チャレンジ企画「多肉のミニ寄せ植えをX’mas ver.に!」は、今日で3日目。
第3夜です。
今日は多肉の寄せ植えを作るところから始めてみようと思います。
基本となる多肉植物は、最近のブログでたびたび登場してるホームセンターで買った多肉の寄せ植え。
シルバーのビニールポットに植わってて、10品種ほど植わってます。( 01.-02.)
肉厚の多肉は3~4株ほどで、回りにセダム属、ベンケイソウ、マンネングサなどoyageeがブログでよく言ってる「脇役的存在多年草」が植わってる鉢です。
これは結構気に入ってて、おススメです。
結構な頻度で買ってますが、残りわずかになってます。
しかも、あまりめぼしい品種が植わってる鉢は残っていません。
売れ残ってるものは間延びしており、中心の株は蒸れなどで腐ったり、枯れたりしてる鉢ばかりなんです。
こういうのを買った時って「きれいに植わってるから…」と、そのまま置いておく人がいると思いますが、それはやめた方がいいでしょう。
生産者が作ってだいぶ経過してます。
鉢の中は根詰まり寸前です。
すでに根詰まりしてるかもしれません。
またホームセンターなどの販売店が仕入れてだいぶ経過してたら、管理が不十分ですので、水切れ、水分過多で株が乱れまくってます。
多肉は太陽の光線が好きな植物です。
しかし、販売店は仕入れたものが売れればいいという考えですので、管理の方までは徹底していません、ずさんです。
電灯だけの店内で売られ、管理が適当なお店が多いです。
実際、この鉢も徒長しまくってます。
また水やりなども、しっかりされてない店舗が多いんです。
枯れた株があっても、残骸が鉢に残されたまま売られたりしてます。
花や植物に興味のない園芸担当者だったら、事務的&義務的に水やりしてます。
水やりの回数や量などもまったく気にしなくてやってますので、植物が悲惨な目に遭ってることが多いです。
以前、ホームセンターで多肉とサボテンの小さな鉢を購入したんですが、鉢の中が水浸し…、タップンタップンの時がありました…
個人の花屋さんや園芸の知識を持ってる店員がいる販売店ならそれほど心配はいりませんが、ホームセンターの園芸コーナーで植物を購入する場合は、気を付けた方がいいかもしれません。
こういうのは見てると悲しくなってきますので、買って帰ったら、すぐに植え替えてあげましょう。
今回は、この鉢を植え替えてクリスマス仕様にします。
第3弾ですね。
今日は紅白がテーマです!
紅白? NHK紅白歌合戦?
その前に…
植え込むのは、ヨーグルトを食べた後に出た空きカップです。
何故、再利用を?
これじゃあないとダメなんです。
まずいんです。
それでは、まず植替え作業を。
土作り 編
01. | 植え込む容器は、食べ終えたヨーグルトのプラスチック容器です。2つ用意します。 |
02. | 鉢底穴はないですが、下には大きめの石を敷き詰めます。 |
03. | 今回の寄せ植えの土もオリジナル土です。川砂(山砂)と赤玉土(細粒)をメインに、多肉専用の土、腐葉土を配合してます。分量は適当です(笑) 腐葉土を配合する場合は、大きめの枯葉は植え込む時に邪魔になりますので、ふるいにかけて細かい腐葉土だけ使用した方がいいでしょう。 |
04. | 容器に流し入れます。根がある大きめの多肉から植え込んでいきますので、この時点では鉢ぎりぎりまでは入れません。 |
植替え 編
05. | 2鉢作りますので2つの寄せ植えを用意します。まずはこちらの寄せ植えから。 |
06. | ビニールポットから出してみたら、土が硬いです。固まってます。しかもスカスカです。いろんな根が絡み合ってますね。 |
07. | 半分に割ってみましたが、全然土が根から外れません。 |
