっかちすぎます。

下葉を取り除いて植え込めばよかったんですが、もったいない精神が出ちゃって、そのまま植え込んでしまいました。

だから、3株がまとまりなくてちぐはぐです。

大きい株が鉢の中心を陣取る形になり、必然的に小さい株が隅っこに追いやられてるような印象を与えてしまいます。

同じ鉢に植え込むのなら、3株とも同じ大きさに揃えた方がきれいだと思いますね。

今日の作業は夕暮れ時で、しかも天気が悪くて、夕方あっという間にあたりが暗くなりまして、せめて写真だけでも!って慌てて作ったもんだから、落ち着いてやれませんね…

細かいところにも目が行き届かないし…

明日、微調整…というか、作り直します

ちっきしょー!(コウメ太夫風)

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【 今日の教訓 】
「多肉の寄せ植えは、焦ってやってはダメ。 納得のいく仕上がりを目指すには、時間に余裕をもってゆったりとやりましょう!」

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