08. | さらに半分、1/4に割りましたが、全く土が根から取れない状態です。まるで雷おこしか、固めてるポン菓子のようです。これじゃあ、水やりしても土が水分を吸わないです。 |
09. | 大きめの株から植え込んでいきます。ここで土を目いっぱい入れてると植え込みにくいので、若干余裕を持たせておきましょう。 |
10. | この鉢はこの3株をメインにします。 |
11. | あとは根がない、もしくは根が少ない多肉がほとんどですので、ここでもう一度土を入れておきます。 |
12. | 残ってる多肉は茎が曲がってたり、枯れてる、萎れてるものがほとんどですが、使えそうなものをチョイスして植え込んでいきます。 |
13. | クラッスラの南十字星は根がないので、爪楊枝で土に穴を開け、その穴にそのまま挿します。 |
14. | 脇役的存在多年草のセダム属リトルミッシーも根がほとんどない状態です。そのまま挿して、冬だと暖かい場所で管理すれば、勝手に根が出て育ちますので、爪楊枝で穴をあけて挿しておきます。 |
15. | あとは軽く水やりします。 植え替えたばかりですのでたっぷりは厳禁です。多肉の植替えは本当は数日間は水やりせずにこのまま置いておいた方がいいですが、今回は根があるものが多く、また萎れてるものばかりなので、霧吹きで軽く水をかけておきます。土の表面が湿る程度です。軽くですよ。(葉にはかけません。oyageeは結構テキトーでガサツなんで、間違ってかけてますが…) |
16. | 1鉢完成です。 |
17. | 2鉢目も同じ方法で仕上げます。 |
18. | 2鉢並べてバランスを見ました。右の鉢の工法がちょっと寂しい気がします。ここに残ってる多肉を植え込んでいこうと思います。 |
19. | しかし、残ってるのは雑草のようなセダム・マンネングサのみ。これ、以前側溝で拾ってきて今や蔓延るだけ蔓延ってる側溝セダムと同じ系統ですね。正直、これを小さな鉢に植えていいものか悩んでしまいますが… |
20. | 結局植えました。しかも、切らずにそのまま、長いままで…(笑) |
植え終わりました。
ついでに掃除もしておきましょう。
今年の汚れは今年のうちに!
そんなキャッチコピーがありますね…
長いこと売り場に置かれてたら、水やりが適当で、葉が埃を被っており、汚れが付いたまま思いっきり葉に水やりしてます。
もしかして、汚れた水をやってるのかもしれません。
葉に水の残りシミや水あかなどがついたりしてます。
きれいにしてあげることで、多肉の葉が生き生きしてきます。
ここで登場するのが、oyagee棒。
どこかで聞いたことがあるような棒です…
最近、離婚が正式に決まって喜んでいらっしゃる某女性タレントさんが考案したなんとか棒ではありませんよ。
これはoyageeオリジナルのお掃除棒なんです。
似てる?
いえいえ、全く別物です。
以前、サンセベリアの葉の掃除の時にも登場しましたoyagee棒。
- サンセベリアの水やりラストワンは、いつ? 今? もう少し後? それとも、もう水断ちします? (17.11.08更新)
サンセベリアの掃除の時は割り箸でしたが、こちらは爪楊枝!
爪楊枝とキッチンペーパーという、どこの家庭にあるお手軽キッチン用品で簡単に作製でき、さらに小型化したお掃除棒なんです。
そして、このoyagee棒がさらなる進化が…
先をとがらせた、名付けて「Hyper!oyagee棒 」
どこがどういう風に進化したのか?
先端をちょっとだけ摘まんで引っ張り、軽くねじってとがらせると、多肉の中心の奥の奥まで入り込んだゴミや汚れがきれいに取れるように進化させました!
先端に霧吹きを軽くかけて水分を含ませれば、水の表面張力の効果でゴミや汚れがいとも簡単に吸い付くように取れるんです。
まさに画期的です!!!
oyagee棒を使ってのお掃除 編
01. | 葉に白い跡があります。これは多分水やり後の水が乾いた跡です。汚れが集まって乾いた跡なのか、水道水に含まれるカルキが固まったのかはわかりません。これを落としていこうと思います。「今年の汚れは今年のうちに!」が合言葉です。 |
02. | ここで登場するのがoyageeオリジナルのoyagee棒。 某女性タレントさんのなんとか棒ではありません。爪楊枝とキッチンペーパーでパパパっとできちゃいます。間違ってもティッシュでは作らないでください。水分を含ませたら破れやすいので、粉々に砕けて、余計に汚れます。キッチンペーパーがベストです。 |
03. | 軽く拭き取るようにしてください。 |
04. | ほらこの通り…きれいになりました。 |
進化した「oyagee棒 Hyper!」の使用方法 編
05. | 葉の表面はきれいに掃除できますが、こういう葉が大きく、筒のような葉を持つ多肉の掃除はどうするか? 奥まった部分はどうするか? |
06. | 仮に従来のoyagee棒を試しても、置くまで入り込むことができません。 |
07. | こういう時もご心配なく! このoyagee棒は進化するんです! 先を指でつまんで延ばし、クルクルクルっと軽くよじれば、尖ったoyagee棒のハイパー版が完成です。 これで奥の奥まで入り込めますね。 先端に水分を含ませれば、表面張力でゴミが簡単に吸い付きます。 |
08. | こんなにきれいになりました。中は芽の先の非常に柔らかい部分ですので、硬い爪楊枝でゴミやほこりをかき出すのは新芽を傷めることになりますので大変危険です。先端はキッチンペーパーを尖らせてるだけですので、芯に固い部分は一切ないですし、新芽に優しいoyagee棒Hyper!に仕上がってます。(ただし、芽の中は非常に柔らかい部分ですので、十分注意して行ってください。本当はやらない方がいいと思います…苦笑) |
これは便利です!
これ、特許取っちゃっていいですか?
多肉の葉の汚れが気にある皆さん、ぜひ、お試しあれ。
さて、本題に戻りますと、何故、ヨーグルトの空きカップに植え込んだか?
ヨーグルトの容器のままは飾りません。
鉢ポットに入れるんですが、このヨーグルトの、この容器のサイズじゃあないと合わないんです。
ブリキの缶がクリスマスのデザインなんですけど、ブリキ缶に直接多肉を植え込むのは抵抗があるんです。
だから、内側にもう1つ鉢を使いたいんですが、ビニールポットの(小)だと幅はピッタリなんですが、高さが足りないんです。
多肉を植え込んでも鉢から顔を出さないと思うんですよ。
これまでシルクジャスミンやナギの植替えにブリキ缶の鉢を使ったことがありました。
ブリキ缶には直接植えずに、内側のもう一つ別の容器に植物を植え込んでから、ブリキ缶を鉢ポットとして使ってたんです。
今回もこれに合う透明容器のプラカップを探したんです。
だけど、このサイズに合うプラカップがないんです。
どうしようかと考えてたら、ちょっと頑丈な作りのヨーグルトの容器がピッタリサイズで合ううことを発見しました。
高さが足りないんですが、これ、ふちがついてて、しかも頑丈なんで、ブリキ缶のふちに引っかかり、落ち込まないんです。
おまけにふちの色が白だから、今回のテーマの「紅白」に合ってて、はめ込んだ後も全然違和感がありません。
その紅白の鉢ポットがこれ!
赤と白のシンプルなデザインのブリキポット缶です。( 01.)
底穴は開いてません。( 02.)
見た目が、あまり派手に「クリスマス、クリスマス」してないですけど、こういうシンプルなデザインもいいんじゃあないしょうか?
これじゃあ物足りない? 寂しい?
それじゃあ、oyageeお得意の小物使いで!
困った時のオーナメント頼み…
それらしく見せるには、オーナメントが一番手っ取り早いでしょう…
100均で売ってるスノーマンとサンタの人形を飾ってみましょう。
これ、3.5cmの小さい小物ですので、空いてるスペースがあれば、置くだけです。( 05.)
今回は、前もって小物を置くって決めてたんです。( 06.)
置くことを前提に多肉を植え込みましたので、若干空きスペースを確保してました。
もう少しクリスマスな雰囲気が欲しい?
じゃあ、敷物もクリスマス仕様にしてみましょう。
これ、テーブルペーパーです。( 07.)
ほら、もう誰が見てもクリスマスの多肉の寄せ植えしか見えませんね(笑)( 08.)
これで完成です。
シンプル・イズ・ベストです。
多肉はごちゃごちゃしすぎてますが…
しかも、思いっきり萎れてますし…
水を軽くやってますので、明日には萎れた葉も持ち直し、復活してるでしょう。
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明日は第4夜です。
段々しんどくなってきました。
クリスマスのいろんな案は8日分考えてありますよ。
多肉の寄せ植えも8日分以上あるから問題ないんです。
飾り付けたり、写真を撮るのも苦じゃあないです。
楽しいから、全然問題ありません。
ブログがこの企画を書くのにギリギリいっぱいいっぱいで、他の植物や多肉のブログが書けない状態です。
溜まりに溜まりまくってます…(汗)